【ネタバレ注意】漫画『悪役令嬢の成り上がり』感想!あらすじと見どころを徹底解説!

『悪役令嬢の成り上がり~隣国で宝石の聖女と呼ばれるまで~』1巻表紙

『悪役令嬢の成り上がり~隣国で宝石の聖女と呼ばれるまで~』

  • 著者笹塚だい/三萩せんや
  • ジャンル:女性マンガ
  • 出版社:双葉社
  • 雑誌・モンスターコミックスf
  • 電子版発売日:2025年8月22日

悪女は全てお見通し!?『宝石喰いの悪女』が人生逆転する爽快ファンタジー!

大量の宝石を収集し、『宝石喰いの悪女』として国民から嫌われている公爵令嬢・エリザベート。

彼女は婚約者であるマーキス王子から婚約破棄を告げられ、国外追放を命じられてしまう。

しかし、その裏には彼女の「秘められた能力」が関係していました。

さらに、彼女が「ゴミ屑」と言い放った国宝のティアラには、ある秘密が隠されているようで…。

類まれなる宝石の鑑定眼を持つエリザは、この逆境をどう乗り越えるのか?

隣国の皇太子も関わる、悪女による痛快な成り上がりファンタジー

予想を裏切る展開と、華やかな宝石の魅力が詰まった本作は、悪役令嬢モノが好きな方にあ絶対に刺さるはずです!

本作の注目ポイント!
  • 「悪女は全てお見通し!?」のキャッチーな設定と、爽快な成り上がりストーリーに注目
  • 宝石の鑑定眼を持つ主人公・エリザベートの痛快活躍が大きな見どころ!
  • 主人公を追放した国と、彼女を迎え入れた隣国の思惑が交錯するミステリアスな展開に注目!

今回ご紹介するのは、ただの悪役令嬢ものでは終わらない、一筋縄ではいかない痛快サクセスファンタジー!

悪女と呼ばれた令嬢が、その真の力で華麗に人生を逆転させる姿から目が離せません!

『悪役令嬢の成り上がり』見どころ&著者紹介

『悪役令嬢の成り上がり』の見どころ

本作の最大の魅力は、悪女と蔑まれながらも、その圧倒的な才能で成り上がっていく主人公・エリザベートの姿にあります。

宝石収集家として知られる彼女ですが、実は類まれな宝石の鑑定眼を持っており、その真実が明らかになったとき、物語は大きく動き出します。

婚約者のマーキス王子に婚約破棄国外追放を命じられた彼女が、隣国の皇太子の庇護のもと、どのようにしてその力を発揮していくのか、その展開に胸が躍ります。

また、彼女が「ゴミ屑」と言い放った国宝のティアラの秘密など、随所にちりばめられた「謎」が読者の好奇心を刺激します。

ただのざまぁ系ではない、主人公の知性と実力が光る本格的な成り上がりファンタジーとして、読者を魅了する要素が満載の推し作品です♪

著者:笹塚だい先生を深堀り

本作の作画を担当する笹塚だい先生は、主に電子コミックレーベルで活躍されている人気の漫画家さんで、「デジコレ TEENS LOVE」「マーマレードコミックス」などの媒体でで作品を発表されています。

先生の作風は、年下御曹司肉食系男子など、キャラクターの意外な一面(ギャップ萌え)と、読者の心を掴む濃密な『恋愛描写』が特徴です。

また、女性向けTL(ティーンズラブ)ジャンルの王道的な展開を巧みに描くことにも定評があり、多くの読者から絶大な支持を集めておられます。

代表作には、見た目はかわいい後輩が実は肉食な御曹司だったという設定の『年下御曹司の裏の顔 隠れケモノ男子に翻弄されています』や、

双子の御曹司との「甘い婚約生活」を描いた『僕らの愛撫でイッてごらん?~双子御曹司とH付き甘々婚約生活~』などがあります。

これらの作品からもわかるように、先生は読者の願望をくすぐる設定と、心温まるストーリーテリングに長けた作家であり、

その手腕は今回の『悪役令嬢の成り上がり』でも存分に発揮されていると思います。

原作者:萩せんや先生を深堀り

本作の原作者・三萩せんや先生は多岐にわたるジャンルで活躍されている実力派の作家さんで、

これまでに複数の文学賞を受賞されており、その才能あふれる創作力は誰もが知るところです。

主な受賞歴として、第7回GA文庫大賞〈奨励賞〉、第20回スニーカー大賞〈特別賞〉、そして第2回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞〈大賞〉などがあります。

代表作は、高2の主人公が不思議な書店でアルバイトを始め、魂の宿る本と出会う『神さまのいる書店 まほろばの夏』や、

リモート授業をきっかけにクラス一の美少女と同居することになる『リモート授業になったらクラス1の美少女と同居することになった』など、いずれも読者の心を温かく包み込む物語を描いておられます。

先生の作風は、現代ファンタジーから青春ラブコメまで幅広く、読む人を励ましたり癒したりする温かさが貫かれており、

今回の『悪役令嬢の成り上がり』でも、その繊細で心に響くストーリーテリングが、物語に深みを与えています。

ちなみに本作のベースとなる先生の原作小説『宝石喰いの悪女』というタイトルのラノベ小説です。


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各話のネタバレ&あらすじ解説

1話2話3話4話5話
6話7話8話9話10話
登場人物
  • エリザベート・クラリス・フォン・ルヴィエール
    宝石収集家であり、王子の婚約者。国民からは『宝石喰いの悪女』として嫌われているが、実は類まれなる宝石の鑑定眼を持つ。彼女が鑑定した宝石は真贋だけでなく、秘められた魔力や価値を見抜くことができる。
  • マーキス王子
    コレニア国の王子でエリザベートの婚約者。女好きで、プリシラという情婦がいる。
  • プリシラ
    マーキス王子の情婦。
  • ラドルフ
    エリザの兄。領主。
  • アレクサンドル・ルクシア・テオドリス・フォン・ディミトリア
    ディミトリア帝国の皇太子。

1話:宝石喰いの悪女

あらすじ・ストーリー

大量の宝石を収集し、国民から『宝石喰いの悪女』と嫌われている公爵令嬢・エリザ。 

浮気者の婚約者・マーキス王子との結婚式で戴冠された国宝のティアラを「ゴミ屑」と言い放った彼女は、王子から婚約破棄と国外追放を命じられてしまう。 

そんな時、隣国の皇太子がエリザを連れ帰りたいと申し出た。

実は類まれなる宝石の鑑定眼を持つエリザ。

彼女が「ゴミ屑」と言った国宝にはある秘密が隠されているようで――。 

悪女は全てお見通し!? 悪女の成り上がりファンタジー、開幕!

まるしー

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2話:贋作ティアラと救世主

国家・国民のために無能王子・マーキスとの政略結婚を受け入れたエリザに、さらなる悲劇が襲い掛かります。

自分へのいわれなき誹謗中傷に耐え忍んで、やっと迎えたマーキスとの結婚式の当日。

なんとエリザは、マーキスの手から自分に被されようとした王妃となる証でもある『国宝のティアラ』を手で払いのけた挙句に、

「こんなゴミ屑はいらない」と衆人環視のもとで公言してしまいました。

それがマーキスと彼の愛人・プリシラの仕掛けた「罠」だと気づかずに…。

もちろん即座にエリザの不敬なる行動を理由に、その場でマーキスは婚約破棄を宣言するとともに、国外追放を言い渡し、同時にプリシラとの婚約を発表しました。

この流れがエリザにとってなんとも絶望的な理由は、たとえエリザが国宝のティアラを「贋作」だと見破ったとしても、王子の手から払いのけたという行為は完全に悪手でしかないからです。

絵に描いたような絶体絶命の窮地に追い込まれてしまった彼女ですが、そこでまさかの救世主が現れます。

その人物とは、なんとディミトリア帝国の次期皇帝・アレクサンドル皇太子でした。

彼は、エリザがティアラを払いのけた理由には二通りの意味があると推察し、そのことを皆の前で彼女に問いかけたのです。

「国宝がエリザの価値観ではゴミ屑だった」のか、もしくは「国宝そのものが偽物だからゴミ屑と言った」のか?

もちろんエリザは即座に後者だと答えました。

これでエリザの悪意なき行動は証明されたのですが、まだ問題は残っています。

その方法に問題があったとされる責めをどう凌ぐかという厄介な難題!

でも、アレクサンドル皇太子はその問題をクリアすべく、とんでもない提案を国王陛下に持ち掛けたのです。

果たしてその突拍子もない提案とは一体…?

3話:結婚式は大混乱の結末へ

アレクサンドルは国王陛下に、もしエリザの主張する通りに国宝のティアラ「贋作」だったならばら、

「彼女を自分にください」と、エリザと結婚したい意思を示したのです。

「えっ…?」

誰もが彼の発言に耳を疑いましたし、もちろんエリザ本人も青天の霹靂です!

もはや結婚式の舞台は大混乱でしたが、やがて本来の落ち着きを取り戻したエリザは、冷静に自分の立場と今後の身の安全を確保するための行動に出ました。

それは、国王陛下に自身の身の潔白を主張することと、領主一族の人間として今回しでかした不手際の責任が領民にまで及ばないよう、陛下から言質を取ったのです。

このエリザの貴族令嬢としてのりっぱな立ち振る舞いとは対照的に、愚かさを極めたのはマーキス王子でした。

エリザの反撃に我を失い、その場で怒りを抑えきれずに剣まで抜こうとしたのです。

これほど余裕のかけらさえ感じられない行動や、とち狂った妄言を連発されたら、さすがに「宝石喰いの悪女」と噂されているエリザの方が正しいのではないか、という空気も生まれてきます。

二人の優劣がハッキリと浮き彫りになった結婚式の舞台です。

もちろん国王陛下の宣言により、エリザとマーキスの結婚式は即時中止され、

国家の総力を挙げてエリザが主張したティアラの真偽鑑定、及び贋作であればそれを仕組んだ犯人の捜索を指示されました。

というわけで、救世主・アレクサンドルのおかげで何とか絶体絶命のピンチを脱出したエリザ。

ただ…エリザはまだアレクサンドルが陛下に進言した「条件付きプロポーズ」には納得がいっていません。

さて、これからどうなることやら…。


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『悪役令嬢の成り上がり~隣国で宝石の聖女と呼ばれるまで~』1巻表紙

『宝石喰いの悪女』が最高のヒーローだった!

本作『悪役令嬢の成り上がり』は読み始めからもう最高でした!

まず、主人公のエリザベートがめちゃくちゃ魅力的!

国民からは『宝石喰いの悪女』って嫌われてるけど、その理由はちゃんとあって、しかも彼女の鑑定眼がとんでもないって設定がかなり痺れるポイント♪

婚約者のマーキス王子が浮気して、結婚式で「ゴミ屑」とか言われて婚約破棄されちゃうるシーンは、逆に読む前から「ざまぁ展開来るぞー!」ってワクワクして読んでました。

でも、ただのざまぁじゃなくて、エリザベートが冷静に状況を分析して、自分の能力を武器にしていくところが本当に痛快!

追放を言い渡されても動じないどころか、隣国の皇太子が迎えに来るっていう展開、最高にスカッとしました!

それから特に印象的だったのが、あの国宝のティアラの件です。

エリザベートが「ゴミ屑」って言い放ったから、みんな「やっぱり悪女だ!」ってなったけど、彼女は真実を知ってたんですよね。

こういう悪女と呼ばれたヒロインが実はとんでもなく有能で、周りの人間が全員アホに見える系の話、サイト主のまるしーは、特に大好物なんです!

表面的な情報だけで判断する周りを尻目に、エリザベートが一人勝ちしていく姿は、読者として「待ってました!」と拍手喝采したくなる展開。

まさに、悪女の皮をかぶった最高のヒロイン。

「これから彼女が隣国でどんな風にその才能を発揮していくのか…?」

そして…

「マーキス王子や国がどう後悔していくのか?」

想像しただけでもう~ニヤニヤが止まりません!

予想を裏切る展開と奥深い人間ドラマ

本作の魅力は、単なる成り上がりストーリーに留まらない、奥深い人間ドラマにもあります。

エリザベートが持つ鑑定眼という特殊能力が、ただの「鑑定スキル」としてではなく、物語の核心に深く関わっている点が素晴らしい。

彼女が「ゴミ屑」と断じたティアラに隠された秘密が、今後のストーリーにどう影響してくるのか、そして隣国の皇太子が彼女を連れ帰りたいと申し出た理由は何なのか。

こうした謎が散りばめられていることで、続きが気になってページをめくる手が止まらなくなるのです。

また、登場人物たちの思惑が複雑に絡み合っているも大きな見どころの一つ。

マーキス王子がなぜエリザベートを追放したのか、その背景にある国の事情や、彼女を擁護しようとする兄・ラドルフの存在など、キャラクター一人ひとりの動向から目が離せません。

特に、エリザベートのクールで自信に満ちた態度と、その内側に秘められた本心とのギャップも、彼女をより「魅力的」に見せています。

悪女というレッテルを貼られながらも、自分の信念を貫き通すエリザベートの強さは、現代を生きる私たちにも勇気を与えてくれるカッコいいヒロインです。

ただのファンタジー恋愛漫画ではなく、ミステリーやサスペンスの要素も感じられる、重厚なストーリーにどっぷりと引き込まれました♪

今後の展開に期待!宝石の輝きとロマンスの行方

今後の展開について、ワクワクが止まりません!

エリザベートが隣国に渡り、そこで『宝石の聖女』と呼ばれるまでの過程がどう描かれるのか、非常に楽しみです。

彼女の鑑定眼が、隣国の国宝や王族たちの運命をどう変えていくのか、その活躍を早く見たいですね。

また、隣国の皇太子とエリザベートの関係がどう進展していくのかも大いに気になります。

彼が彼女の能力を高く評価し、大切に扱ってくれるであろうことは想像に難くないので、今後の『ロマンス展開』にも期待大です!

そして、もう一度強調したいのが、この作品の「宝石」を巡る設定の面白さです。

単なる装飾品ではなく、物語の鍵を握る重要なアイテムとして描かれていることで、作品全体に深みと華やかさを与えています。

読み進めるごとに、まるで自分も宝石の魅力に引き込まれていくような感覚になるのが本作が持つ作品パワーなのでしょう。

笹塚だい先生と三萩せんや先生のタッグによる、見事な世界観とストーリーテリングに感服です。

宝石が持つ輝きと、エリザベートの人生の輝きがリンクしていくような、そんな素敵な物語になることを信じています。

そして、まるしー個人的には、エリザベートが自分を裏切った者たちに、最高の形で「ざまぁ」を見せつけるシーンを心待ちにしています!

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