戦乱の世、夫の敵に側室として仕えた女の
波乱万丈な人生をがここに…
平安時代に実在した
その美貌ゆえ、男たちに請われ続けた女の一生を描いた
『常盤御前(ときわごぜん)』
遥か昔の平安時代、女たちはこんな『因習』に苦しめられていた…
「常盤御前」とは
この、「中国誘拐村」に収録されている作品の中では、唯一、平和的にラストを迎えたストーリーです。
平安時代の末期に生きた女性が主人公のお話で、常盤御前(ときわごぜん)という、
歴史的に見ても有名な女性の物語です。
恐らく歴史の教科書に名前が出てるくらいの人物のはず。
源義朝の側室で、
源義経(牛若丸)の母。
そして後に、平清盛の側室となる女性です。
ねっ♪
「教科書で聞いたことのある名前のオンパレードでしょ♪」
ただ…
学校で習う歴史は年号と事象の暗記がメインなので、
平安時代、戦乱の世に生きた常盤御前の壮絶な人生なんてまったく知りませんよね?
男たちによる『祭りごと』の陰では、
たくさんの女性たちが屈辱の涙を流していたんでしょう。
この物語はそんな乱世の時代をたくましく生き抜いた
しかも、見た者がホレボレするくらい美しい女性の波乱に満ちた人生を描いた作品です♪
一見、優美で華やかな平安の世に展開されたドラマティックで悲哀に満ちたその愛憎劇は、
現代のドラマとはまた違った味わいがありますよ♪
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中国誘拐村のネタバレ!常盤御前の波乱に満ちた人生とは?
物語の舞台は平安時代の末期で、
歴史的事変として有名な、『平治の乱』が勃発したところから始まります。
主人公の常盤御前は、夫である源義朝(みなもとのよしとも)を戦(いくさ)で失い、
まだ小さい我が子、今若・乙若・牛若を連れて落ちのびる途中に敵方の兵士に見つかって捉えられてしまいます。
敗軍の大将の妻だった常盤御前は、敵軍の将・平清盛(たいらのきよもり)の前に引っ張り出される・・・
彼女は、清盛の前で、床に頭を擦りつけ、夫の血を継いだ我が子たちと、夫の母親のために命乞いをしました。
彼女にとっては人生で一番屈辱的な瞬間です。
彼女の命乞いを聞いた清盛は、
「して、頼み事の見返りは?」
と、無表情に聞き返した。
すると、 常盤御前はきゅっと唇を噛みしめ、
「こ、この身はどうなっても構いませぬ」
と、実質上、夫を殺したも同然の男の側室となる屈辱を受け入れたのです。
これが、 悲しき戦乱の世の
『因習』なのか・・・?
こうして、日の本一(ひのもといち)と噂された絶世の美女は、
世の中で最も憎らしい、触れたくもない男の側室となった・・・
悲運の妻・常盤御前の波乱に満ちた人生とは・・・?
屈辱の日々
夫・源義朝が戦(いくさ)に破れ、夫を殺した敵方の武将、平清盛の側室となった常盤御前。
清盛は日の本一と噂されていた常盤御前をことのほか気に入ります。
ただ…
この清盛という男、少し性格が変わっていて、優しく愛したい思っている常盤御前にわざと憎まれ口を聞いて、
彼女を怒らせるような言葉をなげかけるのです。
しかし…
常盤もなかなか気の強い女性で、意地悪な事ばかり言う清盛の頬を引っぱくほどの女傑っぷりを発揮する。
そんなこと、
本来なら即、打ち首になってもおかしくない狼藉(ろうぜき)なのですが、
清盛は、立場をわきまえない常盤のそんな態度に一切腹を立てる様子もなく、
逆に、そんな常盤を面白がり、頻繁に宴(うたげ)を催しては、回りの者に、常盤を見せびらかしていたのです。
一方で、
自分がさらし者にされていると感じていた常盤は、そんな屈辱の日々をに耐えていました。
清盛への印象
清盛の求愛に答えることなく、その心を閉ざしたまま、彼に抱かれ続けていた常盤でしたが、
ある事件がきっかけとなり、清盛への印象が少しづつ良いものに変わってゆくんです。
時が経つにつれ、武骨で口の悪い清盛が、心から自分を大事に想っている事を知るんです。
ただ…
まだまだ、清盛には憎まれ口しか叩かないで、ツンデレ状態の常盤です。
しかし…
確実に彼女は清盛の事を愛し始めていた・・・
衝撃の結末とは…?
お互いの気持ちがようやく通じ合ってきた頃に、清盛の正室・時子が動き出します。
常盤を側室に迎えてからというもの、彼女のところへ入り浸るようになった清盛。
当然、正室の立場としては面白くない筈です。
そこで、時子は、清盛と常盤の仲を引き裂くためにある一計を案じるわけです。
さて…
正室のとった驚きの策とは一体何だったのか?
さらに最後に訪れた衝撃の結末とは…?
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『常盤御前』の感想
やっぱり男と女のドラマに時代背景は関係ありませんね♪
というか、昔の時代の方が、より男女の悲哀がその行間に散りばめられていて、
「なんだか胸にグッとくるものがあります♪」
こんな感想を抱くのは、サイト主のまるし―が昭和生まれの人間だからかな~?
なんというか、
恋愛も、人づきあいも情緒が大事だと思ってしまうんです。
『恥じらいの気持ち』や『慮(おもんばか)る』という気持ち。
さまざまな近代的なツールでコミュニケーションの取り方が変化した現代の世の中では、
なかなか面と向かって色んな事を語り合ったりする機会が少なくなってきましたよね。
SNSを使った会話は、直接的で、用件だけのやり取りが多かったり、
相手の気持ちを慮って…
みたいな事が少なくなってきてるような気がする。
実際に、常盤御前がこの作品のような人生を送ったのかは不明ですが、
遥か昔、戦乱の世に生きた男女の悲哀は、
「やっぱり物語として面白い♪」
そして…
『常盤御前』という人物のチョイスもなかなか良いと思います♪
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『常盤御前』は
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