
ようやく、夫婦として同じ方向を向き始めた宗介と秋穂。
ところが21話では、そんな二人の未来を大きく揺らす出来事が起こります。
これまで描かれてきた「夫婦のすれ違い」とは、まったく違う問題です。
宗介は何を告げられ、秋穂とこれからどう向き合っていくのか。
21話から、川島夫妻の物語は新たな局面へ進みます。
21話ネタバレ|宗介に胃がんが見つかる
第21話は、宗介が会社の健康診断を受けるところから始まります。
これまで大きな病気とは無縁だった宗介は、今回も特に問題はないと思っていました。
ところが検査の結果、医師から告げられたのは胃がんでした。
さらに、がんがどの程度進行しているのかを確認するため、詳しい検査を受けることになります。
20話で秋穂との関係を取り戻したばかりの宗介に、まったく予想していなかった現実が突きつけられました。
宗介が恐れたのは、家族との時間を失うこと
胃がんを告げられた宗介は、これまでの人生を振り返ります。
大きな病気をすることもなく、秋穂と結婚し、娘の茜にも恵まれました。
そして今は、長年すれ違っていた秋穂ともようやく気持ちを通わせられるようになったばかりです。
だからこそ宗介を襲ったのは、病気への不安だけではありません。
秋穂や茜と過ごせる時間が、もう長くないかもしれない。
そんな考えが、宗介を不安にさせます。
これからもっと家族と過ごしたいと思えるようになった直後だからこそ、宗介にとって胃がんの告知は相当に重いものでした。
宗介は秋穂へ胃がんを打ち明ける
帰宅した宗介の前には、秋穂と茜が楽しそうに話す、いつもの日常がありました。
宗介は二人を前にして、病気のことをなかなか切り出せません。
しかし、いつもと違う様子に秋穂が気づきます。
そこで宗介は、自分に胃がんが見つかったことを秋穂へ打ち明けました。
突然の告白に秋穂もショックを受けます。
それでも宗介に寄り添い、これからは身体を大切にして、一緒に病気と向き合っていこうと伝えます。
宗介もまた、秋穂と茜のために、自分にできることをしていこうと決意しました。
宗介は死ぬ?21話ではまだ分からない
結論から言うと、21話時点では宗介が死ぬのかどうかは分かりません。
胃がんが見つかったことは確定していますが、どの程度進行しているのかはまだ判明していないからです。
これから詳しい検査を受ける段階なので、治療方法や今後の見通しについても明らかになっていません。
そのため現時点では、宗介が「助かる」「死ぬ」のどちらも断定できません。
21話は宗介の結末を示した回ではなく、その先が分からない状態で終わっています。
宗介の胃がんは、このままあっさり治るのか
21話を読んで、ひとつ気になったことがあります。
宗介の胃がんは、このままあっさり治ってしまうのでしょうか。
太田夫妻も田所夫妻も、大きなすれ違いはありましたが、最後は夫婦で問題を乗り越えて幸せな結末を迎えました。
川島夫妻も同じなら、宗介のがんは早期に見つかり、治療を受けて無事に回復する。
おそらく、それが一番きれいな終わり方です。
ただ、第3章がここまで面白くなったからこそ、同じ終わり方では少し物足りないとも感じます。
もし詳しい検査の結果、宗介のがんが思っていた以上に進行していたら。
これまでのように「夫婦で向き合えば乗り越えられる」という話では終わりません。
宗介と秋穂は、ようやく夫婦としてやり直せたばかりです。
だからこそ、その先に「一緒にいられる時間には限りがある」という現実まで突きつけられたら、第1章、第2章とはまったく違う夫婦の物語になります。
もちろん、21話の時点では宗介の病状は分かっていません。
この作品のこれまでの流れを考えれば、早期発見から治療、そして夫婦で乗り越える展開になる可能性は十分あります。
それでも個人的には、川島夫妻編だけはもう少し踏み込んでほしい。
夫婦仲を取り戻して終わりではなく、その先にある病気や別れまで描かれたら、この作品の見え方そのものが変わると思います。
宗介は助かるのか。それとも第3章だけは、これまでとは違う結末を迎えるのか。
21話で一番気になったのは、そこでした。
21話から、川島夫妻編は見逃せない
正直、ここまで読んできたなら21話は本編で読んでおきたいところです。
夫婦3組を描いてきたこの作品で、川島夫妻だけが予想外の方向へ動き始めました。
ここから面白くなるのか、それとも無難に終わるのか。
その分かれ目になる21話です。
