性悪女が本気で恋に落ちた！
カップルウォッチング専門のなんちゃって悪女・瑠理。
そんな彼女がイケメン・エリートに恋をして、
うろたえ、ジタバタした挙句にあっさりとフラれた・・・？
『上司は悪女を逃がさない』
2巻の解説と感想です♪
「俺の彼女は今日からお前だ！」
突然のオレ様告白で、社内のエリートイケメン・秋吉のカノジョとなった瑠理。
しかし・・・
その状況にジタバタしてる間に今度はあっさりフラれちゃう？
せっかく彼のことを好きになりかけたとこだったのに。
私のこの気持ち、どうしてくれるの・・・
2巻の見どころ
カップルウォッチングと妄想がライフワークのなんちゃって悪女・岸本 瑠理（きしもと るり）は、
新しく入社してきたイケメンエリートの秋吉（あきよし）と、受付の癒し系OL・右田（みぎた）を引っ付けようとするも、
なんと・・・
その秋吉が、爽やかイケメンではなく、腹黒イケメンであることが発覚！
しかも・・・
よりによって秋吉は、自分がモテすぎるのが邪魔くさいから
「お前が今日から俺の彼女だ！」
と…まさかのオレ様オラオラ宣言を発令したのだ。
「えっ！？」
「どうして私なの？」
瑠理の困惑もよそにどうやら彼は本気のようで。
しかも・・・
秋吉は瑠理が働いている食堂の常連客であることも判明。
トツゼン訪れた自らのロマンスに戸惑い、うろたえまくる瑠理。
今まで本気で男性と恋愛したこともなく、自分にもまったく自信がなかった瑠理は、
秋吉の気持ちを信じることができずにとうとう彼から、
「あの告白はなかった事にしてくれ！」
と…三行半（みくだりはん）を突きつけられてしまう・・・
ココまでが1巻のあらすじでしたが、
今回2巻では、秋吉が言ったお別れ宣言の真相と、
なぜ、彼が瑠理に告白したのか、その理由が語られます。
そして・・・
今回2巻の見どころは、ついに性悪女の本性をむき出しにした右田と、
彼女の策略に翻弄される瑠理と秋吉の切ない恋模様ですね～
自分に自信が持てないことで、秋吉から愛されてる自分がなかなか信じられない瑠理。
そんな不安定な二人の仲を切り裂こうとする正真正銘のワル・右田。
そして…
まだハッキリと明かされていない、秋吉という男が持つ本当の顔とは…？
日を追うごとに心から秋吉に惹かれてゆく瑠理の不器用な恋愛ストーリーは、
ここへ来てますます盛り上がりを見せてゆきます～
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上司は悪女を逃がさない 【ネタバレ2巻】恋の魔法と恋のワナ！
思わぬ悲劇
「なかったことにしてほしい」
背中越しで瑠理に告げた秋吉の突き刺さる言葉。
「だから…俺は…」
なにかその続きを言おうとした秋吉だったが、
その言葉を瑠理はムリヤリさえぎり、
「おっしゃりたいことは十分承知しておりますっ！」
と…すべてを理解したジェスチャーをしたあと、足早に秋吉の前から立ち去ったのです。
さらに・・・
すでに秋吉のことが好きになっていた瑠理は、初めての失恋に心身ともに落ち込んでしまう。
一方、今の状況に参っているのは秋吉の方で、
彼は瑠理に改めて真剣な付き合いを始めようと、今までのことは一旦忘れて、
新しい気持ちで、新たにカレシ・カノジョとして付き合ってゆこうと、
瑠理に再告白をしようとしていただけだったのだ
瑠理の恋愛経験値がとぼしすぎたのと、秋吉の言葉足らずが、二人に思わぬ悲劇をもたらしてしまったわけです・・・
出会い
2巻の中盤では、秋吉が初めて瑠理の下宿する食堂を手伝っていた彼女と遭遇するシーンが描かれています。
若くして仕事の才能を持ち、ルックスも文句なしだった秋吉は、さまざまな人間関係に疲れ、
しばらく外には出ず、家で仕事をしていた時期があった。
そんな時、ふいに訪れた一軒の食堂。
そこは、瑠理がスタッフとして手伝っている食堂だったのだ。
初めて瑠理に接客された時は、目つきが鋭く不愛想だったけど、客との距離感が絶妙で、
秋吉にはそれがたまらなく心地よかったのだ
その後、何度か店に通い始めると、本当は素直で心優しい瑠理の人間性に魅入られてしまった。
いつしか秋吉は瑠理と会いたいがためにその食堂へかようこととなる。
そして・・・
今までの経験から、女性嫌いだった彼は、ほんと久しぶりに恋をしたのです。
それからその瑠理がいる食堂に通いつめた彼は、瑠理が他のスタッフと話す情報を漏らさず聞き取り。
なんと・・・
自分が瑠理と同じ会社で働いていることを知る。
秋吉は今、理由があって会社に出社することなく家で働いていたのだ。
なんという偶然！
そう・・・
だから、彼が瑠理のいる会社にやってきたのは、瑠理とお近づきになりたいと思ったことがきっかけだったのです。
なので・・・
秋吉は、瑠理が思っているような腹黒イケメンでもなく、気まぐれで告白したわけでもなかった・・・
秋吉にはそんな瑠理との出会いとストーリーがあったのです♪
後半の展開
後半の展開は、ついにゲス女の本性を見せた右田に陥れられて社内で孤立した瑠理が、
さらに右田の汚い策略によりピンチに立たされる展開が待っています。
本当はピュアで純真な瑠理をなんとか守ろうとする秋吉でしたが、
右田の性悪には警戒していたはずなのに、うっかり彼女のワナにハマってしまうのです。
ただ・・・
秋吉にはうっかりでも、それは瑠理にとって絶望的な行動となってしまう。
せっかく近づいていた瑠理と秋吉の距離が、右田の悪意でまたまた大ピンチに・・・
どうなる…？
2人の恋の行方は…？
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2巻の感想
もう～
ムズムズ・キュンキュン・イライラの繰り返しだ！
瑠理の性格もその気持ちも分からなくはないけど、
あの自己評価の低さと、鈍感な体質にはついイラついてしまう。
秋吉がちゃんと人を見る目を持っているのが唯一の救いで、
もし彼が普通のイケメンな男だったら、とっくに右田の蜘蛛の巣に掛かっていたことだろう！
右田という女は決して侮（あなど）ってはいけないし、隙を見せてはいけない女だった。
恐らく秋吉は、右田の本性をちゃんと見抜いて対応してるつもりだったんだろうけど、
ワルの部分では右田に少し軍配が上がってしまったのです。
もちろん、恋愛経験値ゼロの瑠理には秋吉の釈明は通じることもなく、
いとも簡単にせっかく近づいていた二人の距離は離れてしまうわけで・・・
しかも・・・
本来は人嫌いで、ややこしい人間関係が苦手の秋吉は、
瑠理との恋愛にさじを投げてしまうという最悪の展開が・・・
とにかくムカつきます！
秋吉の投げやりな態度も良くわかるし、
自分に自信がなさすぎる瑠理の絶望も分かるんだけど・・・
やっぱり、サイト主のまるしーには、瑠理の性格がちょっとキツイ
彼女を見てるとどうしてもイライラしてしまうのです！
そもそもカップルウォッチングが”ライフワーク”ってどういうコトだ。
なんんちゃって悪女を演じる根性があるなら、自分の恋愛でもっと根性見せろよ！って感じだ。
しかし・・・
こんなにも怒って、イライラしてるまるしーは、どれほどこの漫画にハマっているのだ・・・
むしろ…
私がしっかりしろ…
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