この二人をみていると恋はこれほど素晴らしいものだったんだと再確認させてもらえる。
相手のことを想いすぎて何も言えなくなったり、
彼女の存在がまぶしすぎて、つい素っ気ない態度をとってしまったり・・・
うまく伝わらない溢れる想いの数々だけど、
たぶんそれが恋なんだ♪
モブ子は、今まさにそんな愛おしい日々を過ごしているのです。
『モブ子の恋』
5巻の解説と感想です♪
ついにお互いの気持ちを告白し合って、正式に付き合う事となったモブ子こと信子と入江くん。
ただ・・・
お互いに初めてとなるカノジョ・カレシのポジションに戸惑いを隠せない状況だ。
｛こんなことを聞いたら嫌われるかな？｝
｛いきなり手をつないだら引かれちゃうかも。｝
｛恋人という存在との距離感てどれくらいが適切なのだろうか？｝
全てが新鮮で眩しくて・・・
彼のことが好きすぎて、
彼女のことが好きすぎて・・・とても苦しい。
5巻の見どころ
はい♪
ついに新巻が発売されました『モブ子の恋』でございます。
今回もまた、穢（けが）れなき二人のキュンキュンストーリーを堪能させてもらいました。
なんだろう・・・
『モブ子の恋』って、老若男女が胸にグッとくるラブストーリーなんですよね。
控えめな主人公カップル、モブ子と入江くんの可愛らしいやり取りのキュンを見て心が洗われない人はいないんじゃないか？
この二人の純粋で健全な交際を見て、”もどかしい”とか”じれったい”と思ってるようじゃまだまだ子供です。
このじれったさこそが恋なのです。
このもどかしさこそが本当の優しさや気遣いなのです。
正直、そういう部分に胸が締め付けられないような人は読まなくてもいい作品です。
なぜなら恐らくこの作品の良さを理解できない人だから。
とういうことで・・・
今回、発売されました5巻の見どころは・・・・？
大きくわけて二つ。
信子と入江くんが付き合いだしたことを、バイト仲間たちに報告するシーンと、
後半にやってくる、心のすれ違いによる信子と入江くんの緊迫抱擁（ほうよう）シーンです。
好きだからこそ気軽に聞けない！
好きだからこそまともに見れない！
好きすぎて胸が苦しい！
初めての恋は、さまざまなドキドキとモヤモヤが大きな波となって押し寄せてきます。
でも大丈夫♪
もしもあなたが不安なら、素直にその思いを打ち明けてみましょう・・・
きっと大切な人はその不安を取り除いてくれるはず。
今回、思わず勢いで信子を抱きしめる入江くんに、サイト主のまるしーは、初めて男を感じてしまいました。
そして胸きゅんシーンは、
129ページ。
なんだか全身がゾワゾワ～ッとしちゃいました～
やっぱり私はこの『モブ子の恋』の世界観が大好きだ♪
4巻の解説と感想はコチラ♪
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モブ子の恋【ネタバレ5巻】好きすぎて、苦しくて…
突然の直電
信子と入江くんが付き合いだしてから一週間ほど経ちました。
目下そんな二人の密かな悩みは、どうやって応援してくれていたバイト仲間に二人のことを伝えるかだ。
もともとコミュ障を患っていただけに、気軽な気持ちで二人の関係をオープンにできない！
モブ子に至っては、もし入江くんに「二人の付き合いは内緒にしたい」とか言われたらどうしようという不安もある。
でも・・・
信子が入江くんに告白する勇気をくれたのは、彼女をずっと応援してくれていたバイト仲間の安部ちゃんだ。
ある日、
そんなことで悩んでいた信子のもとへ入江くんからLINEが届きます。
彼からかかってきた突然の直電に胸がバクバクとなった信子だったが、
結果・・・
入江くんからの電話で、彼も信子との関係をいつオープンにするかを悩んでいたことが判ったのだ・・・
交際報告
学校が夏休みに入って、信子と入江くんは、バイト仲間たちが集まる暑気払いの食事会へ参加することとなります。
そして・・・
この日に、今まで隠していた二人の関係をみんなに報告することとなるのです。
そうです！
今まで世話になった人たちへの交際報告です♪
二人が特にお世話になったのが、信子は安部さんで、入江くんは金子先輩です。
この日、信子が待ち合わせ場所でバイト仲間の女子たちに照れながらも、ちゃんと報告する姿にはちょっと感動を覚えました。
同時に、入江くんと金子先輩に至ってはいつものおちゃらけムードだった・・・
ただ・・・信子がした女子のバイト仲間に対する交際宣言のシーンには少しウルっときました♪
いい～エピソードです。
デートのお誘い
夏休みに入って、信子は愛媛の実家に帰省して、入江くんは県内にある実家で過ごしました。
信子が帰省する日、フェリー乗り場まで彼女を見送りに来た入江くん。
出発までの時間に、ささやかなデート気分で過ごす二人にキュンときます。
そして・・・
長い夏休みが終わり、残暑厳しい日常が帰ってきます。
しばらく会っていなかった信子と入江くんがバイト先から二人並んで帰ってゆく夜。
信子は、入江くんの態度に違和感を覚えてしまう。
なにか素っ気ないのだ・・・
自分は、入江くんに会えなかった夏休み中すごく寂しかったのに、
｛入江くんは私と同じ気持ちじゃないのだろうか？｝
恋愛初心者の信子には入江くんのぎこちないリアクションの理由が分からない！
彼は信子のことが好きすぎて意識してしまってるだけなのに・・・
ただ・・・
信子は成長しました！
彼女は、少し自分に対する態度に違和感を感じる入江くんに、自分から初めてデートのお誘いをかけるんです。
あのモブ子が、
デートのお誘いです。
後半の展開
後半の展開は、信子と入江くんのしびれるキュンキュンシーンが満載につまっております～♪
入江くんに告白した頃から、めきめきとそのメンタルが強くなってきた信子が、
今度は自分から入江くんを花火大会デートに誘います。
顔を真っ赤に上気させて、真っすぐに入江くんの目を見てデートにさそう信子。
そんな彼女にまたまたハートを打ち抜かれてしまった入江くんは、
信子への好きが溢れ上がって今にも爆発しそうになる。
これまでもなんとかそんな想いを押さえるため、信子に対して素っ気ない態度をとっていた入江くん。
だけど・・・
今回の浴衣を着てきたカワイイ姿の信子との花火大会デートでは、ついに我慢しきれずに信子の手を握りしめる入江くん。
この入江くんの行動には信子も驚きとトキメキと嬉しさで、綺麗に打ち上がった花火なんかを楽しむ余裕などどこにもない。
ただ・・・
この後、入江くんが通う大学の同級生の女子が現れたり、
入江くんの賢者タイムみたいな行動が原因で、二人にちょっとした修羅場が訪れるのです・・・
そして・・・
ココから5巻最大の感動クライマックスシーンが展開されてゆくわけです。
気になる方はぜひ本編現物をご覧ください～♪
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5巻の感想
今回この『モブ子の恋』5巻を読んで思ったことは、モブ子ちゃんがすごく前向きな女性に成長したという事ですね♪
入江君に対して疑問に思う事を正直に声に出して質問する彼女には、女性としての強さを感じました。
あと・・・
入江くんを花火大会に誘うシーンの彼女はとても魅力的でした♪
モブ子は、巻を追うごとにドンドンとイイ女になってきてる印象があります。
これぞ、『恋愛は女を綺麗にさせる』という言葉通りの現象だ(笑)
それに対し、まだまだ素直に行動できていない入江くん。
もともとの性格がああいう一歩引いた性格だからしょうがないのですが、
ココまでコミュ障のモブ子が頑張ってる以上、もう少し彼女に向かって言って欲しい。
ただ・・・
考えすぎて、悩みすぎて何もできなくなってしまう入江くんだからこそモブ子が好きになったという側面もあるわけで・・・
読者のオバちゃんが余計な口出しをすることは邪魔でしかない！
ただ・・・
それでもおせっかいオバちゃんは入江くんに言ってあげたいのだ。
モブ子は君のことが好きでしょうがないのだよ！という事を・・・
対女性に対して免疫も自信もない入江くんが、勇気を出してモブ子の手に触れた。
このシーンはさすがに顔がニヤけてしまいました♪
まるで自分の手が好きな男性に触れられたように心の奥がキュンと苦しくなったのだ！
『好きすぎて、苦しくて…』
というなんて素敵な恋の病。
昔はスゴク辛かったけど、今思うとあれほど生きてる充実感を味わえた日々はなかった！
好きな人のことで頭がいっぱいになる毎日。
彼のちょっとした言葉で傷つき、たった一言で幸せの絶頂を感じた青春時代の恋。
まるしーの場合モブ子や入江くんのように純真でプラトニックな恋愛ではなかったけど、
今なら許せない男性からの言葉も、あの頃はかわいい声で怒る振りをするだけだったな～
今ならセクハラやモラハラな行動も、なんだか愛されている証拠のように感じてた・・・
常識的には良くないんだろうけど、現在の息苦しい世間よりは、なんだか生きやすかったような気がする。
こんなふうに思うのはまるしーだけなんだろうか？
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