漫画家とヤクザ【ネタバレ19話】龍吾の人柄、啓吾の本心!

吾妻の異母兄弟との家族騒動に巻き込まれた累。

始めはメチャメチャ怖そうな吾妻の弟・龍吾だったけど、

実際に話してみると案外そうでもなかった。

複雑な家庭環境の中で育った吾妻啓吾も、弟の龍吾もそれぞれ人には言えない苦労があったわけで・・・

ただ・・・

「そんな話を聞かされても!」

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19話の解説と感想です♪

吾妻の弟・龍吾と落ち着いた形で話せたことで、見えてきた兄弟の確執の種。

そして実は兄の啓吾にも彼なりの事情があり、弟の龍吾にも長年に渡る苦悩があった。

反発しあう兄弟の思いを聞いた累は、他人が入り込めない身内の事情に困惑してしまう。

ただ・・・

それでも以前より増して、吾妻のことを愛おしく思う累がそこにいた♪

19話の見どころ

吾妻の異母兄弟の弟。龍吾(りゅうご)から突然の自宅訪問を受けた累。

最初のうちは恐怖で身が縮みあがっていた累でしたが、ちゃんと龍吾の話を聞いてみると、

彼の意外な一面が顔を出し、累と同じような悩みを持っていることを知る・・・

吾妻の実家での跡目争いが勃発して、かなりきな臭くなってきた兄弟の周辺ですが、

そんな中、争いの中心にいる吾妻啓吾に一番近しいオンナとして、何かと反・啓吾派の身内から疎まれる存在となった累。

今回、19話の見どころは、龍吾の意外な人柄と、累が今まで聞きたくても聞けなかったこの兄弟にある確執の根っ子がわかったところですね。

妾(めかけ)の子供として疎まれてきた吾妻と、いくら努力しても父親から認められない龍吾のそれぞれが持つコンプレックスや、不満など、

家業の跡をつぐべき兄弟たちが持ってる本音の部分がよく見えたお話だったと思います

そして、

そんな吾妻の本音を初めて聞いて、強い母性を感じる累がとても彼女らしい反応だった・・・

やっぱりなにがあっても累はちょっとズレてるカワイイ累なのです~♪


18話の解説と感想はコチラ♪
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漫画家とヤクザ【ネタバレ19話】龍吾の人柄、啓吾の本心!

まさか話してもらえるなんて…

今回は、龍吾が菓子折りを持参して、累のマンションへやってくるところから物語が始まります♪

彼はキチっとしたスーツ姿で、先日、累を無理やり実家へと連れ込んだことを謝罪しに来たのだ。

相変わらず隙のない言葉と態度で、相手を切りつけるような雰囲気はあるものの、

先日会った時とはあきらかに態度が穏やかになっている龍吾がいた。

彼はもじもじとした態度で、累と何かを話したそうにしていたので、

つい累も油断して龍吾を女一人の部屋に入れてしまったのだ。

もちろん、龍吾が累をとして見ていないことは判ってはいたものの、若干の不安もあった。

しかし・・・

「俺の好みは美人だ!」

と…いう遠慮ない龍吾の言葉で、一瞬は落ち込んだものの、冷静に彼と話し合える気持ちになれたのだ。

そして・・・

この突然おとずれた龍吾との会話では、吾妻と龍吾に横たわる確執の根深さを知らされる形となった。

彼は決して累を脅すことはなかったが、自分たち異母兄弟に起きている跡目争いの巻き添え食らわないよう

身の安全のために吾妻から距離を置いた方がいいと忠告してマンションを後にしたのです。

彼が声を荒げることなく、冷静に話した内容だっただけに、累にも自分の置かれた危険な立場を理解することができたのです。

そして・・・

その数時間後、吾妻は龍吾が累の部屋に来たことを聞いてビックリする!

というか、彼を部屋に入れたことに焼きもちを焼くのだ。

しかし・・・

吾妻の誤解を解いた累は、改めて、今、吾妻と龍吾の間で持ち上がっている跡目争いについての詳しい内容を聞くことになる。

すると・・・

いともあっさりと吾妻は、自分の置かれた状況と、龍吾との関係や、兄弟の確執について語り始めたのだ。

まさか話してもらえるなんて…

後半の展開

後半の展開は、母親が死んで一人きりなった啓吾少年が、父親の実家に引き取られてからの話が描かれています。

妾の子として、ヤクザの組長の別宅で暮らし始めた吾妻だったが、

どうも自分が歓迎されていないことを子供ながらに感じ取り、

住みにくい思いをしながら学生時代を過ごしていた。

ろくに母親から学校にも通わせてもらえなかった吾妻は、学校へ行っても授業についてゆけるわけもなく、

すぐにドロップアウトした学生生活を送ることになり、

その上、吾妻の存在が気に入らない龍吾からは隠れて嫌がらせも受ける。

龍吾に金で頼まれた悪ガキたちが毎日のように吾妻を襲ってくるのだ

しかし・・・

当時から腕っぷしに自信があった吾妻は、龍吾が差し向けてくる刺客をことごとく返り討ちにしていった。

そんな様子を見ていた吾妻の世話係の組員が、彼を組で預かってりっぱなヤクザ者にしようと組長である吾妻の父親に相談したのです。

こうして吾妻は、まだ少年の時代に本格的なヤクザ修行の道へと進んでいくこととなった。

吾妻が話してくれる生い立ちを聞いて思わず涙を流した累は、

またもや吾妻にあのセリフを言ってしまう。

「なにかして欲しいことある?」

吾妻の答えは当然決まっているのだけれど・・・

 

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19話の感想

屈折した性格の龍吾。

決して根っからの悪人ではないが、吾妻へのコンプレックスが強すぎます。

吾妻がひょうひょうとして、何の努力もしない生活を送ってきてることが、

龍吾の心を逆なでしてしまうんだろうな~

ヤクザ者としての圧倒的な資質とカリスマ性

それを、生まれながらにして持っていた吾妻。

かたや、ものすごく努力して勉強した龍吾は、父親からそれほど褒められることもなく、

そのことで、反対にヤクザ者としては頼りないと思われてしまう面もある。

ヤクザの道ではなく、真っ当なビジネスの世界なら、かなり優秀な人材の龍吾なのに、

悲しいかなヤクザという職業にはまったく不向きな人間だ。

なので・・・

龍吾の抱えている心の葛藤はすごく理解できる。

ただ・・・

ネグレクトな母親に育てられ、ただ食べるだけの稼ぎがあればいい。という吾妻の生き方もよくわかる。

誰からも愛されず、周りから疎まれてきた人生だ

ヤクザの幹部になるなんてことは吾妻にとって何の意味もないことで、

ただ、ただ、今は累の愛に包まれた生活がしたいだけなのだ

今回、改めて吾妻の生い立ちを聞いて、彼に与えたいものがハッキリと見えてきた累。

二人にとって進むべき道が見えてくればいいんだけど・・・

 

>>>『漫画家とヤクザ』20話の解説と感想はコチラ♪

 

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