
『君に名前を呼ばれるだけで勃起する呪いをかけられた』というタイトルを見て、
強制発動系の羞恥TLを想像した人も多いはずです。
実際、その症状は本当に呪いです。
名前を呼ばれた瞬間、彼の身体は理性より先に崩れます。
ただ――
身体が崩れるのは呪い。
でも、近づく理由は彼の本音です。
触れ方が迷わない。
視線が逃げない。
言葉に、前から溜めていた熱が混ざっている。
身体は呪い。
でも、その先は彼自身。
呪いと本音。
その境界がじわっと侵食してくるタイプのTLです。
名前ひとつで理性が落ちる呪い
騎士ディーデリクにかけられた呪いは、発動条件がシンプルです。
アレッタが、彼の名前を呼ぶだけ。
反応は即座で、抑えが効きません。
騎士として取り繕う余地がないのが、まず恥ずかしい。
そして1話ラスト。
羞恥を抱えたまま濃厚に絡む“引き”が置かれて、次話へ持っていかれます。
逃げ場がないのに、近づいてくる
この2人には、断罪や裏切りの因縁はありません。
過去対立で燃えるタイプではないです。
ただ、ディーデリクは以前からアレッタに好意がある。
だから呪いの反応が、単なる事故に見えないんですよね。
しかも状況的に距離が近い。
逃げ場がない構造の中で、視線も距離も“甘い方へ”寄っていきます。
呪いのせいにできなくなるのは、どの瞬間か
この作品の面白さは、ここに集約されます。
制御不能なのは呪いのせい。
でも、その先まで全部を呪いで片付けるのは難しい。
反応の速さだけじゃなく、寄せ方が重い。
“好きだったからこそ崩れた”みたいな匂いが混ざるのがズルいです。
呪い・感情・エロが同時に絡むので、
ただのシチュではなく「本音が漏れていく話」として刺さる人が出ます。
向いている人
- 羞恥を伴う“強制反応”にゾクッとできる人
- 呪いを口実に、距離が壊れていく展開が好きな人
- 甘いのに重い男(隠れ重甘)を読みたい人
引っかかる人
- 復讐や断罪など、強い対立起点を求める人
- 軽く笑えるラブコメTLを想像している人
- 強制的な反応設定そのものが苦手な人
この作品は、呪い設定の奇抜さよりも、
「それ、本当に呪いだけ?」と思わせる温度が合うかどうかが基準になります。
現在はコミックシーモア先行配信で、1話は無料。
まずは最初の“崩れ方”が刺さるか、そこで決めてください。
