-50kgのシンデレラ【ネタバレ2巻】私があの時のぽちゃ子です!

 

『-50kgのシンデレラ』

2巻の解説と感想です♪

宰(おさむ)への想いに答えるため、

ついに陽芽(ひめ)が自分の正体を告白した!

「2年前、会社の就職説明会で優しくしてもらったあのぽちゃ子は私です!」

もうこれ以上自分の事を探してくれている彼をだまし続けることなんてできない。

デブ専の宰に嫌われても仕方ない覚悟で本当のことを打ち明けた陽芽だったが…

 

就活で優しくしてもらった宰に恋をしたぽっちゃり体系のヒロイン・陽芽が、

その後、壮絶なダイエットの末に-50㎏の減量に成功し、

どこから見てもモテ系のカワイイ女子に劇的変身を遂げた。

いざ、再会した宰は、太っていた頃の陽芽に興味があるみたいで、

それは、陽芽の大きな勘違いだった。

なぜなら宰は、どんな姿の陽芽であっても彼女のことを愛していたから・・・

2巻の見どころ

もうほとんどバレバレなのに、なぜか宰に自分の正体がバレていないと思ってる陽芽ちゃんがとても可愛い♪

彼女にだったら宰じゃなくてもちょっとイジメたくなっちゃいますよね♪

今回、2巻の見どころは、ついに陽芽が自分の正体を宰に打ち明けるシーンと、

そのあとに描かれる二人のラブラブなシーンですね♪

でも・・・

だからといって、付き合うことになった二人がすぐに体の関係になるわけではないのです。

大学を卒業するまではかなりのおデブちゃんだった陽芽は、当然のことながらバージンで、

就活で宰に出会ってからは、彼にふさわしい女性に生まれ変わろうと必死のダイエットを続けてきたわけで、

陽芽には恋愛経験なんてまったくありません

宰の手が体に触れただけで顔を真っ赤にして体を固くする純情で無垢な陽芽ちゃんなんです。

今回は、

そんな奥手で純情な陽芽をカワイイと思いつつも、

なんとか早く心も体も通じ合いたいと焦る宰の歯がゆさが読者に伝わってくる内容でした。

今はまだそれほど表には出していませんが、陽芽のことを虎視眈々と狙っている人物がいる

そう・・・田嶋(たじま)という同期入社の男性社員が、今にも陽芽にアタック寸前の状態なのです。

 

無事に二人が付き合うようになっても、まだまだ宰としては油断ができないわけです・・・


 

1巻の解説と感想はコチラ♪
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-50kgのシンデレラ【ネタバレ2巻】私があの時のぽちゃ子です!

6話:実は欲張りなんです

就活で初めて(おさむ)と出会ってからダイエットに成功した日、

自分に自信が持てるようになったらこの想いを告白しようとその機会をうかがっていた陽芽(ひめ)でしたが、

いざ、宰を前にすると緊張してどうしても言葉が出てこない。

おまけに宰と再会してからは不自然な態度ばかりをとってしまい、

このままでは宰との関係を縮めることさえままならない。

 

そんな中、宰が指揮をとる新商品のプロジェクトチームに抜擢されていた陽芽は、

宰のアシストもあり、その会議の中でとても役に立つ提案をしたのです。

結果…

陽芽の意見は全員一致で採用されることとなりました。

宰の傍にいると自分の実力以上のパワーが湧いてくる陽芽。

ただ・・・

仕事で宰の役に立てるのは嬉しかった陽芽でしたが、本当はもっと違う形で宰の役に立ちたかった。

 

そんな時、残業している陽芽が、同じように残業してる宰が会社のソファーで仮眠をとっている姿を目の当たりにする。

思わず眠っている宰の髪に触れた陽芽。

その時、

寝ていたはずの宰が陽芽の手をガッと掴んで、

「寝込みを襲うなんてやるじゃん♪」

と…嬉しそうに笑っていた・・・

 

7話:『おかわり』は待ってください

残業した日の夜、眠っていたはずの宰が陽芽にキスをしてきた。

しかも・・・

いつになくオスの本能をむき出しにした宰の行動にビックリしてしまった陽芽。

動揺した陽芽は、その夜、親友の加奈子(かなこ)にそのことを相談しまし。

すると・・・

加奈子から、宰がどうとかいうより、大事なのは陽芽の気持ちだとアドバイスを受ける。

親友に話を聞いてもらい、元気になれる言葉をもらった陽芽は、

改めて自分があの時のぽちゃ子だと宰に打ち明けようと覚悟を決めたのです♪

しかし・・・

そんなタイミングで、宰がスゴク美人なオトナ女性をエスコートして、高級な料亭に入っていく姿を目撃する。

{私…優しくされてうぬぼれてたのかな…}

{宰さんとは住む世界が違うってわかってたはずなのに…}

恋愛経験ゼロの陽芽は勝手に想像して、宰にはすでに恋人がいると勘違いしてしまうのです。

 

”身の程を知る”とはこのようなことで、陽芽は宰からキスされたことすら忘れて、

自分と宰との間には、上司と部下の関係以外はなにもないんだと自分に言い聞かせてしまうのです。

翌日…

再び残業で遅くまで会社にいた陽芽に宰が話しかけてきました。

だけど・・・

宰を見てすぐにその場から立ち去ろうとする陽芽。

すると宰から

「この間はごめん!」

という宰の言葉が・・・

「えっ!?」

その意外な宰のセリフに思わず振り返った陽芽だったのですが、

宰の言葉にはまだ続きがあった。

「俺は、陽芽さんが好きだよ」

「…どんな君でも」

思ってもいなかった宰からの告白に、ドギマギするだけの陽芽。

ただ・・・

驚きすぎて上手く自分の感情を伝えられない陽芽は、このあと宰との関係がギクシャクしてしまうのです。

そして・・・

そんな陽芽の心の隙間にうまく入り込んだ同僚の田島は、陽芽を食事に誘ってきた。

普通ならそんな誘いに乗らない陽芽だったが、この時ばかりは気晴らしになると思って田島の誘いを受け入れてしまう・・・

8話:あと1キロ近づきたい

田島との食事は宰とのことで落ち込んでいた陽芽の気晴らしにはなったが、

途中、高校時代に ぽちゃ子だった陽芽のことをバカにしていた同級生の男が乱入してきて、

学生時代のイヤな思い出をフラッシュバックさせられた一幕もあった。

しかし・・・

そんな陽芽の気持ちを田島は勇気の出る言葉で救ってくれた。

彼の言葉によって、背中を押される形となった陽芽は、

翌日、嫌われてもいい覚悟で、宰に自分があの就活の時にお世話になったぽちゃ子だと宰に打ち明けたのです。

さらに・・・

「あなたの事が好きです。」

と…ハッキリ自分の気持ちを宰にぶつけたのです。

すると・・・

宰からは、思ってもいなかった言葉が陽芽に返ってきたのだ・・・

9話:甘い言葉で満腹です

なんと・・・

最初から陽芽があの時のぽちゃ子だと気づいていた宰

二人は約2年の歳月を経て、改めてお互いの気持ちを確認して付き合うこととなる。

だけど・・・

まさか宰と告白したその日に付き合うことになるとは夢にも思わなかった陽芽は、

告白から付き合うまでのスピードが速すぎて心と体がついていけない状態だった

 

陽芽と宰は、付き合いだした翌日、陽芽が行きつけの小料理屋さんへ挨拶がてら食事デートにいきますが、

そこになんと親友の加奈子が乱入してきて、宰に陽芽を大事にして欲しいと訴えます。

当然、陽芽のことを思ってのことだと理解している修は、

イヤな顔一つせず、神妙に加奈子の訴えを聞き入れました。

ただ・・・

この日、陽芽からのたっての希望で、まだ二人が付き合っていることを会社の人間には言わないことに決まりました。

陽芽としては、会社で女子社員から大人気の宰が、まさか自分と付き合っていると知った時の回りの反応が怖かったからです。

宰はなにかいたずらっぽい表情をしながら陽芽からの希望を受け入れたのです・・・

10話:糖質過多にご用心

2巻最後のお話です♪

このお話では、宰と仲の良い同級生・長谷 直樹(はせ なおき)という親友が登場してくるお話です。

宰と陽芽が務める会社の宣伝写真を撮影するプロカメラマンの長谷は、

カフェで仲睦まじく話している宰と陽芽のツーショットを見て、

すぐに二人が好き同士・もしくは恋人同士であることに気づきます。

だけどこの先、長谷と陽芽がとても急接近してしまうことになるとは、この時の宰には知るよしもありませんでした。

しかし・・・

このあと、今はまだ付き合ったばかりの陽芽と宰のラブラブなシーンが楽しめますよ〜♪

なんと・・・

この長谷との撮影に関する打ち合わせの後、陽芽が宰の家で手料理を振る舞うことになるのです〜

続きの模様は、本編現物でお楽しみください~♪


 

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2巻の感想

陽芽が宰にした告白がちょうどいいタイミングだったと思います♪

あれより早ければちょっと物足らないし、遅ければダレてしまうという絶妙なタイミングでしたね。

もちろん、最初にケーキ屋さんでお茶をしたときに宰はもう気づいていたわけで・・・

ずっと彼は陽芽の反応を楽しんでいたということだ♪

 

まぁ~♪陽芽のひたむきで純真な性格を考えればちょっと彼女にイタズラをしてみたくなるのは分かるけど、

そんな宰に振り回される陽芽の気持ちは大変だったんです。

本当なら面白がって陽芽のとまどう姿を楽しんでいた宰に激高してもいい陽芽だけど、

あそこまで自分を愛してくれている人には怒れないですね。

しかも・・・

仕事もルックスも超ハイスペックな宰さんだし

ただ・・・

異常なほど陽芽にゾッコンな宰を見ていると、これから陽芽ちゃんは大変だと思う。

独占欲とジェラシーが

そして、特に今の段階で重要な問題が一つある。

それは、田島の存在だ。

あの日、一緒に田島と食事をした日は、もう少しで彼が告白しそうになっていたではないか。

恐ろしいほど鈍感で、宰にしか興味がない陽芽だからこそ、そんな田島の態度に気づかなかったけど、

あれは、誰が見ても告白前の男の反応でしかない。

 

会社の人間にはまだ付き合ってることを公表しないと決めた二人だが、

それなら余計に田島はこのあと陽芽に告白してくるだろう・・・

田島は、陽芽にとって有害な存在ではなく、人としてイイ奴なので、その対処が難しいところだ。

 

あと・・・

ちょっと体重がリバウンドして悩んでいる陽芽の心の動きにも注目だ。

恋をすると女には悩み事が非常に多くなるのだ・・・

 

>>>『-50kgのシンデレラ』3巻の解説と感想はコチラ♪

 

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