いよいよスズメの”葬偽”が始まった。
スズメに罪悪感を感じていた者たちは、葬偽人たちが繰り出す様々な仕掛けに怯えまくる!
不気味な恐怖と奇怪なアクシデントが渦巻く中、
徐々に参列者たちのメンタルは崩壊してゆく・・・
『葬偽人』
2話の解説と感想です♪
スズメが自殺したとする葬偽人たちによる告別式が執り行われ、
スズメへ邪険に接していた同僚たちから悲痛な表情が浮かび上がる。
いわゆる罪悪感だ!
同僚たちから次々にこぼれだすスズメに対する贖罪の言葉。
しかし…そんな中、スズメを苦しみのドン底へ突き落した亜衣里だけは実に不満げな表情で・・・
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葬偽人【ネタバレ2話】メインターゲットはお前だよ、亜衣里!
スズメがツカサに電話をかけた日から半月が経った頃、
社長が全社員に向かってスズメが自殺して亡くなったことを伝えました。
えっ…!?
社員たちの中にたちまち動揺が広がる中、もっともその訃報に顔が青ざめたのは、
亜衣里と京子、そして河辺課長でした。
もちろんそれは思い当たることがありすぎるからだ。
{まさか自殺までするとは…}
おまけにこの3人が連れ立って会社を出たところで、待ち構えていた刑事から事情聴取を受けたのだ。
特に3人が怪しまれたというわけではないが、ますます精神的に追い込まれてゆく3人だった。
それから二日後、
スズメのお別れ会と称した”告別式”が行われました。
散々悪態をつきながらも亜衣里は京子や河辺に促されてスズメの告別式に参列しましたが、
その態度は迷惑だと言わんばかりの嫌々な気持ちが丸出しで、
すでにスズメを死に追いやった罪悪感にさいなまれ始めている京子や河辺とは、
まったくかけ離れた亜衣里の他人事な立ち振る舞いでした。
そんな中、しめやかにスズメの死をともらうセレモニーが始まり、
同僚のOLたちからスズメの死を悼んですすり泣く声が聞こえてきた。
彼女たちはスズメのことを無視している人間たちに流されてしまった同僚のOLだ。
本音ではスズメに対して何も悪い感情も抱いておらず、
むしろ真面目で頑張り屋だったことに好感をもっていたとさえ言った者もいました。
そして…心から自殺してしまったスズメの死を悲しんでいたのです。
そんな空気の中でいたたまれない気持ちでいたのが、京子と河辺課長だった・・・
異様な雰囲気
とてもその場にいることが辛い状況の河辺のとなりに、
ふと気づくとまったく面識のない小柄な美女が座っていました。
河辺がその美女に話しかけてみると、本日付で働くことになった派遣社員だと分かり、
さっきまでの気まずい思いはどこえやら、たちまち河辺の興味はその美女に変った。
こいつはもう病気だ(汗)
一方、普通に告別式の空間でいたたまれない思いをしていた京子は、
葬偽人の仕掛けるさまざまなアクシデントや恐怖の仕掛けにメンタルがボロボロになっていました。
さらに、会場の異様な雰囲気に耐えられなくなった恭子は、発狂して会場から逃げ出してしまったのです。
すると…
このままではスズメを自殺に追い込んだ犯人にされてしまうと恐れた亜衣里は、
会場のスタッフから手渡されたお茶を京子に飲ませて、
これ以上怪しまれるような言動を慎めとキツクくぎを刺したのです。
ただ…二人がそんな状況にあることも知らず、
河辺は隣の美女に首ったけの様子で、セクハラともとれる振る舞いに終始していた。
その後、告別式は葬偽人たちの作り出した怪奇現象のオンパレードで、
ますます会場は異様な雰囲気に包まれてゆきます。
そんな中、京子は急にお腹がゆるくなって猛烈な便意に襲われたのです。
さっき飲んだお茶だ!
彼女は慌ててトイレに駆け込みますが、当然のごとく全ての扉が使用中で、
会場外のコンビニまで行っても用を足すことは叶わなかった。
その結果…
京子は自分も同じことをスズメにしたのだと自身の行いを後悔しながら脱糞した。
そこからさらにこのあと、スズメの遺体が棺から消えるというイリュージョンを機に、
告別式の会場はパニック状態と化してゆく・・・
修羅場
とんでもない怪奇現象に参列者たちは会場から逃げ出そうとしますが、
刑事が入り口に立ちふさがり、誰も外には出してもらえませんでした。
だが…
その騒ぎに乗じて河辺課長が、美女の手を引いてどこかへ移動しようとしているところを目撃した亜衣里は、
鬼のような表情をしながらその美女に向かって、
「あたしの彼氏に何してんの!?」と激怒してきたのです。
だが…
時と場所をわきまえないバカな女の怒りは次の一言で一気に収まります。
「誰の彼氏ですって!?」
なんと…
河辺・派遣の美女・亜衣里の前に現れたのは、
スズメから連絡を受けてここへやって来たという河辺の妻だった!
ココから河辺と亜衣里に修羅場が訪れます。
完全な不倫発覚だ。
ただ…
「スズメから連絡を受けた!?」
河辺の奥さんは確かにそう言った。
ついにここから本日のタネ明しが始まるのです。
実は、先ほどから河辺課長が必死で口説こうとしていた派遣の美女。
この小柄ではかなげな女性は、2週間余りのダイエットと、
その道のプロによるビューティサポートを受けたスズメだったのです!
彼女はおもむろにメガネをかけ、
皆の前で、
「私です…田乃中です」と名乗った。
ええええええ~っ!?
メインターゲットはお前だよ、亜衣里!
死んだはずのスズメが姿を現したことで一斉に驚きの声が上がる中、
亜衣里は、
「だましやがったなー!」
と…鬼のような形相を浮かべてスズメにこんな茶番劇を仕掛けた説明をしろと迫ったのです。
スズメはまず参列は全員に対して告別式に参列してくれたことのお礼を述べ、
先ほどからずっと自分が河辺課長からセクハラを受けていたことを糾弾しました。
そんなスズメの主張を最初のうちは黙って聞いていた亜衣里ですが、
ついに込み上げてくる怒りを爆発させてスズメの胸ぐらをつかむと、
「私は許さないぞ!」
と…凄んだのです。
するとスズメの身の危険を察知したツカサがすぐに二人の間に割って入り、
亜衣里をスズメの体から引き離すと、今回のセレモニーを計画したのは全て我々がしたことで、
スズメはただ演出にしたがって傍観いただけだと皆に伝え、
これまで会場で起こった奇怪な出来事はすべてマジックにより作られた現象だと説明したのです。
ツカサの言葉を聞いて会場から安堵の空気が広がる。
さらにそこから葬偽人のメンバー3人が集結し、
いまだ釈然としない表情を浮かべている亜衣里に対し、
「メインターゲットはお前だよ、亜衣里!」
と嬉しそうに言い放った…
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2話の感想
かなり大掛かりに計画された偽装告別式でしたね。
葬偽人のメンバーたちが事前にスズメが務める会社の社長や、
スズメの祖母にも協力を仰いでいたことが、まさしくプロの仕事と言える部分だな。
それと確かに詐欺師と天才マジシャンがいると、いろんな仕掛けや欺きが可能となります。
ツカサとエリーは葬偽人という職業にうってつけな経歴の持ち主だったわけです。
まだエイコウさんにどんな才能や特殊技能があるのかはわかりませんが、
今回は、元詐欺師のツカサが刑事役を見事に演じて大活躍でした。
エリーが京子と亜衣里に下剤入りのお茶を飲ませた会場スタッフですね。
実に質素な黒い服装で目立たない女性をうまく演じていましたけど、
ただ一人。
悲しいくらいに女好きな河辺課長には、エリーの内側からにじみ出るフェロモンに気づいていたみたいです(笑)
今回はとにかく異常なくらいバカで間抜けな河辺課長の人格が露呈していました。
もともと彼が善人ではないことはすぐに分かりましたが、
これほどまで脳みそが少ないクズ男だとはさすがに見抜けなかった。
もっと目端の利くこズルイタイプの冷血漢だと思っていたのですが、
「とんでもない間抜けなただのセクハラオヤジでした(笑)」
まぁ~整形しまくりのバカな性悪女に利用されまくっていたくらいだから、
そもそも救いようのないクズ男なんでしょう。
さて…
次はいよいよ今回のメインターゲットとなる亜衣里へのお仕置きですね♪
スズメが自殺したという一報を聞いてからずっと不満げで憎たらしい態度を取り続けていた彼女ですが、
すでに河辺課長の奥さんが登場したことでかなりダメージを食らったはずなのですが、
まだまだ目は死んでいないのは明らかです。
一体どんな方法で葬偽人たちは亜衣里にキツイお仕置きを与えるのか?
「実に楽しみだ♪」
ちなみにこの2話のラストページで何気にスズメが葬偽人たちのメンバーの中にいたことは、
その後の展開になにか関係があるのだろうか…?
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