カネのあるやつが全てを支配する世の中だ!
屈辱と絶望に打ちひしがれた蓮が、果乃のもとから去ってゆく・・・
『サクラ色の傷痕』
5巻の解説と感想です♪
早くもやってきた厳しい試練に若い二人はどう立ち向かうのか?
果乃も蓮も十分に世間からイジメぬかれてきた人生だったはずだ。
もうこれ以上…自分たちの意思で自ら不幸にならないで欲しい・・・
果乃と蓮が迎えた別れの危機。
そして…
妹・莉乃にも大きなキケンが迫る。
姉妹は同時に別の場所で不幸な境遇に追い込まれてしまうのだ!
彼女たちはいつになったら幸せな人生が送れるのか・・・?
「不幸な人生に翻弄されながらもひたむきに生きる姉妹に涙が止まらない・・・」
5巻の見どころ
ガタガタと崩れていく幸せな日々。
果乃と蓮との関係がギクシャクして、ある日、蓮が二人で暮らすアパートから出て行ってしまった(汗)
妹の莉乃は昔の記憶に悩まされて、母・水沢との関係に変化が訪れる。
ほんの一瞬だった果乃と莉乃の平穏な日常は、音を立てて崩れ去ってゆく・・・
いつになったら彼女たちに落ち着いた生活がやってくるのだろうか・・・?
さて…
今回、5巻の見どころは、
次々と壊されてゆく果乃と莉乃の平穏な日常と、
やっぱり姉妹のことを裏切ってしまう蓮や、その周りの大人たちの残念な行動ですね。
「とにかくこの漫画にでてくる大人たちはみんな悪意に満ちているとしか思えない」
世間の風が冷たすぎて、ずっと果乃とまだ幼い莉乃さえも苦しめ続けているわけで、
最近では見てるのも辛いくらい不幸な出来事が二人に続いています。
姉妹の母親が自殺した時点をマストな不幸地点として、
そこからじわじわと幸せになってゆくのかな~と思いきや、
そんなサイト主・まるしーの予想を真っ向から覆す不幸のオンパレードで、
もう今後この姉妹の幸せな姿はずっと見れないんじゃないかと心配になってしまうほどです(汗)
しかも・・・
この5巻では果乃と莉乃にはさらなる大きな不幸が待ち構えていたのです!
特に、果乃が迎えた衝撃の展開には、
「もうやめてあげて!」
と叫びたくなるような地獄の世界が待っていました!
4巻の解説と感想はコチラ♪
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サクラ色の傷痕【ネタバレ5巻】罰×罠×罪が果乃と莉乃を襲う!
罰
いまだ就職先も見つけられず、ヒモ状態の蓮は、
自分の無力さに耐えられなくなった挙句、
果乃とちょっとしたことでケンカになり、そのまま衝動的に家を飛び出してしまいました。
未熟な2人の危うい関係を見ていたら当然の結果だと思いますが、
{早く帰ってきて…}
と…願いながら、果乃はたった1人残された狭いアパートで蓮の帰りを待つしかなかった。
そして…
そんな悲しみの中でも、財前の厳しいレッスンは毎日続くのです。
蓮と同棲してることを財前に内緒にしていた果乃でしたが、
この時すでに財前は、果乃と蓮が一緒にいるところを目撃している。
次第にレッスン中での果乃に対する財前の指導は、ドンドンと厳しさを増し、
やがてその指導は明らかに常軌を逸してゆきました。
そんなある日のこと、果乃はレッスン後に財前から別室へと呼び出され、
ついに蓮と同棲している事実を追及されてしまうのです。
財前の尋問に口をつぐんでなにも答えられない果乃。
すると…
そんな果乃の態度に激昂した財前は、罰だと称して、果乃を外鍵のついた部屋に”監禁”したのです!
一方その頃、水沢に誘拐された妹の莉乃は、
だんだんとバス事故の記憶が断片的にフラッシュバックしていました。
そんな中、バスで行くことになる小学校の遠足の日が近づいてきていました。
莉乃を誘拐して亡くなった自分の娘・さやかとして育ててきた水沢は、
もし莉乃を遠足に参加させて、彼女が昔の記憶を取り戻してしまうことを恐れ、
莉乃に遠足への参加をやめさせようとするのですが、
莉乃本人が楽しみにしていたことと、担任の先生からの強い説得もあり、
莉乃に遠足への参加をやめさせることができなくなってしまったのです。
しかしその結果・・・
遠足に参加した莉乃は、水沢が恐れていた通りに、
思い出してほしくない”記憶の扉”を開いてしまうのです(汗)
そして・・・
その後、果乃と同じように、莉乃も水沢から理不尽な罰を受けることになる・・・
罠
「今日からここが君の部屋だ」
蓮とのことで財前の怒りを買ってしまった果乃は、
レッスンスタジオがあるビルの中の一室で”軟禁生活”を強いられることとなった。
シングルベットが置いてある何もない殺風景な暗い部屋で、
四六時中 財前に見張られながら息苦しい生活が続く。
「きみは、僕のモノだ!」
不敵に笑って果乃を狭い部屋に閉じ込め続ける財前。
コイツの性癖はおかしい…
全ての生活を財前に支配されてしまった果乃は、
今やレッスンさえもしていない財前のオモチャとなり果ててしまったのです(汗)
{蓮に会いたいよ〜}
心の中で果乃は何度もそう叫んでいました。
無機質で殺風景な部屋で悲しみと絶望に打ちひしがれる果乃。
結局、果乃は財前の仕掛けた巧妙な”罠”にハマってしまったのだ!
やがて…
果乃が財前に監禁されてから一週間が経った頃、やっと誰もいないアパートに蓮が帰ってきました。
しかし…
自分が家を出たあの日から、果乃がずっと部屋に戻っていない事実を知り、
蓮は慌てて果乃が通っているレッスンスタジオに向かおうとするが・・・
…と、
ここで場面が切り替わって今度は莉乃の様子が描かれていきます。
あれから水沢に両手を縛られて、こちらも家の中で監禁状態となっている莉乃。
繰り返し水沢は莉乃に昔のことを思い出そうとするなと何度も説明するが、
まだ幼い莉乃には水沢の言っていることの意味がよくわからないのです。
{どうして思い出してはいけないの…?}
しかも…
莉乃はこの時点では、自分の母親が水沢であることに何の疑いも持っていなかったのです。
ただ…
水沢に強く説得された莉乃は、この時初めて今まで自分が感じてきた違和感を口にするのです。
「ママ…自分の中にはもう1人の自分がいるの!」
莉乃の悲痛な悩みをぶつけられた水沢は・・・?
罪
莉乃に自分の娘を殺害した過去の取り返しがつかない罪を告白した水沢。
DVの夫から逃げて、娘のさやかと無理心中を図ろうとした水沢だったが、
結局…
娘を殺した後に自分は死ねなかったのだ・・・
あの日、娘を殺した罪で警察に自首しようと決意して乗ったバスに果乃と莉乃が乗っていたのです。
そしてあの転落事故が起こってしまった・・・
全ての罪を莉乃に告白した水沢は、莉乃の前で泣き崩れました・・・
また場面が切り替わります。
無賃乗車で駅員に取り押さえられていた蓮を救ったのは、なんと…財前だった。
その後、財前にカフェで食事をご馳走になった蓮は、
自らを”田中”と名乗った財前に説得されて、果乃の捜索を一時中断して就活を優先しようとする。
だがその後、
就職誌を買うために立ち寄った本屋で、偶然にも財前のことが記事になっている雑誌を見た蓮。
{えっ!?あの田中が財前だった?}
その時はじめて蓮は自分が財前に騙されていたことを知る。
{あいつが果乃を・・・}
果乃が行方不明になっている原因が財前だと確信した蓮は、
すぐに財前から渡された携帯の番号に電話をするのだが・・・
このあと、果乃・財前・蓮による3人の壮絶な修羅場が展開されてゆきます。
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5巻の感想
どこまでいっても果乃と莉乃には不幸がつきまとってしまいます。
繰り返される負の連鎖から抜け出せる日は一体いつになるのやら…(汗)
「いいかげんこの姉妹の悲惨エピソードがお腹いっぱいになってきました。」
もう辛すぎて次のページをめくるのが嫌になるくらいです。
いつかこの姉妹には幸せな瞬間がやってくるのだろうと信じながら、
新刊が出るとすぐに課金して読んできましたが、一向に果乃と莉乃が幸せになる気配を感じない(汗)
莉乃に関しては、あの水沢という女性が誘拐犯とはいえ大事に彼女を育ててくれていたのに・・・
「まさかあんな展開になってしまうなんて・・・」
もしあの時、果乃のことも一緒に水沢が引き取っていれば、
キッチリと養子縁組をしたうえで法的にもちゃんとした家族になっていたら・・・
今のこんな不幸な状況にはならなかったはずなのに。
「そこが何とも口惜しい!」
やっぱりどう見繕っても水沢は我が子を殺した犯罪者ということなんでしょうか?
「だから水沢は真っ当な判断ができなかった!?」
そういうことなのかな…。
一方で、果乃の状況もかなりヤバイ修羅場を迎えているけど、
サイト主のまるしーとしては、まだ幼い妹の莉乃のほうがすごく心配だ(汗)
水沢が自らの罪を莉乃に懺悔して泣き崩れたあと、莉乃に対して一体どんな行動を起こすのか?
もうこれ以上、精神的に混乱している莉乃を追い詰めないでほしい。
そして…
そろそろいい加減に、果乃と莉乃が心から笑顔で笑っているシーンが見たいな〜
「マジで…(汗)」
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