的外れで歪みまくった後田の思考が怖い!
どうしてそこまでネガティブで訳の分からない考えにたどり着くのか?
己のポンコツっぷりを逆手に取った後田が、ついに教育係である聡美に牙を剝きだした!
無気力・人任せ・自分卑下の後田がとりはじめた仰天の行動とは一体!?
著者:西優木
『クズメン百鬼夜行:どうせ無能な僕なんて…』
2話の解説と感想です♪
自分の教育係である聡美が、過去に優秀な営業ウーマンだった事実を知った後田は、
なぜか自分が会社から全く期待されていない人間だという思考に突っ走り、
そこから彼のとんでもない無気力で悪意に満ちた行動が加速してゆく・・・
「えっ!?どうしてそうなるの?」
理解不能なネガティブ志向が、歪みまくった後田の卑屈で汚い本性を明らかにする(汗)
そんなヤバすぎる”クズメン”相手に、ヒロインの聡美はどう挑んでゆくのか?
今回でついに本格的な聡美と後田の対立構造が出来上がります。
「ぜんぶ後田が悪いんですけどね…(汗)」
1話の解説と感想はコチラ♪
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どうせ無能な僕なんて…【クズメン百鬼夜行】ネタバレ2話|営業から逃げた女!
異変
狂気に満ちた恐ろしい表情で、聡美を誹謗中傷する独り言を叫びまくる後田の姿に、
何とも言えない失望感と恐怖を感じる聡美だったが、
その後、なんとか気持ちを奮い立たせて、後田の言葉を聞かなかったことにしようと心掛けます。
幸いなことに、後田も聡美の前では、先ほどの狂気じみた表情は見せず、
以前と変わらない態度で聡美に接してきたのです。
確かに…
自分が結婚して営業職から事務職に部署移動したことで、
どこか聡美の中でも”事務員は楽”という回りからの視線を感じてはいた。
それでも、過去の営業現場で培った経験をフルに活かして、
より良い新人のサポートができるはずだと信じてここまで頑張ってきた自分がいる。
だから…
改めて聡美は、後田を立派な営業マンに育てるべく、そう心に誓うのです。
しかし・・・
そんな聡美の意気込みも空しく、後田の態度は、その後ますます歪んでいってしまうのです(汗)
さらに…
相変わらず「僕なんて…」を連発して、ネガティブ発言を繰り返す後田に、
ある時、妙な異変が見え始めたのです・・・
堪忍袋
これまでは、ただただ自分の仕事の出来なさを卑下して、
卑屈で暗いネガティブ発言を繰り返していた後田でしたが、
ある時から、自分のその”ポンコツっぷり”を逆手にとって、
教育係である聡美に、自分の仕事を押し付けるようになってきたのです(汗)
つまり、
自分がやってもどうせミスするから、教育係の聡美が代わりにやってこれというわけだ。
そんな都合の良い理屈はありえない!
もちろん聡美は後田のそんな甘ったれた考えをただそうとするのですが、、
すでに聡美のことを”営業から逃げた女”とバカにして、
おまけに自分は会社から期待されていない人間だと思い込んでいる後田は、
わざと聡美から指示されたことをしないで、無気力な態度を取り始めました。
さすがにここまで歪んでしまった後田を放置しておくわけにもいかず、
聡美がそろそろ大きな雷を後田に落とさなければと思った矢先、
彼女は後田が放置していた仕事の一つに、大変な会社の損害に繋がるミスを発見し、
大慌てでそのリカバリーに右往左往させられてしまうのです。
その結果…
ついに堪忍袋の緒が切れた聡美は、
これまで言ったことのない強い口調で、後田のふざけた勤務態度を注意したのです。
すると…
「松井さんって、さすが営業のことよぉく分かってますね…」
と…彼が言い返してきて、
自分が仕事をするとミスをしてしまうのだから、全部松井さんがやってくれればいいじゃないですか。
などと、無茶苦茶な理屈を並べ立ててきたのです(汗)
思わず聡美は、
「そんな無責任なことでどうするの!?」
と…大きな声を出して後田を叱りつけました。
ちょっとシュンとなる後田。
だが…
それでも彼の卑屈で歪んだ無気力な勤務態度は、その後も改善されることなく、
そんな彼の暴挙は、社内で築いてきた聡美の人望さえ失墜させてゆく始末だった。
そしてこのあと、ある出来事がきっかけで、二人の関係は最悪な状態になってしまいます。
営業から逃げた女
その後も後田はますます自分勝手な行動をエスカレートさせて、
聡美はそんな彼の無茶苦茶な仕事の後始末に追われる状況が続いていた。
しかも…
後田は自分がしでかした仕事上のミスを、
それは聡美の指示だったと言って、責任をすべて聡美に擦りつけ始めたのだ!
{なんなの一体!}
これ以上、後田の行動をそのまま放置していたらとんでもないことになると危機感を覚えた聡美は、
改めて後田と正面切って向き合うことにしました。
彼女なりに後田の将来を思って真剣にこのままではいけないと、言葉を尽くして忠告したのです。
しかし…
後田から帰ってきた反応は、聡美を”営業から逃げた女”と、あざ笑うような態度だった!
おまけに、
「持ちつ持たれつで行きましょうよ~♪」
というふざけた後田のセリフが聡美の胸に突き刺さる!
{意味不明すぎ!もう我慢できない!}
さすがにここまで我慢してきた聡美にも限界の時がやって来た!
彼女は後田がしてきたこれまでの愚行をすべて上司に報告しようと決意したのです。
だが…
そんなタイミングで、以前聡美が後田の代わりに営業した取引先との大口の新しい契約が成立し、
それが後田の功績として称えられたのです(汗)
えっ!?
ウソッ!?
なんと…社内には、後田の初契約を称えるムードで湧き上がっているではないか・・・
{なんてことなの…!?}
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2話の感想
「イライラ感が半端ないです!」
クズ中なクズの後田!
こんな男の教育係になったことを不幸と納得するしか怒りの持って行き場がない聡美です。
すごい理不尽(汗)
そもそも、聡美が優秀な営業ウーマンだったってことが、
なぜ、自分が会社から期待されていないことに繋がるのか?
「まったく意味が分からない!」
こういう思考の人間と仕事をする辛さは痛いほどわかります(汗)
言葉が通じない相手と信頼関係を築いてゆく難しさよ…。
ただ・・・
長年の経験から、サイト主のまるしーは、
「この人は話が通じない相手だな」と、感じたと際は、
もうそれ以上その人物と関わらないようにしている。
だって、その後で一度も話が通じた経験がないから!
こういう人とはどれだけ言葉を尽くしたとしても分かり合えない。
「過去の経験は物語る。」
そしてそれは仕事でもプライベートでも同じである。
悲しいかな、そういう人間は絶対に存在するのです。
話が通じない人に対して、貴重な人生の時間を使うのはすごく勿体ない!
とにかく一刻でも早くその人から離れて、自分の言葉が通じる相手とコミュニケーションを深めてゆきましょう!
まさに後田は関わってはいけない人間のトップクラスにいる男です。
「どういう環境で生活してきたら彼のような思考が出来上がるのか?」
そういう部分ではちょっと興味が出てきますね(汗)
ただ・・・
後田ほどのモンスターではなくとも、世の中には”プチ後田”みたいな人間はたくさんはびこっています。
しかも…
彼らは最初のうちはネガティブで自分に自信のない発言を繰り返し、
さも自分が弱い人間だということを回りにアピールして、同情や庇護を得ようとしますが、
ひとたび自らの協力者を得たら、そこから徐々に態度がつけ上がってきます。
これは弱い人間だからこその処世術なんでしょうが、そういう人間が時々牙を剥いてくるのです。
「絶対に許せない!」
2話で見せた後田の行動もまさにそんな状態ですよ!
さて…
これから主人公の聡美がどうやってこのクズメンに制裁を加えてゆくのか?
イライラ度が頂点まで高まったところで、スカっとするオチが見たいもんですよね♪
次回…衝撃のクライマックスでは、見事に後田は社内で晒し首にされちゃにますよ!
「お楽しみに♪」
>>>『どうせ無能な僕なんて…』最終話の解説と感想はコチラ♪
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