著者：大口みなと/ 愛栖来鈴
『うちの夫、やばくないですか？』
小田島夫婦の問題は妻の真帆が圧巻のパワー勝負でで夫の剛を抑え込んだことで離婚という道を選ばずに夫婦関係を継続しました。
今回の7話では、ヤバい夫3人目となる華子の夫・正敏が登場します…！
ここまで美咲と真帆のこじれた夫婦問題の一部始終を身近で見たり聞いたり、時には美咲と真帆をフォローしてきた華子ですが、
実のところは、この華子こそが一番ヤバい夫の被害を受けている張本人だったのかもしれない…（汗）
前回第6話のラストシーンでは、華子の岩井家がどんなふうにヤバいのか、その片鱗がすでに垣間見えていました…。
息子夫婦の家に事前の連絡もなく合鍵を使って勝手に上がり込んだ上に、無断で夕食の支度をしている義母のやりたい放題…（汗）
そうです…！
華子の家庭問題はとてつもないマザコン夫とモンスター姑に辟易としている日常を抱えて苦しんでいることでした…。
最後のヤバい夫は度が過ぎたマザコン夫というわけです…。
「夫婦間トラブルにおけるケースで絶対に欠かせないのがマザコンと姑というテーマはやっぱりはずせませんよね…。」
6話の解説と感想はコチラです♪
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うちの夫やばくないですか【7話】ネタバレありの感想｜とてつもないマザコン夫とモンスター姑
とてつもないマザコン夫
たしかに…華子の夫・正敏はとてつもないマザコン夫と呼ぶにふさわしい極度のマザコンを患ったヤバすぎる夫です…。
ラストにして最強のヤバい夫が登場してきたということですね！
結婚生活において昔から「嫁姑問題」というのはいまだに永遠のテーマと言っても過言ではないくらいに重大な課題だと思います。
割合で言うと全国の家庭で3軒に1軒はこの「嫁姑問題」で嫁か姑のどちらかが悩みを抱えているのではないかと思います。
本作ではその3分の1が華子の岩井家だったということですね…（汗）
そして…サイト主のまるしーが岩井家の現状を見た限り、華子が進むべき道はもはや“離婚”の一択しかないような気がしています。
「もっと言えば悩んでる暇なんてないです。」
姑の華子に対する旧態然とした酷い接し方も令和の世の中ではありえないものですし、夫のマザコンっぷりも明らかに度が過ぎています。
特に母親と一緒に正敏がお風呂へ入っているシーンには度肝を抜かれました…。
さすがにアレはないきつ過ぎます…（汗）
あそこまでマザコン度が深い状態だとそこからの脱却はほぼ不可能と考えてよいでしょう。
速やかに協議離婚の決断をして無傷の内に別れましょう…。
ただ…夫の浮気やギャンブルで離婚する場合と違って、マザコン夫との離婚では夫側が有責配偶者とならないので、離婚する際の慰謝料が取れないのが辛いところです。
「あくまでも有責配偶者は夫なのに…。」
それでも華子は一刻も早く岩井親子とは縁を切るべきだと思う気持ちは変わらないが…。
モンスター姑
まるしーの知る限り「嫁姑問題」が大きく取りざたされていた時代って昭和の時代ピークで、平成になるとあまり多くは聞かなくなったのですが、
令和の時代になってまたよく耳にするようになったのです。
しかし…まるしーが見聞きしてきたその「嫁姑問題」は昭和と令和では中身に変化が生じているのです。
その変化とは…母親と息子の関係性ですね。
昭和時代のマザコン夫というのはモンスター姑に絶対服従している構図がほとんどで、マザコン夫は母親の言いなりというのが一般的なセオリーでした。
でも令和のマザコン夫はちがって、母親に絶対服従というわけではなく、母親と相思相愛というパターンが多くみられるのです。
これはモンスター姑になった母親が息子を自分の恋人のように接して育ててきたことが原因だと思われ、夫との夫婦関係が冷めきった妻に多い現象です。
つまり夫の代わりを息子にさせているのです。
本作に登場する華子の夫・正敏は明らかにその代表的な令和のマザコン夫の特徴が現れていて、母親を溺愛している様子が窺えます。
何の恥ずかしげもなく母親の何から何までを褒めたたえてそれを妻に自慢するキモ過ぎる態度。
母親が長年に渡って息子を恋人として作り上げてきた成果が出た結果です！
これはもはや強力な洗脳と同じなので、もしその洗脳を解くには同じくらいの年月が必要だから不可能に近い！
よってやはり華子の取るべき選択は離婚一択しか考えられないということになる…。
恐るべし令和のモンスター姑よ…！
離婚原因
令和3年の司法統計から見た夫婦の主な離婚原因はざっとこんな感じです。
この統計を見てみると離婚原因の1位は「性格の不一致」であり、驚くべきことに「嫁姑問題」で離婚する夫婦は5位にも入っていませんでした。
ということは今の時代で嫁姑の問題で離婚にまで発展するケースは少ないということです。
姑に不満やストレスを抱えていても離婚までは決断しないとなると、今回の華子も離婚という道を選ばない可能性がありますね。
かといって華子はあのとてつもないマザコン夫・正敏と今後も夫婦関係を続けて行けるのか…？
まるしーには正敏と母親の関係がこれから劇的に変化するとはまったく想像すらできないのですが…
どんな結末のなるのか今はとりあえず華子の奮闘を見守りましょう…。
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美咲、真帆の親友。専業主婦、子供なし
華子の夫、公務員、とてつもないマザコンを患っている。
美咲、華子の親友、既婚者のバリキャリ。つい最近夫婦の修羅場を迎えていた。
真帆の夫。大手企業に勤めていて元は真帆の上司。
真帆と剛の幼い息子。
真帆、華子の親友。つい最近離婚した。
美咲の夫。絶倫ロンリネスにして絶倫ピコリンコ