著者:まなづき / 顧宮ちえ
『破滅の聖女は運命の夫の溺愛から逃れたい』
4話の解説と感想です♪
ローザの寝込みを襲ったブリードが、その場に駆けつけたクロードにボコられたあげくに、
左腕を強力なクロードの”魔力”でもって丸焦げにされてしまった…(汗)
一刻も早く回復処置を施さなくてはブリードの腕は壊死してしまう大ピンチなのですが、
アリシアが先ほどローザからすり替えた聖石を使えばなんなくブリードの腕は助かるようで、
そのことをクロードがアリシアに伝えるのですが、
自分の懐から聖石を取り出した時点で、聖石すり替えの罪を認めることになるアリシアは、
ブリードの腕の回復よりも自身の保身を優先させて聖石を出さないつもりのようだ。
果たしてこのままブリードの腕は腐って壊死してしまうのか…?
実に面白い展開です…♪
「笑ってしまうほど愚かで腐りきったベトール家の全員が漏れなくちゃんと地獄へ堕ちることを望みます…。」
3話の解説と感想はコチラです♪
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破滅の聖女は運命の夫の溺愛から逃れたい【ネタバレ4話】聖女である証明!
聖石すり替えの罪
ローザを力ずくで凌辱しようとしているブリードに強烈なサイドキックをお見舞いして、
さらにバッキバキの魔力でもってブリードの左腕を容赦なく黒焦げにしたクロード。
ブリードの変色した腕はすぐに回復処置を施さないと壊死してしまう大ピンチだ…(汗)
そこでクロードはヒステリックな声を上げて兄を心配するアリシアに向かって言いました。
ローザから奪った聖石を使えばブリードの腕はすぐに回復すると…。
その瞬間…一気にアリシアの表情が強張る…。
クロードはすべてお見通しの上でアリシアに聖石すり替えの罪をこの場で認めさせようとしたのです。
しかし…兄の腕のことなんかよりも自らの保身を優先させたアリシアは、
すり替えた聖石のことは知らぬ存ぜぬで貫こうとします。
だけど…アリシアと共謀して聖石すり替えを行ったブリードは、
アリシアがローザの聖石と魔石をすり替えて懐に隠し持っていることを知っているわけで、
ここから兄妹の「助けろ…」「無理…」という醜い言い争いを演じることになり、
そんなおバカ兄妹による責任をなすりつけ合う光景を見たクロードが、
「全く…この兄妹は凝りていないようだな…(汗)」
とため息をついたその時でした。
教会派 神聖騎士団のホルストが、聖石が使われている自分の徽章を差し出して、
ローザにこれでブリードの腕を回復させてほしいと言い出しました。
えっ…!?
なぜ自分にではなくてローザなの?という驚いた表情のアリシアをよそに、
どうやらホルストはローザの神聖力にとても興味を示しているらしく、
この機会にローザの聖女としての能力を見極めようとしているようだ…。
聖女である証明
ホルストの徽章を使ってローザがブリードの腕を回復させる提案は、すぐさまクロードによって却下されますが、
ホルストから現時点でのローザは、聖女判定の審議において微妙な立場にあることを指摘されると、
クロードはその意見には納得して、ローザに神聖力があるぞということを証明させるために、
自らの腕を魔力で黒焦げにしたうえで、魔石が使われているクロードの徽章を使って、
ローザにたった今こんがり焼いた腕を回復処置させることにしたのです。
もし…
ローザが魔石の使われた徽章で聖女の力をもってクロードの腕を回復させることができれば、
ローザにかけられているは魔女の汚名を払しょくすると同時に、聖女である証明もできる。
持てる限りのパワーを込めてクロードの腕を回復させることに集中するローザ。
数秒後…見事にクロードの腕は回復して元通りになった…。
ローザはたくさんの人々が見守る中で自らが聖女であることを証明して見せた。
力を出し終えたローザはその場で力尽きて、クロードの腕の中に包まれて意識を失いました。
すると…
このままローザを酷い目に合わせたベトール家にローザを置いておけないとして、
クロードは皇帝騎士団でローザは預かると言い放ってさっさとベトール家の屋敷を後にしたのです。
このあと…
ローザとクロードがいなくなったベトール家では、
ホルストがベトール家の両親にある”希望”を伝えていました。
さてその驚きの内容とは…?
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4話の感想まとめ
さすが期待通りのクズっぷりを見せてくれた極悪令嬢アリシアちゃんでございますが、
自らの保身のためならお兄ちゃんの腕が壊死することなんてお構いなしの逃げっぷりが彼女らしい♪
クズ兄妹の醜い責任のなすりつけ合いも今回の大きな見どころで笑わせてもらいましたし、
きっちりと理論立てて逃がさないようにアリシアを追い詰めてゆくクロードに対して、
おバカ丸出しな言い逃れと恥の上塗りをしまくっていたアリシア。
「すごく楽しい♪」
加えて、ベトール家のバカ兄妹の二人があまりにも愚かすぎるもんだから、
ローザの素晴らしい人となりがより際立つという作用が働いて、
クロードはおろか神聖騎士団のホルストまでもがローザに”ゾッコン状態”となっています…(汗)
意図せずとんでもないモテ期に直面することとなったローザですが、
彼女からすればタイムリープ前と今では状況が大きく変わり過ぎていて、
そのすさまじく変わってしまった2度目の人生にどう対処すればいいのか混乱している状況です。
方向的にはすごくうまくいってるように見えますが、
ただ…今回のレイプ事件で完全にホルストとからロックオンされてしまったローザちゃん。
「これはなかなか厄介ですよ…(汗)」
なにせベトール家はガチガチの教会派の貴族ですから、
同じ教会派の五代貴族・ハミエル大公家のホルストとの縁談は、ベトール家の両親にとって願ってもない相手です。
ただ…
ホルストと言えば、タイムリープ前の世界では、アリシアの婚約者だった人物であり、
もちろんのことベトール家の両親としては、かなり苦渋の決断を迫られることになるわけです。
ハミエル大公家との縁組はすごくありがたいことだけど、
嫁がせる娘がベトール家の長女 アリシアではなく、
家族の一員として認めてこなかったローザを嫁がせることになるのですから、
はいそうですかと受け入れるのは難しいだろう。
なんとかしてローザではなくアリシアをホルストに嫁がせようとするに違いない。
そこが皇帝派のクロードがまだ十分にローザと一緒になるチャンスがある要因だ。
問題はホルストのローザに対する気持ちの大きさということになるのかな…?
タイムリープ前のホルストは、ほとんどローザの存在や人となりを知らずにアリシアと婚約したと思われます。
でも今回はローザの美しい心根や人柄を知ってしまいましたし、
その一方ではありえないアリシアの極悪非道っぷりも目撃してしたのです。
この4話で見せていたホルストのアリシアに対する態度を見ていれば、
まちがっても彼がアリシアと婚約するとは思えないわけで、
アリシアは自らの持つどす黒い根性を晒してしまったせいで、
本来訪れるはずの幸福な未来をぶち壊しにしてしまったわけだ…。
もちろんすべてはアリシアの身から出た錆であり、自業自得な今回の屈辱的大失態なわけです。
といっても…このままおとなしく引き下がっているような極悪令嬢アリシアではないでしょう。
きっとまたバカ兄貴とともにローザへ何か攻撃してくるはずです。
だからまだまだ油断はできません。
ちゃんとローザを守ってあげてね…クロードさま♪
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