事実を話したその先に何が待っているのか・・・?
とにかく早く孫の顔を見せろとうるさい義母に辟易とする翔子。
ただ・・・
妊娠できない理由は翔子が原因ではなかった
痛たましいシーンの連続に、心がドンドンと擦り切れてゆく・・・
考えてみると、本来だれも悪くないはずなのに。
子供ができないということがコレほどまで色んな人の生活に影響するなんて
不妊の原因は夫だった…!
『一日千秋』
4話の解説と感想です♪
夫・裕真(ゆうま)の体が不妊の原因だったことが判明した!
しかし・・・
傷つく裕ちゃんにメンタルの回復を待ってくれる時間は残されていなかった!
孫の顔を今か今かと待ちわびている裕真の母親が、今までにないほどの強いプレッシャーを彼と翔子に向けてきたのだ。
一日千秋 4話の見どころ
今回の見どころは、子供ができない夫婦の ”アルアル” な展開でした~♪
ズバリ!一番キズつく姑からの”早く産め攻撃”です!
翔子の夫・裕真(ゆうま)の精子に決定的な欠陥が見つかったことでハッキリした不妊の原因。
翔子にとってショックだったことには変わりないですが、
自分の体に問題ないことが判って少しホッとした気持もあったことも確かだ。
だけど・・・
代わりに裕真のメンタルはヘロヘロになってしまった。
2年間に及ぶ無駄な不妊治療を翔子にさせてしまった後悔は、そのまま彼の罪悪感として重くのしかかっていった。
そんな中、裕真の母親からの激しい『子供産めよ』攻撃が翔子と祐真の傷ついた心に突き刺さる!
そして・・・
ついに裕真は、自分の母親に向かってある言葉を口にすることとなるんですが・・・
4話では、不妊に悩んでる奥さんが絶対と言っていいほど遭遇するイヤな場面が展開されます。
正直、サイト主・まるしーも同じような経験をしてきた立場なので、
翔子の気持ちを考えると胸が締め付けられるようなつらい気持ちでした。
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一日千秋(漫画)ネタバレ4話!不妊の原因は夫だった…!
不妊の原因
裕真が医師に診断してもらった結果、
精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)だということが判明した。
この疾患は、精巣のすぐ上の心臓に戻る静脈(蔓状静脈叢(つるじょうじょうみゃくそう))の血液が逆流し、
精巣の周りに静脈の瘤(こぶ)ができてしまう状態を指します。
そう・・・
二人に子供ができなかったのは、裕真の男性不妊が原因だったのだ・・・
医師の言葉を聞いて、翔子は内心ホッとした気持ちになっていた。
{私だけが原因じゃなかったんだ}
彼女は少し、今まで重くのしかかっていた肩の荷が半分降りたような気がしたのだ。
しかし・・・
その反面、翔子とはうって変わって裕真の心はズタズタに傷つけられていた。
2年間に渡って辛い不妊治療を翔子にさせてしまった罪悪感が重くのしかかる。
自分の疾患が不妊の原因だったのに…
体になんの問題もない妻の翔子が、ずっと薬を飲み続け、
毎日、基礎体温を測り、食べたいものも我慢して、不自由な生活を続けさせた自分の罪は重い。
裕真は、改めて翔子に深く謝罪した。
しかし・・・
そんな打ちひしがれた裕真に、今は最も関わりたくない相手から連絡が入ってきた。
そう・・・
彼の両親からだ・・・
いつ孫を見せてくれるの?
裕真の父親が定年退職を迎えたお祝いで、彼の両親と食事をすることになった翔子と裕ちゃん。
翔子は、義母からのプレッシャーが気になったが、当然、義母からの誘いを断ることはできなかった。
始めのうちは、普通に食事は進んだが、ちょっとした話の流れで、やっぱり裕真と翔子の子供に関する話になってしまう。
翔子が2年間ずっと不妊治療で苦しんでいた事実を知らない義母は、またしても息子夫婦に子供のことで詰め寄ってきたのです。
「いつ孫を見せてくれるの?」
不妊治療をしている夫婦にとってこれほど辛く悲しい言葉はない。
義母の容赦ないプレッシャーを前に、翔子は何も言えずにただ押し黙っているしかないのだ。
しかも・・・
今回は、翔子の体が原因で不妊が続いていたわけではなく、彼女の息子の体が原因だということも判明した。
それでなくとも傷ついている裕真の気持ちを考えると、余計に義母には何も言えない。
しかし・・・
回りの友人たちがみな孫自慢をしている状況で、今は一人、孫関係の話では蚊帳の外でぼっち状態の義母は、
息子夫婦ののらりくらりとした受け答えがじれったくてしょうがない。
やがて、その積もり積もった不満は、嫁である翔子に向けられた!
すると・・・
それまで母親の孫攻撃にしていた祐真がついにキレた!
母親の言動に我慢できなくなった裕真は、自分と翔子のために全ての真実を母親に語り始めたのだ・・・
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4話の感想
今回は、息づまるような後半からの展開でした~
ホント、翔子と裕真の心中を察するといたたまれない気持ちになってしまいます。
義母の気持ちも分からなくはないが、まずはじっくり息子夫婦の話を、なぜもっと親身になって聞いてやろうとしないのか?
嫁の気持ちが一番わかるはずの立場なのに・・・
自分が産んだからと言って、理由なく嫁に子供を産むことを強要するのは、今の時代でなくともモラハラだ。
しかも・・・
翔子の場合は2年間もつらい不妊治療を続けているわけで・・・
「それならちゃんと話せばいいのに…」
と、思う人もいるだろうが、
ちゃんと、翔子の気持ちになって考えてみて欲しい。
そもそも不妊で悩んでいるところへ、自分の味方になってくれるとは限らない義母に辛い現状を打ち明けようと思うだろうか?
打ち明けたところで、義母は友人たちに自分の境遇を嘆いたり、無責任な不妊治療のアドバイスをしてくる可能性が高い!
義母の友人や知り合いたちに、自分の子宮が欠陥品だということを知られてしまうなんて、
翔子としては、どこまで自分が傷つかなければならないんだと思うだろう。
というか、まるしーも翔子と同じように、義母には不妊治療をしていることを決して言わなかった。
どれだけ孫の顔が見たいとせがまれても
「授かりものですから~」
と、答えて卑屈に笑ってやり過ごしていたんだ。
その時の会話なんてもう地獄の一言でした。
夫は、全部話せばいいと言ってたけど、話した後の二次被害については何もわかっていない!
だって、子供をせがまれるよりもつらい現実が待っているかもしれないのだ。
まるしーが不妊治療をしているときに、何よりイヤだったのは、
自分の信頼してる人間以外に、不妊治療で悩んでいることがバレてしまうことだ・・・
あの憐みのような目と、勝ち誇ったような目の両方で突き刺してくる視線。
これは体験したことがない人間にしか分からない視線なんです。
それは、「あなたは女性として欠陥品だよ!」と言わんばかりの視線なんです。
この感情は、被害妄想かもしれない。
ただ・・・
まるしーが信頼する子持ちの親友に聞いたら、
「確かに優越感を感じる」
と、本心を言ってました。
不謹慎だけど、不妊で悩んでいる人の話を聞くと、自分は産めてよかったと、変な優越感を感じていたそうです。
しかも、親友のママ友たちは、不妊で悩む知り合いの話がとても好きで、
同情するふりをしながら何時間もそのネタで話をしていたそうです。
こんな話を聞いて、誰が不妊で悩んでることを相談しようと思うでしょうか?
まるしーの友人の言葉は真実だと思っています。
しかも・・・・
「絶対に誰にも言っちゃダメだ!」
と、その親友自身がアドバイスしてくれた。
こんな世の中だから、不妊治療を受けている女性は孤独なのです。
だから・・・
旦那さんにはちゃんと奥さんに寄り添ってしっかり守って上げて欲しいのだ。
奥さんの味方は旦那さんしかいないのだから・・・
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