キスから恋は、はじまりません!【ネタバレ全話】二次元オタクOLがリアルな恋をして…!

二次元オタクなOLがリアルな世界でイケメン君に誘惑されて…

乾いた女性ホルモンに潤いを与えてくれる夢のシチュエーションがたまらない!

こんな少女漫画みたいな恋愛をしてみたかったんだという女子の願望をそのまま描いた

究極のシンデレラ系の溺愛ラブストーリーです♪

著者:みくに莉子 / エトワール編集部

『キスから恋は、はじまりません!

二次元の中だけで恋愛脳を満足させていた25歳のこじらせOLが、

ある日に参加した飲み会の席で社内イチのモテ男から興味を持たれる。

最初はただの冗談かと思われたイケメンくんの誘惑行動が、

「もしかしたら本気なの!?」

というシンデレラモードに突入して、

そこから事態は二次元恋愛からリアル恋愛に突入してゆくことに!

「最近トキメキがないわ~」

と枯れ気味の女子にオススメな一作です♪

『キスから恋は、はじまりません!』の見どころ

人気の電子書籍ストア『BookLive』のオリジナルレーベルである『COMICエトワール』から、

ちょっと気になるこじらせ系のオフィスラブ『キスから恋は、はじまりません!』がスタートしました~♪

タイトルを見ただけですでにウズキュン系な内容だと想像できるかもしれませんが、

「はい!その通りです。」

実際の内容としては、少女マンガ好きで恋に恋してる平凡なOLのヒロインが、

社内イチのモテ男子にこのこじらせヒロインがある日トツゼン誘惑されるというストーリーで、

今はまだロマンチックな恋に恋してる25歳のOLが、

「こんな少女漫画みたいな世界があっていいモノか?」

と…その状況にとまどい、しかし乙女心はトキメキまくって翻弄されてゆくオフィスラブなストーリーです。

本作を読んで既視感がまったくないとは言いませんが、

おそらく本作が本格的なデビュー作であろう新人漫画家さんのみくに莉子 先生が、

新しい感覚と才能でサイト主のまるしーに見たこともないこじらせラブな物語を見せてくれると期待してます♪

特にまるしーは新人の漫画家さんが描く初連載の作品を読むことが好きで、

実を申せば今回もそういった理由で即買いしたわけです。

どんな業界であっても、新しい人たちの存在は、

古い私たちに見たこともないモノを見せてくれるというワクワク感があり、

「そんな期待を込めつつ応援してゆきたいな~♪」

さて・・・

そこで今回紹介する『キスから恋は、はじまりません!』の見どころですが、

やっぱり最初に読者の気持ちが持っていかれるであろう、

社内イチのモテ男・五十嵐くんがヒロインの少女漫画オタクの朱莉(あかり)に、

本気なのかそれともただ誘惑ゲームをして楽しんでいるだけなのか分からないもって行き方ですね。

恐らく五十嵐くんは以前から朱莉のことを知っていて、やっと告白する時期が来たということなんだろうけど、

ただただ降って湧いたような王子様の出現に戸惑いまくる朱莉の様子が、

いかにも25歳にして恋愛をこじらせまくってきた女性のアルアルなリアクションのオンパレードであり、

あまりにも分かりやすく動揺しまくる彼女の一挙手一投足に呆れつつも笑ってしまいます。

女子なら誰でも一度はこんな少女コミックの王道な恋愛をしてみたい!

そんな世の中の恋に恋する女子たちの願望をすべて叶えたようなラブストーリーです♪

なので…

最近、女性としての心が”乾いてるな~”とお悩みの方はぜひ!!

『キスから恋は、はじまりません!』の立ち読み♪

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キスから恋は、はじまりません!【ネタバレ全話】二次元オタクOLがリアルな恋をして…!

1話:これは漫画でよく見る展開!?

主人公の斎藤朱莉(さいとうあかり)25歳は、

少女漫画に出てくるような恋に恋してる典型的なこじらせOLだ。

過去に恋愛で苦い経験をして以来、もっぱら恋愛は少女漫画の中だけで妄想する二次元オタク女子に成り下がっている。

目下のところ彼女は大好きな少女漫画に登場するイケメン王子様キャラ・直樹(なおき)に夢中で、

リアルな恋愛など自分にはまったく関係ないと危険な方向に向かっているヤバい系OLなのだ。

しかし…

そんな彼女にこのたびとんでもない人物が接近してきたのです。

それは、社内イチのモテ男であり営業部のエース・五十嵐傑(いがらしすぐる)で、

完全無欠な超ハイスペック・イケメンである。

そんな彼とたまたま飲み会で席が近くになった朱莉は、

仲のよい同僚・あつこの強引なトークの犠牲になり、無理やり五十嵐と会話することになるのですが、

そこで繰り広げられた本気とも冗談ともとれるやり取りの末に、

なんだか社内イチのモテ男のハートに火が付いたようで、

そこから五十嵐は朱莉を口説くモードに入ってゆくのです。

おまけに彼は、朱莉が大好きな少女漫画と同じ恋愛シチュエーションをわざと作り出して、

朱莉の二次元オタク脳をリアルな世界にいざなってゆくからもう大変(汗)

{これは漫画でよく見る展開!?}

そう…

この日、飲み会終わりの誰もない夜のオフィスで、漫画と全く同じ状況の中、五十嵐からキスされた朱莉。

いったいこれは何の悪い冗談なんだ・・・!?

朱莉の迷走して困惑しまくりなこじらせオフィスラブが幕を開けた・・・

2話:初デート

本気なのか冗談なのかわからない五十嵐のキスとそれに続けて発せられた口説き文句。

昨夜の事件からまったく心ここにあらずな朱莉。

{いったい五十嵐さんはどういうつもりなんだ!?}

こじらせ女子をからかって何が楽しい?

朱莉が読んでいる少女漫画と同じようなセリフと行動で彼女を翻弄する五十嵐に対して、

何をどう受け取ったらいいのかまったくわからない朱莉。

しかし…

どうやら社内イチのモテ男は本気で朱莉のことを誘惑しようとしているようだ。

彼女が大好きな少女漫画に登場するイケメン直樹とまったく同じやり方で!

仕事中でもかまわず朱莉のことをわざと動揺させてくる五十嵐。

あざとい彼の意味ありげな誘惑行動に朱莉のハートはグラグラと揺り動かされる(汗)

そんな中、五十嵐はこれまた少女漫画で登場したやり方そのままで朱莉をデートに誘って動揺させる。

結果的に五十嵐の誘いに乗ってしまった朱莉は彼と初デートをすることに!

さらに…

そのデートでもふだん朱莉が読んでいる少女漫画に描かれるシチュエーションを繰り出して彼女を翻弄してゆく五十嵐。

その挙句…

ほとんと落ちかけ寸前のところまで追い込まれる朱莉でしたが、

なんとか寸前のところで”完落ち”を堪えて五十嵐に対する警戒感を呼び起こした朱莉は、

そこから異次元オタクのこじらせを発揮して、五十嵐に対するガードを固めます。

だが…

そんな朱莉にムカつくわけでもなく、逆に嬉しそうな表情を見せる五十嵐。

彼の真意は一体どこにあるんだ?

3話:水族館デート

あれからずっと五十嵐のことが気になってしょうがない朱莉。

しかも…彼が仕事で忙しい中、朱莉と会うためにわざわざ時間を作っていたことを同僚との会話で知ることとなり、

次に五十嵐から2回目のデートに誘われた際にはあっさりとOKした。

おまけに…今度は朱莉からのリクエストで”水族館デート”を楽しむことになりました。

現地ではまるで付き合いたての初々しいカップルのようにはしゃぐ五十嵐と朱莉がいた。

そして…

ひとしきり楽しんだ水族館デートでの締めは、

カップル御用達の観覧車に乗り、少女漫画でよくある頂上付近でのロマンチックなキス。

完全に五十嵐は少女マンガの世界を朱莉にリアル体験させようとしてるみたいだ。

それに…そんな五十嵐の行動に、もはや抗えない朱莉がいるのです。

だって…

最初はオレ様的な振る舞いを朱莉にちらほら見せていた五十嵐でしたが、

今は照れ屋でちょっとカワイイ不器用な男性にしか思えない。

もし…それが彼の本当の素顔なんだとしたら・・・

4話:看病

水族館デートをしたことでまた距離が近づいた朱莉と五十嵐。

そんなある日のこと、会社で朱莉が同僚の男性社員・瀬戸(せと)と親し気に話している様子に嫉妬する五十嵐。

{むむむ…}

その後、体調不良で早退した五十嵐はメールで朱莉に自宅へ”看病”に来て欲しいとおねだりをします。

{なんで私が…!?}

と…文句を言いつつも五十嵐のことが心配な朱莉は彼の自宅へと向かう。

すると…目の前には少しやつれて無防備な五十嵐の姿があり、

そんな彼の様子におもいっきり母性本能をくすぐられた朱莉は、

弱っていて甘えん坊になっている五十嵐を献身的に看病します。

いつもはイケメンよろしくと言った感じで隙のない五十嵐が、

不安げな様子で自分を頼ってくる姿に朱莉の胸はキュンキュンが止まらない!

それからたっぷりと五十嵐の素直でカワイイ一面を堪能した朱莉は、

きっちりとイチャイチャ・ドキドキな看病を終えて、その日は何の進展もなく家に帰ります。

だがこの日、彼女はハッキリと自分の気持ちに気づくのです。

{私…五十嵐さんのこと、好きなんだ!}

半日、彼の看病していてそれを確信した朱莉だった。

しかし…

五十嵐への想いが本物だと気づいたそのタイミングで、朱莉に早くも恋の試練が待っていました・・・


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『キスから恋は、はじまりません!』を読んだ感想まとめ

徐々に物語が進むにつれて主人公の二人は溺愛モードに入ってゆくんだろうけど、

やはり恋愛コミックはそこに至るまでの経過を楽しむのが醍醐味です。

そう…

溺愛モードに入ってゆくまでにどれだけ読者をドキドキ・キュンキュンさせてくれるかで、

その恋愛コミックの真価が問われるんだと思う。

そこを考えると今回紹介した『キスから恋は、はじまりません!』の設定は、

やり方次第でものすごく面白い作品になってゆく要素がふんだんにある物語だと思います。

まず、ヒロインんの朱莉が25歳にもなって少女漫画オタクであり、

恋に恋するこじらせた残念OLで、分かりやすく白馬に乗った王子様に憧れている痛いキャラで、

なぜかそんなこじらせOLに興味を持っている社内イチのモテ男である五十嵐が、

朱莉の大好きな少女漫画の王子様キャラになぞって彼女を誘惑してゆく構図。

「実に面白いです♪」

当然のことながら少女漫画の恋愛脳に侵されている朱莉は、

そんな王子様キャラ設定でモーションをかけてくる五十嵐に分かりやすくメロメロにされてしまう(笑)

流れはすごく興味深いものがあるから、あとはどういう展開で読者の気持ちを掴み続けるかですね。

やはりすんなり五十嵐くんが朱莉を落としてしまうのはもったいないし、

五十嵐もそこまで大した理由もなく朱莉を好きなのもどこか違和感がある。

物語の中では朱莉のキャラがどこにでもいる平凡なスペックのOLという位置づけになっているみたいですから、

社内イチのモテ男である五十嵐がなぜ朱莉なんだという読者が納得できる理由が必要だ。

「なぜ五十嵐は朱莉を好きになったのか?」

そこがこの作品で一番大事なキモとなる部分だと思う。

さしたる秀でた魅力もなく、ごくごく平凡なルックスで二次元オタクなOL・朱莉。

そんな彼女のどういう部分に五十嵐くんが惹かれ、

彼女が好きな少女漫画に登場する王子様になり切ってまで朱莉を口説こうとしたのか?

まだ2話を読んだ段階ではその辺のところは五十嵐くんから発信されていません。

これから徐々に解明されてゆくことでしょうが、

その理由如何によってはこの作品への興味が薄れてしまう可能性があります。

漫画オタクを数十年続けるまるしーが出会ったフレッシュなみくに莉子先生に大きな期待を抱きつつ、

この作品が皆に愛されて”キス恋”みたいなニックネームがつけられるほど人気が出ることを思い、

この先の朱莉と五十嵐の恋を温かく見守ってゆきましょう!

今後もまたなにか書きたいことができたらこのページに感想や解説を追記してゆきます♪

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今、紹介した

『キスから恋は、はじまりません!は、

電子コミックサイトのブックライブ(BookLive!)独占連載中漫画なんです~♪

このコミックサイトはサイト主のまるしーもよく利用するお店で、

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漫画好きならヘビロテで利用すべきだと思います♪

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