
『王太子の運命の鞭』は、憧れの王子様との再会が、とんでもない方向へ転がっていく恋愛ファンタジーです。
幼いころ命を救ってくれた王子様に、ようやく再会できたレナ。
ところが、ラヴィークが彼女に望んだのは――
「ぶってくれないか」
夢にまで見た再会は、この一言ですべてがおかしくなります。
ただ、本当に気になるのはここから。
憧れが一瞬で崩れたレナと、とんでもない王太子。この二人がどうやって恋愛になるのか。
そこが気になった人ほど、続きを読みたくなる作品です。
『王太子の運命の鞭』は1話だけの出オチ?|むしろ気になるのは「ぶってくれないか」の後
無料1話で一番強烈なのは、やはりラヴィークの
「ぶってくれないか」
です。
憧れ続けた王子様との再会が、一言で台無しになる。
ここだけでも十分にインパクトがあります。
ただ、『王太子の運命の鞭』を2話以降まで読むか迷っているなら、判断したいのはこの設定が一発ネタで終わるかどうかです。
結論からいえば、続きで面白くなるのはラヴィークの変わった性癖そのものではありません。
レナは、憧れの王子様の意外な一面を知って「それでも好き」と簡単には受け入れない。
むしろ夢にまで見た相手だからこそ、幻滅も大きい。
ところがラヴィークにとっては、ここからが始まりです。
片方は「こんなはずじゃなかった」。もう片方は「やっと理想の女性を見つけた」。
このどうしようもない温度差が、二人の関係を予想外の方向へ動かしていきます。
無料1話を読んで、
「この後、どうやって恋愛にするの?」
と思ったなら、2話以降まで読む意味はそこにあります。
レナが格好いい|鞭は持っていても、王子が望む「女王様」ではない
『王太子の運命の鞭』で、ラヴィーク以上に注目したいのがヒロインのレナです。
彼女は、嫌なことをされても黙って耐えるタイプではありません。
身分を理由に侮られても怯まず、相手に非があるなら正面から言い返す。
必要なら自分の身も自分で守る。
誰かに救ってもらうのを待たない強さが、レナの格好いいところです。
しかも鞭まで持っている。
これだけ聞けば、ラヴィークが「理想の女性を見つけた」と舞い上がるのも分からなくはありません。
ところが、彼は肝心なところを勘違いしています。
レナは強い。でも、人を痛めつけて喜ぶ女性ではありません。
ラヴィークが求めている「女王様」と、本当のレナはまるで違う。
だから彼の期待通りには動かないし、王太子だからと簡単になびくこともありません。
変わった王子に振り回されるだけのヒロインではなく、レナ自身に一本芯が通っている。
このヒロインを好きになれるかどうかも、『王太子の運命の鞭』の続きを追いたくなる大きな判断材料です。
王子は追いかける、レナは逃げたい|この温度差が恋に変わるのか
ラヴィークにとってレナは、ようやく見つけた理想の女性。
ところがレナにとってラヴィークは、長年の憧れを一瞬で壊した相手です。
当然、二人の気持ちはまったく同じではありません。
それでもラヴィークは、レナを簡単に諦めそうにない。
ここから気になるのは、王子がどこまで追いかけるのかではなく、この温度差がどうやって恋愛に変わるのかです。
レナは、王太子だからという理由だけでなびく女性ではありません。
ならばラヴィークは、「鞭を持った理想の女性」ではなく、本当のレナを見ることができるのか。
そしてレナも、崩れてしまった「憧れの王子様」という幻想の先で、ラヴィーク本人を見るようになるのか。
最初から両想いになる未来がまったく見えない。
だからこそ、この二人の続きを漫画で確かめたくなります。
王道の溺愛より、「どうしてこの二人が?」を楽しみたい人向け
『王太子の運命の鞭』は、完璧な王子様に見初められて、そのまま甘い恋が始まる作品を期待すると少し違います。
ラヴィークは王太子。
しかもレナに猛烈な興味を示します。
それでもレナにとっては、憧れていた相手だからこそ「こんなはずじゃなかった」という気持ちのほうが大きい。
王子に求められること自体が、ヒロインの幸せになっていない。
ここが、この作品の面白いところです。
そのため、
「最初からヒロインを大切にしてくれる完璧な溺愛ヒーローが見たい」
という人には、好みが分かれるかもしれません。
逆に、
- 自分の意思をしっかり持ったヒロインが好き
- クセの強い王子に振り回される関係が気になる
- 最初から両想いではない二人を追いたい
- 「この二人がどうやって好きになるの?」という恋愛が好き
なら、かなり相性のいい作品です。
王子様に愛されることより、レナがこの王子を好きになる日は来るのか。
そこを見届けたいかどうかが、続きを読む一つの判断基準になると思います。
「この二人が恋愛になるの?」と思ったなら、続きへ
『王太子の運命の鞭』は、Renta!独占先行配信作品です。
無料1話の「ぶってくれないか」で笑って終わるか。
それとも、
「いや、この二人がどうやって恋愛になるの?」
まで気になったか。
後者なら、もう続きを読む理由は十分です。
その答えは記事で知るより、レナとラヴィークの続きを漫画で確かめてみてください。
