尻上がりに面白くなってゆく極道エンタメ・ラブストーリー♪
この2巻でその実力を誰もが認める名作となった・・・
スリリングにしてテンポの良い笑い、そして容赦ないアクション！
世のマンガ好きはこんな作品を待っていたのかもしれない・・・
『来世は他人がいい』
２巻の解説と感想です♪
どこまでもラブコメで、
それでいてスリリングに描かれるヤクザ渡世がたまらない
底知れない婚約者・霧島に振り回されながらも、
持ち前の愛と度胸で生き抜いてゆく吉乃がカッコよくて愛おしい・・・
2巻の見どころ
思ったとおり大爆発となった新感覚 極道ラブストーリー『来世は他人がいい』の2巻が発売されました～♪
極道の孫同士が祖父であり、両組織の組長でもあるヤバイ祖父たちの思惑もカランでお近づきになった二人の男女。
関西にその絶大な勢力を誇る染井組の孫娘・吉乃（よしの）と、関東の有力暴力団・深山一家の孫息子・霧島（きりしま）。
お互いが食うか食われるかの中、吉乃が底知れぬ恐ろしさを秘めたヤバイ男・霧島のハートを打ち抜いた！
極道界の激しい仁義なき勢力争いの渦に、否応なくこの若い二人も巻き込まれてゆく・・・
最初は紳士的だったが霧島が本性を現したことで、自分も腹をくくった吉乃。
「ふざけんな！私を誰やとおもてんねん！！」
霧島に続き、吉乃も本来の荒々しい性格をむき出しにして霧島に闘いを挑んだ。
誰が味方で、誰を信じればいいのか分からない東京で、警戒心を頂点に保ちながら霧島と行動を共にする吉乃。
そんな中、やっぱりきな臭い事件は次々に起きてくる。
この争いの黒幕は一体だれなのか？
一癖も二癖もある極道渡世の血で血を洗う戦争の現場に、まるでふざけて遊んでいるかのように突っ込んでゆく霧島。
さらに…そんな緊張感あふれる日常で、二人のラブコメ的触れ合いが一服の癒しを読者に与えてくれる♪
そして・・・
今回2巻の見どころは、霧島の恐るべき人間性と、極道者の妻として十分なスペックを備えた吉乃の一挙手一投足（いっきょしゅいっとうそく）です。
まるで昭和の名監督・深作欣二が作るヤクザ映画のごとき臨場感で、
しかも…そんなドラマの中に心くすぐるラブストーリーをねじ込んだ新しいタイプの極道ラブストーリーは、
その巻が進むごとに加速して面白くなってゆくわけです～
恐らくこの作品は近いうちに映画化されるか、深夜のドラマ枠なんかで放送されそうだ～
ただ・・・
当然のごとく原作マンガほどは面白くないだろうけど・・・
1巻の解説と感想はコチラ♪
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来世は他人がいい【感想と2巻ネタバレ】霧島が吉乃を本気で口説き出した！
4話：誠意を見せたい。あわよくば少し好きになって欲しい 2
「なんの面白味も利用価値もない！」
と、霧島から罵倒された吉乃が、自らの腎臓を売って金を作ってきた以来、
その度胸と女っぷりにゾッコンとなった霧島。
その件があって以降 彼は吉乃のことを学校でもプライベートでも追いかけ回すようになっていた。
自分にベッタリとついてくる霧島にうんざりする毎日の吉乃だったが、
ある日、霧島から学校で、ある行方不明になっている 組長の娘の話や、
関東のヤクザ業界や、その勢力図などの話しを聞くことに・・・
5話：誠意を見せたい。あわよくば少し好きになって欲しい3人
この話はスゴく見ごたえのあるお話でした♪
ある組長の娘が失踪した件にまつわるその続きで、
始めて、霧島と吉乃が協力して極道者の働きをするエピソードが描かれています。
霧島のキレっぷりと、吉乃の暴れっぷりがたまんなくカッコイイんです♪
まさに極道の姉（あね）さん！という風格で、またまた霧島のハートを鷲掴みにしてました。
この2巻で一番いいシーンです♪
6話：人間一年生
この話も面白い！
冒頭は、霧島がヤクザものらしくセックスフレンドと戯（たわむ）れているシーンから始まり…
そして・・・
そのセフレから、
「吉乃に嫌われているんじゃないの？」
と、忠告された霧島が、信じられない行動と言動で、吉乃をびっくりさせる出来事があります。
まさに規格外のラブコメって感じで、おもっきり笑えました。
ただ・・・
ストレートに吉乃への愛情をぶつける霧島に対し、ズバッと自分の本心を伝える吉乃のセリフにはグッときました！
やっぱり吉乃はカッコイイ♪
7話：拳で殴らず笑顔で脅す
この回は、吉乃と霧島の祖父・であり、多数の構成員を抱える暴力団組織の組長でもある濃い～ヤクザ業界のお話が描かれています。
吉乃の祖父・染井 蓮司（そめい れんじ）と、霧島の祖父・深見 萼（ふかみ がく）との関係性や、
その他、関東の暴力団との勢力図と、その緊張感ある交流などが主な内容です。
この回は、かなりシリアスで、本気モード全開の ”ザ・極道” 的なお話でした。
ただ・・・
こんなシーンがあってこその極道エンタメなわけです。
女性の読者も毛嫌いしないでしっかりと読み込んでいきましょう～♪
8話：地獄の三角関係（前編）
この回は、さながら霧島に恋のライバルが出現って感じの内容かな～
吉乃から用事を頼まれて東京にやってきた染井組の構成員・鳥葦 翔馬（とりあししょうま）
おそらく彼の年齢は吉乃や霧島とかわらないと思います。
彼の生い立ちはかなり複雑で、性格もかなり込み入ってるタイプだ。
染井組に入ってからの彼は、なにかと吉乃のボディーガード役を担ってきたようで、
もし、霧島が吉乃に何かよからぬことをしたら真っ先に報復を加えそうな勢いなんです。
なので戦闘モードがバリバリ！
しかも・・・
彼にとって吉乃は、組長の孫娘以上の存在であることは、会話の内容を聞いていると明らか・・・
立場上、吉乃に告白する可能性は少ないが、何を考えているかわからない霧島のことは良く思っていない。
そんな二人が・・・
9話：地獄の三角関係（後編）
はい～！
鉢合わせしました～
霧島は事前に翔馬のデータを調べ上げ、吉乃との仲を勘ぐってるし、
吉乃に気がある翔馬は、露骨に霧島を嫌っている！
そんな二人が、対面すれば、その結果は火を見るより明らかだ。
最初から敵意むき出しでバチバチのやり取りを交わす霧島と翔馬。
途中で現れた吉乃は、不穏な空気を漂わせてる二人の間に挟まれて、まるで、『ケンカはやめて～』のモテモテのヒロイン状態となる。
ただ・・・
いつものように躊躇なく言いたい放題の霧島に向かって、
ビシッと一喝する吉乃の一言は、
彼女が染井組を背負って東京に来ているという覚悟が感じられる重い一言でした。
ここでも、
吉乃のカッコよさが光ります！
ただ・・・
何とも言えない表情で、吉乃と翔馬の姿を見守る霧島の表情が、
これから起こる組同士の抗争劇や、三角関係の行く末に大きな影を落としそうで・・・
最後に、吉乃が翔馬を見送る新幹線のプラットホームでのシーンは、なんかゾクッとしました。
と・・・
ここで、2巻は終了です～♪
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2巻の感想
仁義なきヤクザ社会の抗争劇と、それに巻き込まれた若い男女のラブストーリーな物語が、
ホント絶妙な割合で融合していて、ちょっとでもその軸足がどっちかに傾くと、
たちまち偏ったストーリーになってしまうギリギリのところで勝負してるストーリー
だからスゴク面白いし、作品としての完成度が高い！
しかも、男性も女性も、また違うそれぞれの視点から楽しみるエンタメ性がすばらしい作品だ。
正直・・・サイト主のまるしーは、ヤクザ映画が嫌いじゃない
アマゾンプライムで無料視聴できるヤクザ映画はほぼ全部観てるくらいだし・・・
アマゾンプライムビデオでは、『仁義なき戦い』なんて、全シリーズ観れるから何度も見てます♪
深作 作品はほぼハズレがない！
旦那のけいぞーさんも『仁義なき戦い』が大好きで、見終わるといつも二人で広島弁の言い合いになります。
なんだろう・・・
極道映画の裏切ったり、ひっついたり、嫉妬したり、とかのストーリーが、まるしーの好きな昼ドラなドロドロ愛憎劇に通じるものがあるんですよね～
最初は、けいぞーさんから無理やり見せられたヤクザ映画だったけれど、
観ているうちにどんどん面白くなってきて・・・
なので、この『来世は他人がいい』のシリアスなヤクザ業界のシーンも、
三角関係な愛憎劇のシーンも、どっちも まるしーの大好物な分野となるわけです♪
当然・・・人によっては受け入れられない内容かもしれませんが・・・
でも・・・
これだけ評判がいいということは、
”面白い” と思ってる人がたくさんいるということですもんね
とにかく今は、この作品が1話でも多く連載されることを祈るばかりです・・・
とにかくヒロインの吉乃ちゃんが、カッコよくて、可愛くて、愛おしいんです。
まだ、処女っていう設定も何気にシビレちゃいますし・・・
いつ霧島と吉乃のラブモードなシーンが見られるのか？
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今、紹介した
『来世は他人がいい』は
『まんが王国』で絶賛配信中のコミックです～♪
このお店は、電子コミックサイトでは老舗のコミックサイトで、
サイト管理人のまるしーがいつも利用してるお店の一つです♪
特に、会員登録なしで、たくさんのコミックが無料試し読みできるのはすごくありがたい！
他のコミックサイトでは読めないレアな作品も数多く扱っているし、
こういうサイトは押さえておいたほうがイイですよ～♪
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