『嗤うサレ妻 復讐の好機は逃さない』
著 者:黒田しのぶ
掲載雑誌:マンガよもんが
ジャンル:女性漫画
配信開始:2024年06月27日
「あの日飲み込んだ後悔は間違いだった…」
結婚直前に見つかった”浮気疑惑”を曖昧にしたまま、同じ職場で働く光汰との結婚に踏み切った主人公の紗雪。
しかし…1年間の信頼再構築の努力も虚しく、沙雪は結婚して初めての結婚記念日に新たな浮気の証拠を発見することに…。
「あぁ…また私はサレ妻になってしまったみたいだ…。」
その瞬間…紗雪はついに覚悟を決めて夫への復讐を決行すべく水面下である計画を開始する…。
『嗤うサレ妻』の見どころ
クズ夫を断罪する新妻の痛快な復讐劇を描いたヒューマン女性漫画の新連載がスタートしたので皆様と共有いたします。
作品名は『嗤うサレ妻 』という、いかにも妻が夫をやっつける映像が浮かんでくるような興奮度の高いタイトルで、
2024年6月27日より国内の老舗の電子コミックサイト『まんが王国』で先行配信が始まりました。
まずもって注目は本作の著者・黒田しのぶ先生です。
黒田先生と言えば、2024年の1月に、人気作の『消せない「私」 ~炎上しつづけるデジタルタトゥー~』がドラマ化されたいま話題の漫画家さんで、
むき出しな女性のリアリズムや深い心理描写で読者を魅了する作品を数多く生み出され、
そして今回もまたサイト主のまるしーが三度の飯より大好きな不倫ドロドロ愛憎復讐シリーズをリリースしてくださったわけです!
『まんが王国』のサイトで先行配信作品の案内ページを見たその瞬間に読み始めて、
その数十分後には、現在リリースされている第3話まで一気読みさせていただきました…(笑)
はい…読んでみてやはりまるしーの直観に間違いはありませんでした。
「すごくヒリヒリと焼け付く夫婦の不倫愛憎劇でツボりまくりでございます…♪」
見どころは練り込まれたシナリオ
まるしーが『嗤うサレ妻 』を第3話まで読み終えた時点で感じた作品の見どころは、
「しっかりと練り込まれたシナリオの面白さです!」
いまや【サレ妻の復讐劇】を題材に描かれた作品は世の中に吐いて捨てるほどリリースされている人気ジャンルですが、
多くの作品が過去のヒット作の内容を踏襲して細かい設定を変えただけという傀儡作品的なストーリーが横行している中で、
本作のサレ妻復讐劇のストーリーは、それらとは一線を画す、一味も二味も違った面白い作品になっております。
具体的にそれがどこかを説明すると、物語の重要部分のネタバレになってしまいますので差し控えますが、
- 主人公の妻・沙雪が「またサレ妻になった」という設定
- 夫の浮気の証拠を集めていく過程見せる沙雪の行動
などなど…
さすが黒田先生と思わず唸ってしまう驚きの仕掛けや、読者の心をグイグイ引き付けるヒリヒリとする展開がたまらないのです。
なので…サレ妻復讐系のヒューマンドラマがお好きな人にはかなりお勧めの作品でございます…♪
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嗤うサレ妻 【ネタバレ解説】復讐の好機は逃さない
1話:再びサレ妻になった自分
この物語は『その日 私は、またサレ妻になった…』という主人公の新婚妻・黒崎 沙雪によるショッキングな心の声から幕を開けます。
ちょうど1年前に同じ会社の別部署に勤める光汰と結婚した沙雪は、光汰との結婚式直前に彼の浮気疑惑が発覚するというアクシデントに見舞われ、
その時は結婚式を数日前に控えた時期という大人な事情と、紛らわしい行動をとったとして光汰が誠心誠意言葉を尽くして沙雪に謝罪したことで、
光汰の浮気疑惑は真偽不明のまま、なにか喉に詰まった感覚をぬぐい切れない気持ちで結婚生活に突入した沙雪でした。
それから1年の間、いろんな思いを飲み込みながら二人の信頼関係の再構築に取り組んできて、
ようやく初めての”結婚記念日”を迎えたこの日を区切りとして、結婚前の浮気疑惑はスッパリと水に流そうと考えていた沙雪がいたのです…。
なのに…そんな彼女の気持ちを粉々に打ち砕く大事件が勃発いたします!
それは…ふいに沙雪の視線に入った光汰のスマホ画面に表示された浮気を匂わす衝撃のメッセージでした…。
それを見た沙雪は、再びサレ妻になった自分を自覚したのです…。
2話:許せない!
「エッチな下着また買っちゃった♥似合う?」
光汰のスマホ画面に映し出されたその悍ましいメッセージは、明らかに浮気相手らしき女性からだと想像させる内容でした。
あぁ…
{私はこの1年間ずっと夫から裏切られていたんだ…}
沙雪の中で光汰に対する激しい怒りと復讐心がメラメラと燃え上がっていきます。
「許せない!」
今度こそ絶対に暴いてやる!
この日、自分を裏切った夫への復讐を心に誓った沙雪は、さっそく浮気の証拠集めに取り掛かるのですが、
いざ始めてみるとこれが中々一筋縄ではいかない厄介な大仕事で…
3話:指紋認証
光汰が浮気している証拠は、やはり彼のスマホの中身を見る以外に有効な手段がないと考えた沙雪は、
眠っている光汰の指を使って指紋認証のロック解除しようとしたのですが、あえなく失敗に終わってしまい、
その後いろいろと考えた結果…以前仕事の関係で得た知識をヒントに、夫のスマホの指紋認証を突破できる方法を試してみることにしたのです…。
結婚前から光汰が浮気していたこともショックで腹立たしいことですが、
この1年彼と生活してきた中で、時折沙雪はイラっとする光汰の上から目線な言動にもモヤついていたのです。
この3話では、仕事ができる”バリキャリ”な沙雪が本来の有能さを発揮するエピソードが描かれています…。
4話:仕組まれた出会い
光汰のスマホに自分の指紋を登録していつでもロック解除できる準備を整えた沙雪。
方や光汰と沙雪を別れさせて妻の座を奪い取ろうと企む光汰の浮気相手・三船朱里が知り合いのコンカフェ店員のスオウを使ってハニートラップを仕掛ける動きに出た。
まさか自分の妻と浮気相手の女性が水面下でジワジワと動き出しているとは夢にも思わない光汰。
3人の中で一番マヌケなのは間違いなくこの男だ。
そんなある日のこと、社内でたまたま光汰と朱里が仕事の打ち合わせと称して一緒にいるところへ出くわした紗雪は、
明らかに自分へ挑発的な態度をとってくる樹里にイヤな胸騒ぎを感じて…
朱里が自ら墓穴を掘ったことでコンカフェ店員・スオウとの仕組まれた出会いに気づくことができた紗雪。
光汰=朱里→スオウの3人が頭の中で一本の線に繋がった紗雪がこれからどういう行動を見せてくれるのか…?
5話:スオウに接触
光汰の浮気相手と思われる朱里と繋がっているスオウが接触してきたことで、何らかの意図があることを感じた紗雪は、
自らスオウに接触することで相手の出方を見定めようと、彼の働いているコンカフェに客として訪れました。
一方、朱里から詳しい説明もなく、ただ紗雪と仲良くなってくれと頼まれたスオウは、
そこまで深く考えずにいつもの女性を口説く調子で紗雪を落とそうとするのですが、
これまで自分が口説いてきた女性たちと違って、良識ある紗雪の人柄に戸惑いを感じ、ちょっとした罪悪感を覚えてしまいます。
結局…紗雪を落とせなかったスオウは、朱里になぜ自分が普通にイイ人そうな紗雪を誘惑して欲しいのかを尋ねます。
すると朱里は、自分の親友の夫が紗雪と浮気しているという作り話をしてスオウの正義感を煽り、再び紗雪へのアプローチを促したのです…
6話:臭いものに蓋
スオウに光汰と朱里の浮気現場を見せ、彼を協力者にしようと目論んでいた紗雪の計画。
しかし、思わぬ展開が待ち受けていました。スオウが予想外の行動を取り、光汰と朱里の姿を見るなり突撃してしまったのです…(汗)
この出来事で紗雪の計画は崩れ去り、スオウを使って浮気の証拠を確保するという目論見も完全に狂ってしまい、浮気追及のチャンスを失ってしまいました。
「もし、このまま何もなかったことにすれば、夫婦関係は波風立たないかもしれない…」
そんな迷いが紗雪の心に渦巻きます。しかし、その揺れ動く心を見透かしたかのように、職場の同期で親友の二之前 藍が鋭く言い放ちます。
「臭いものに蓋をしているだけじゃない?」と、核心を突く一言が紗雪の胸に突き刺さります。
確かに紗雪は、怒るタイミングを逃してしまったことで、光汰の浮気をなかったことにして自分自身を納得させようとしていたのです。
しかし、藍のセリフで紗雪はかつて夫を許さないと誓った日のことを思い出し、自分の弱さにため息をつく…。
果たして、彼女はこのまま夫を許し、静かに過去を流してしまうのか、それとも…?
7話:無能編集者
前回、紗雪の携帯に送られてきた謎のショートメッセージ…。
その内容は、光汰の浮気を暴露する衝撃的なものでした。しかもそのメールは、まさかの光汰本人の携帯から送られていたのです。
「一体、誰が何の目的でこんなことを…!?」
と不穏な空気が漂う中、物語はさらに波乱の展開へ…。
一方、朱里との浮気を隠し通し、しれっと「良き夫」を装う光汰。
そんな彼の前に、新たな誘惑が訪れます。その相手は、光汰が担当する原作漫画のドラマでヒロイン役を務める女優、二葉沙苗。
実は、光汰が有名な少年漫画の副編集長にまでなれたのは、妻・紗雪が優れたセンスで発掘した作品のおかげ。
にも関わらず、彼はまた新しい女性との出会いに心ときめかせている始末…。
今回は光汰視点で物語が進み、彼のコンプレックスや、仕事に対する浅はかな姿勢が垣間見える内容でした。
実力もないのに評価される無能編集者という彼の“裏の顔”が、しっかりと浮き彫りになっています。
8話:ウソをつかない
「私に隠してることあるでしょ?」
紗雪からの鋭い問いかけに、わかりやすすぎるほど動揺する光汰。
彼は支離滅裂なリアクションでその場を誤魔化そうとしますが、その見苦しい姿に紗雪は心底ガッカリ。
実は二人は結婚前、「ウソをつかない」という夫婦の取り決め事項を決めていました。
しかし、朱里との浮気を経て「もう浮気はやめよう」と一瞬だけ反省した光汰も、気がつけばまた同じ過ちを繰り返そうとしています。
もちろん今度の相手は、例の女優・二葉沙苗であり、彼女と仕事で顔を合わせると、次なるロマンスを期待してしまうという、まったく学ばない光汰…。
「相変わらずこの男、最低すぎるクズ野郎だ…(汗)」
そして、謎のショートメッセージの送り主は一体誰なのか…?
今のところまだ不明です…。
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『嗤うサレ妻 』の感想まとめ
この作品の冒頭シーンでもあり、作品紹介の冒頭コメントでもある、「私はまたサレ妻になった」というこの11文字のフレーズが最高ですね!
サイト主のまるしーはこの秀逸なコピーに興味をそそられて気づけば3話まで一気に課金済みという結果でございます…(汗)
言い方からして詐欺に遭ったみたいな感じになっていますが全くそうではなくて、見事にツボにハマりましたと言う意味でございます。
登場人物のキャラ、主人公夫婦の背景、旦那の浮気を発見して、絶望の末に行きつく復讐への扉…。
1話から3話まで何の文句もつけようのないドキドキ・ハラハラの手に汗握る渋い展開でございました。
特に第3話で主人公の妻・沙雪がプラスチック粘土を使って夫・光汰の指紋を採取するシーンはすごくワクワクしましたし、
無事に光汰のスマホの指紋認証を突破した際は、自分のことでもないのに思わずガッツポーズしちゃいました(笑)
なんたってこのまるしーも人妻ですから、光汰みたいな最低のクズ夫は許せません!
珍しく今回は最初からヒロインの沙雪に寄り添った視点でストーリーを追いかけています。
なにをどう考えても、沙雪と光汰夫妻の関係においては、100対0で光汰が言い訳の余地なしで悪いですから、
まるしーとしては、新婚ホヤホヤで妻を裏切る最低な光汰と、人の夫を平気で奪おうとする朱里は許しがたい人種であり、
この二人がきっちりと社会的に抹殺されていく様子を見ないと気がすまないところまで物語の世界に入り込んでしまいました…(汗)
とにかく見ていて沙雪さんが不憫でお気の毒でたまらない反面、夫の光汰には殺意さえ抱くほどムカついている!
クズ夫光汰
まずもってクズ夫の光汰に「お前みたいなモブキャラ夫が偉そうに浮気してんなよ!」感を抱くまるしーいます。
いかにもな草食系で冴えない男の代表みたいなキャラの光汰なくせに、ちょくちょく沙雪にマウントを取る場面が非常にムカつく!
恐らく仕事が上手くいきだしてから調子に乗ってしまったんだろうな~
本来はガチガチなヘタレ男の筆頭キャラなくせに…。
「これから沙雪にきっちり地獄へ堕とされろ!」
朱里のクズっぷり
光汰に続いてこの物語を盛り上げてくれているのは、下品なうえに性格も最悪でスーパーヒールキャラの王道を突っ走る朱里のクズっぷりです…♪
これぞ正真正銘の”悪女”というに相応しい見事なクズっぷりかつ人格で、読者の苛立ちストレスを溜めまくってくれるスーパー悪女の朱里さんですが、
彼女の場合は度を超えてやることなすことがぶっ飛んでいるので、光汰に抱くイラっとする感覚は不思議と生まれてくない。
朱里の域まで精神が腐りきっていたら、もはや彼女に対する怒りはどこかえ消えて、どこまでクズなのか、行きつく先を追いかけたくなる悪女キャラなのです…♪
朱里に関しては嫌いなタイプではないまるしーです…♪
『まんが王国』で試し読み
今紹介した『嗤うサレ妻 復讐の好機は逃さない』の試し読みは、先行配信中の『まんが王国』で読むことができます。
サイト主のまるしーがヘビーユーザーとしてお世話になっている『まんが王国』は、豊富なラインナップの作品を取り揃えた人気のオンライン漫画プラットフォームで、
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『嗤うサレ妻』を読んだ人にお勧めの作品はコチラ
『嗤うサレ妻 』を読んだ人にお勧めの作品を二つ紹介させていただきます…。
どちらの作品もまるしーがドキドキ、ワクワクしながら読んだ不倫愛憎劇なので、どうぞお楽しみください…♪