著者：一城れもん
『実は私、溺愛されてました！？～最低彼氏から最強彼氏へ～』
11話の解説と感想です♪
真白が念願だった皐月との同棲生活をスタートさせました♪
ここ最近ずっと辛い思いのしっぱなしだった皐月の傷ついた心を気遣って、
とにかく慎重に丁寧に皐月と過ごす時間を癒しの空間にしようと努める真白。
そんな真白の優しくて愛情に溢れた思いやりに触れて、
もちろん皐月の疲れた心と体はどんどんと癒されていきます。
元カレ・樹と暮らしていた頃とは正反対な穏やかでお互いを思いやる安らぎの空間。
それはまさに理想的だと言える同棲生活の滑り出しでした♪
「あのいつも冷静沈着な真白が、皐月との同棲生活にはしゃいじゃってる様子がカワイイな～♪」
10話の解説と感想はコチラです♪
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実は私、溺愛されてました！？ 【ネタバレ11話】世界は二人のためにある！
世界は二人のためにある
皐月の新居探しに付き合った真白が、持ち前の有能な営業スキルを駆使したことで、
念願だった皐月との”同棲生活”をスタートさせました♪
ずっと追いかけて来た皐月と同じ屋根の下で暮らせるその喜びが、
いつも冷静で皐月の前では大人の包容力を発動させていた真白を柄にもなくはしゃがせてしまいます。
こんなにも嬉しそうな真白の姿は見たことがない！
まだ樹や佳奈との一件で受けた心の傷が癒えきっていない皐月に対し、
とにかくこれ以上ない紳士的でソフトな振る舞いで皐月に接してゆく真白。
そんな真白と一緒に暮らし始めて心の平穏と安心感に身を委ねてゆく皐月がいました。
休日には二人で新居に使う家電や家庭グッズを見て回る皐月と真白はまるで”新婚夫婦”のようだ♪
とにかく真白がずっと笑顔で幸せそうだし、そんな彼の様子を見て自分も幸せな気持ちになる皐月。
世界は二人のためにある！
まさにそんな感じのラブラブモード真っ盛りな同棲生活の滑り出しでした。
やっとここまで漕ぎつけた♪
しあわせ～♪
真白の皐月をトロトロに甘やかす行動はまだまだ終わらない。
ショッピングから帰って来た皐月が疲れてソファーで転寝していると、
数分間じっと皐月の寝顔を眺めて幸せに浸っていた真白が優しく彼女を起こすと、
普段はあまり自分では料理をすることのない真白が、
市販のルウに書いてあるレシピ通りに作ったカレーを皐月に振る舞います。
もしかすると真白が唯一まともに作れるメニューなのかもしれない（笑）
元カレ・樹と暮らしていた頃は一度たりとも料理を作ってもらったことなどなかった皐月は、
ただ…大好きなカレシが自分のために作ってくれた料理というだけで美味しく頂きました。
「しあわせ～♪」
しんみりと心の底からにじみ出る幸福感が皐月の言葉になって出てきた。
そんな喜ぶ皐月の表情を見てなんとも嬉しそうな真白がいました。
幸せ色の食卓には前向きで明るい会話が飛び交います。
料理好きな皐月はもちろん今度は自分の手料理で真白の胃袋を満たしてあげたいと思い、
真白は真白でこれからも皐月に自分の手料理を食べてもらいたいから、
皐月から料理を習いたいと言い出します。
結果…二人で一緒に料理を作ろうという最高の着地で盛り上がる♪
だれが見ても順調でラブラブな同棲生活のワンシーンであり、
翌日からの仕事にも張りが出るってもんだ。
ただ…
もちろんこのまま二人の平和な同棲生活が続くはずもないわけで、
このあと皐月にちょっとした予想外の展開が待っていたのです。
それは…
会社で仕事中に上司から声を掛けられたところから始まります。
「高原さん…ちょっといいかな？」
なになになに…？
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11話の感想
冒頭でも書きましたが、いつも冷静沈着で余裕のある態度だったあの真白が、
皐月との同棲生活が始まってかなりはしゃいじゃってる様子がすごく可愛い～♪
「ホントに皐月のことが好きで好きでしょうがないんだろうな～！」
だって、男性が一度発情タイムに入ったら、そう簡単に行為を途中で止められるものではないはずです。
ましてや相手が同棲している彼女なのですから。
それなのに真白は皐月の身体がこわばっていると察知した途端、
ピタッとそれ以上のことをしないで我慢するんですから、
よほど皐月への愛情が深くないと普通はそんな我慢はできないはずだ。
ましてや”同棲生活初日の夜”なんて、
普通は解放されたがごとくベットの上で絡み合うのが基本でしょう。
だから…
「真白はすごく偉い！」
あくまでも皐月の気持ちを最優先している。
こんな彼氏は普通に素敵だ♪
ただ…
少し気になったのは、今回二人が同棲生活をスタートさせて、
色々と新居に必要な買い物をしている際に話していた会話の中で、
真白の家族にちょっと問題があるような雰囲気が漂っていましたね。
彼はすごく綺麗好きで掃除が得意なことも恐らくそのことと何か関係があるはずだ。
そういえば少年時代の真白は両親が共働きの鍵っ子で、
皐月が実のお姉さんのごとく面倒を見ていたことになっていたようですが、
その時、兄と妹との関係はどうだったんだろう…？
皐月の記憶にも真白の兄と妹の存在はなかったみたいだし。
今後は恐らく真白の親族関係のことでなにかひと悶着ありそうな感じです。
あと…
せっかくイイ感じに同棲生活が始まったところで、
「皐月に本社への出向指令…？」
上司は来週から本社へ…と言ってただけで、
本格的な移動ではないとは思うんだけど、一緒に行く相手が非常にまずい（汗）
なんと…
イケメンでパーソナルスペースが異常に近い上に、どこか皐月に気がありそうな辻くんですよ！
本社の場所がどこにあるのか分かりませんが、
自宅から通えない場所にあるなら相当ヤバいですね！
お泊りなわけですよね。
今の皐月がそう簡単に誘惑されてしまうとは思わないけど、
辻くんがどういう手段で皐月に”アプローチ”を仕掛けてくるかが分からないだけに、
真白としたらたまったもんじゃないだろうな～（汗）
ほんと真白は皐月の事を好きになったおかげで、ずっと辛く忍耐の恋を強いられていますね。
「さすがに可哀そうになってきます。」
さらに…
上司から辻くんと皐月が別室に呼ばれて、本社に行って欲しいと言われている時の辻くんの表情。
あれって事前に知っていたような表情でしたよね。
もしかしたら辻くんが一緒に本社へ行く人間を皐月がいいと指名したのかもしれません。
そもそも辻くんが転職してきた時の様子もなにか意味アリげな感じでしたし、
なんかムズムズするな～（汗）
これから何が起きるんだろう？
これ以上真白くんが皐月のことでヤキモキする姿は見てられないんだけど、
やっぱりまだ真白の試練は続くのかな～？
とりあえず皐月の出張前に一度だけでも真白くんに皐月と愛の確認をさせてあげて欲しい。
「ファイトだよ…真白くん！」
＞＞＞『実は私、溺愛されてました！？』12話の詳しい解説と感想はコチラ♪
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