『妻よ、僕の恋人になってくれませんか?』22話ネタバレ|胃がんの宗介は死んだ?二人のその後

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『妻よ、僕の恋人になってくれませんか?』表紙画像

秋穂との関係を取り戻した直後、胃がんを告げられた宗介。

21話は、宗介がこの先どうなるのか分からないまま終わりました。

そして22話は、その不安をさらに大きくするような場面から始まります。

宗介は死んでしまったのか。

秋穂との約束はどうなったのか。

22話で描かれた二人のその後を、ネタバレありで紹介します。

『妻よ、僕の恋人になってくれませんか?』22話を読む

目次

22話ネタバレ|宗介は死んだ?

22話の冒頭に登場するのは、年老いた秋穂です。

公園のベンチに一人で座り、宗介が胃がんの詳しい検査を受けることになった頃を思い出しています。

21話で胃がんが発覚した直後だけに、この始まり方を見ると、

「もしかして宗介は亡くなったの?」

と思わされます。

しかも現在の宗介はすぐには登場せず、物語はいったん二人が病気と向き合い始めた頃へ戻ります。

詳しい検査を前に、宗介が秋穂へ伝えたこと

詳しい検査を控えた宗介は、秋穂へこれまで支えてくれたことへの感謝を伝えます。

そして、これからも愛している気持ちは変わらないと話し、

「僕の恋人になってくれないか?」

と改めて想いを伝えました。

秋穂も、

「私はずっとあなたの恋人です」

と応え、二人はこれからも一緒にいることを確かめ合います。

21話では胃がんによって未来が見えなくなった宗介でしたが、22話ではその不安を抱えたまま、秋穂へ自分の気持ちをきちんと伝えることができました。

宗介は生きていた

その後、物語は再び年老いた秋穂のいる公園へ戻ります。

そして秋穂のもとへ、年齢を重ねた宗介が元気そうな姿で現れました。

つまり、宗介は亡くなっていません。

21話から続いていた「胃がんになった宗介は死んでしまうのか」という最大の不安には、ここではっきり答えが出ます。

ただし、胃がんの進行度や治療について詳しい経過は描かれていません。

22話で分かるのは、宗介が病気を克服し、秋穂と一緒に年を重ねていたということです。

宗介と秋穂には息子が生まれていた

22話では、宗介と秋穂の間に宗一郎という息子が生まれていたことも明らかになります。

現在の茜は42歳、宗一郎は20歳。

二人は22歳も離れた姉弟です。

そして宗一郎が生まれた時期を考えると、宗介が胃がんの詳しい検査を控えていたあの日、

二人が気持ちを確かめ合って身体を重ねたことで授かった子だと考えられます。

病気を前に「これからも一緒にいたい」と確かめ合った二人に、その後、新しい家族が増えていた。

宗一郎の存在そのものが、あの日から宗介と秋穂の時間が続いてきたことを見せてくれる22話らしい答えになっています。

「僕の恋人になってくれないか?」が川島夫妻で回収された意味

22話で一番印象に残ったのは、宗介のこの言葉でした。

「僕の恋人になってくれないか?」

作品タイトルそのものですが、川島夫妻でこの言葉が出てくるのはかなり意味があります。

秋穂が離婚を考えたのは、宗介を嫌いになったからではありません。

ずっと好きだったのに、結婚生活が長くなるなかで、いつの間にか「夫と妻」になりすぎてしまった。

そこが二人のすれ違いの始まりでした。

だから宗介が最後に求めたのは、「これからも妻でいてほしい」ではありません。

もう一度、自分の恋人になってほしい。

ようやく秋穂が求めていた夫婦の形に、宗介自身がたどり着いたのだと思います。

でも、もっと印象に残ったのは秋穂の返事でした。

「私はずっとあなたの恋人です」

秋穂にとっては、もう一度恋人になる必要なんてなかった。

すれ違っていた間も、離婚を考えていたときでさえ、宗介を好きな気持ちはなくなっていなかったのです。

宗介がようやく気づいただけで、秋穂はずっと宗介の恋人だった。

だからこそ、この二人で作品タイトルが回収された22話は、川島夫妻編を最初から読んできた人ほど響く回だったと思います。

予想とは違った22話。でも、このオチは好き

21話を読んだとき、宗介の胃がんがこの先どう描かれるのか、いろいろ想像していました。

病状がかなり進んでいて、川島夫妻だけは死別まで描くのか。

それとも早期発見で、あっさり治ってしまうのか。

お涙頂戴の闘病記になる可能性もあると思っていました。

でも22話は、そのどれでもありませんでした。

宗介が元気な姿で現れたことにもホッとしましたが、それ以上に驚いたのが息子・宗一郎の存在です。

宗介が胃がんを告げられ、これからどうなるかも分からなかったあの日。

もう一度お互いの気持ちを確かめ合った二人の間に新しい命が宿り、その子が20歳になって目の前にいる。

あの日の二人の愛が、こんな形で残っていたのかと思うと胸がジンとしました。

期待していた展開とは違います。

でも、決して期待外れではありませんでした。

病気を必要以上に悲劇にするのではなく、長い年月を一気に見せることで、宗介と秋穂があの日からどれだけ幸せな時間を重ねてきたのかまで伝えてしまう。

このオチは素直に好きです。

22話全体を通して、よくできたシナリオだったと思います。

そして、もう一つ驚いたことがあります。

これだけきれいにまとまったのに、第3章完結のクレジットがありませんでした。

ラストは、宗介と秋穂が手をつないで家路につく場面です。

川島夫妻編の締めとして見ても十分なくらい、きれいな終わり方でした。

それなのに、第3章が終わったとは明示されていません。

「えっ、このあとまだ続きがあるの?」

宗介と秋穂のその後を見届けて満足したはずなのに、最後にもう一つ気になるものを残された。

そんな不思議な読後感まで含めて、22話は印象に残る回でした。

22話は本編で読んでほしい

22話は、ネタバレで答えを知るより本編で読んだ方がいい回です。

年老いた秋穂から始まるあの演出と、最後に見せられる川島家の姿。

川島夫妻を追ってきたなら、二人の「その後」はぜひ本編で見届けてください。

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