理想の家族のつくり方【ネタバレ1巻】ドロドロの姉妹格差ストーリー!

理想の家族とは?

理想の夫婦とは?

双子姉妹・サクラウメ妊活・不妊治療・離婚・シングルマザー・DV…と、

結婚した女性をとりまくあらゆる社会問題に直面するヒューマンストーリーです。

著者:六花チヨ

『理想の家族のつくり方』

1巻の解説と感想です♪

ひとことで言えば、姉妹の確執を描いた物語です♪

『理想の家族のつくり方』の見どころ

『理想の家族の作り方』という人気TVドラマのようなタイトルですが、

本作のテーマは『格差姉妹』のドロドロとしたマウントの取り合い物語だと感じる。

主人公の双子姉妹・サクラとウは、なにかと幼い頃から比べられて成長してきた姉妹です。

姉のサクラは文武両道そろった優秀な女性で、全てにおいて劣っていた妹のウメは、

昔から姉・サクラに対して抱いている劣等感がすごかった!

ウメの姉に対する卑屈な感情は、お互いが成長し結婚した後も変わることはなく、

現在も出来すぎる姉に劣等感を抱く日々を過ごしているのです。

現在の姉・サクラは、エリートサラリーマンの信一と結婚し、一人息子・小次郎を授かり、

購入した高級マンション住まいで絵にかいた幸せ家族のような暮らしをしている。

その反面、妹・ウメの方は、安月給な夫・大介と夫婦で実家の居候をしている始末だ。

大人になってもこの姉妹は大きな格差が生じてしまっているわけですが、

もし、なんかの拍子に姉妹が顔を合わすことになるとウメの劣等感が騒ぎ出すんです。

さて・・・

物語は、ある日トツゼン姉のサクラが幼い子供を連れて実家に帰省してきたところからスタートします。

当然、実家暮らしのウメはサクラと顔を合わすことになるんですが、

ここから様々な姉妹の確執が描かれてゆくことになるわけです・・・

 

今回紹介する『理想の家族のつくり方』見どころとしては、可愛い感じの絵と穏やかそうな雰囲気のコミックと侮るなかれ、

実はストーリーの中にドロドロ姉妹の愛憎劇が隠されている部分です!

その見どころは、物語を読み進めてゆくとわかるんですが、

なかなかハードです!

作品の絵とタイトルだけを見れば、ユーモアのあるコメディヒューマンという雰囲気の作品に見えますが、

なかなかどうして!

実際の中身は、ドロドロとした姉妹の妬みと嫉みが入り混じったドロドロ系ヒューマンなストーリーなんです。

他人の不倫・浮気・DV系が入り混じった愛憎劇が大好物なサイト主のまるしーとしては、

1巻を読んだ時点で完全にロックオンされてしまいました。

とにかく、主人公の双子姉妹がなにかとマウントの取り合いをし合うところがリアルで、

まるでまるしー自身の姉妹関係を思い出させるような生々しいエピソードがたくさんありました。

正直、すごく面白い♪

内容はかなりヘビーだけど・・・

 

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理想の家族のつくり方【ネタバレ1巻】ドロドロの姉妹格差ストーリー!

1話:格差姉妹

主人公は双子姉妹のサクラとウメ

現在29歳の既婚者だ。

姉のサクラが優秀な人間で、妹のウメは昔から何をやってもサクラに勝てなかった。

 

というより二人の格差は雲泥の差だったわけです。

 

そんな生活の中でウメに芽生えてくる感情は、当然のことながら激しい姉に対する劣等感です。

二人が大人になってもこの大きな姉妹格差が埋まることはありませんでした。

サクラは有名な大学を卒業し、エリート男性と結婚して、カワイイ一人息子も授かった。

そんな幸せを絵にかいたようなサクラとはうって変わって妹のウメはというと、

安月給で働く夫とウメの実家暮らしで、

しかも、現在ウメは不妊に悩んでいる始末だ。

なので・・・

この姉妹格差は大人になっても全く変わることはなかった。

そんな中、ある日、姉のサクラがまだ小さな息子を連れて実家に帰省してきたのです。

 

実家の両親は大喜びでサクラと孫の小次郎を歓迎しましたが、

現在、妊活が順調に進んでいないウメにとっては複雑な気持ちです。

子供の頃からの習性で、ウメはサクラを前にすると劣等感がざわめき出すのです・・・

2話:初めての体外受精

昔やっていた過度なダイエットがたたって、異常に卵子の数が少ないウメは、

子供を作るために体外受精に踏み切ることにしました。

ココに至るまで姉・サクラとの確執や夫・大介とのすれ違いもあったが、

最後にはやっぱり、頼れる姉・サクラからの勇気が出る言葉をもらって落ちたメンタルを回復させたウメ。

なんと・・・

人生の勝ち組だと思っていたサクラが離婚危機を迎えていたなんて・・・

『人の不幸は蜜の味』『姉の不幸は我がメンタルの回復』というわけではないのだ、

何もかもが完璧に思えていた姉の人生にも、辛く悲しい現実があるんだとわかったウメは、

自らが置かれた立場をちゃんと受け止めてそれを乗り越える決心をするです。

そして、ウメがまず最初に行動を起こしたのが愛する夫・大介との子供を授かること。

それは、

初めての体外受精だ。

3話:サクラの告白

初めての体外受精が不発に終わったウメの苦しみを救ってくれたのは、またもや姉のサクラだった。

普段はなにかと口うるさく上から目線でウメにものを言うサクラですが、

本当にウメがピンチになると、自分の身を挺してでも妹を守ろうとするのもサクラの性格です。

今回は3話の内容は、そんな正義感の強い姉・サクラの告白がメインのお話となります。

以前にちらっと話題になったサクラの離婚危機の問題。

なんと・・・サクラは、夫・信一から酷いDVを受けていたのです。

しかも暴力を受けるようになったのは信一の浮気が発覚したことが原因で、

いわば逆ギレです!

長い間のDVが、あんなに強かった姉・サクラを弱々しい表情に変えてしまった。

{悪いのは全て義兄の信一だ。}

ウメは生まれて初めて、姉サクラを救う立場となって姉をDV夫・信一から守ろうと紛争する・・・

4話:母の本音

ゲスな夫との夫婦関係で自信を失っていたサクラが、ウメの励ましで本来の強い姉の姿に戻った!

その後、サクラとウメ夫婦で話し合い、DV夫・信一との離婚を進めようとしますが、

その話が実家の母親の耳にも入ってしまうことに。

すると、母はサクラを何とか説得して夫婦関係を継続させようとしたのです。

母の本音は、サクラの気持ちよりも孫の小次郎から父親を切り離すなということだった。

一見、社会的ステイタスもあり、常識的な信一だったから、

母は信一の浮気くらいは幼い小次郎のために我慢しろ言いました。

それはサクラの気持ちなんて全く無視した母の言葉だった。

さすがにサクラも黙ってないだろうと思ったウメでしたが、

なんと・・・

あれほど気の強いサクラが母の理不尽な言い分に対してなにも言い返せないでいるのです。

そんなサクラの姿をみたウメは、姉のことを不憫に思い、

サクラと夫・信一による話し合いの場へ。ウメの夫・大介とともについてゆくことにしたのです。

そこでは、衝撃の事件が!

偶然ベランダに隠れていたウメが見た信一のひどいサクラへの暴力!

出ていくのを必死でこらえながら、離婚の証拠どりのために夢中でウメは暴力の現場を撮影しました・・・

5話:ゼロからの再出発

ウメが撮影した信一のDV動画を見た母親は心の底からサクラに謝りました。

そして、母の理解のもと、これからサクラは信一との協議離婚へ向けて話し合ってゆくこととなりまそた。

 

一方、双子の妹・ウメには、今まで続けてきた不妊治療に新たな展開が生じていました。

なんと・・・

ウメの卵巣には委縮がみられ、卵子が確認できなくなってしまったのです。

その結果、これ以上の不妊治療は無意味だと医師から告げられてしまった。

医師からの厳しい宣告にショックを受けるウメは、

もう夫婦での子供は作れないという悲しみと、何も知らずに好き勝手なことをしている夫の大介や姉のサクラにブチ切れしてしまう。

ただ・・・

妹がピンチの時は必ず味方になってくれる姉・サクラは、

子供が産めずに傷ついているウメに、ちゃんと夫婦でこれからのことを話し合うべきだとアドバイスするのです。

またまたサクラに勇気づけられたウメは、大介と夫婦のこれからについて真剣に話し合う事にしました。

そう・・・

今後の妊活を含め、ウメ夫婦がゼロからの再出発へ向けて・・・

6話:理想のひと

ウメの妊活については、姉のサクラがウメに卵子を提供するという形で方向性で話が動きだしました。

ウメ夫婦の問題が一段落すると、いま宙ぶらりんになっているサクラと信一の離婚問題に焦点が当たる。

離婚届に判を押してサクラに送ると言っていた信一から何の音さたもない日々が続いていたある日、

信一の母親、サクラにとって姑に当たる義母からサクラに、一度ゆっくり話し合いたいとの連絡が入りました。

信一から離婚の話を聞いた義母は、サクラを心配してくれてる。

最初、サクラはそう信じて義母と待ち合わせしているカフェまで大介に車で送ってもらったのですが、

その結果・・・

大介を含めて大モメにモメたあげく義母は激怒りで帰って行きました。

結局、義母はサクラの味方になってくれませんでした。

しかし・・・

サクラを責める義母との間に入って、サクラを守ってくれた大介の姿に、

理想の人

いや…理想の男性の姿を見る。

これは・・・

ちょっとヤバイことになる前兆か…?

 

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『理想の家族のつくり方』の感想

1巻を読んだ限りの感想としては、大きなテーマとして、双子姉妹の確執と、複雑な姉妹愛が描かれている印象でした。

ただ・・・

1巻の最終話となる『6話:理想のひと』を読んだとき、

「おやっ!?」

と…なんだか胸騒ぎが!

もしかして妹の旦那をめぐって壮絶な愛憎劇が繰り広げられるのか?

という雰囲気で1巻が幕引きとなっているんです。

「仮にこの微妙に複雑な関係性の格差姉妹・サクラとウメが男を取り合う展開になったら・・・?」

しかもその男とは妹・ウメの夫・大介である。

さらに・・・

今のところまだサクラはDV夫の信一と正式に離婚が成立していない!

結果的に仲のイイ双子姉妹の感動的なホームドラマなのかなという予想を覆してのラスト2ページだった。

そう・・・

このわずかラストの2ページだけでこの作品へのイメージが180度変わった気がする。

むしろ・・・

このラスト2ページがなければ恐らくサイト主のまるしーは、次にリリースされる2巻を買うことはなかったでしょう!

それほどまるしーには衝撃の展開だったのです。

というか面白そうな展開です♪

非常に良いです。この一見ほんわか風のドロドロとした格差姉妹の愛憎劇は・・・

 

>>>『理想の家族のつくり方』2巻の解説と感想はコチラ♪

 

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