とある天才役者が挫折の末に選んだ職業が探偵だった！
その後、類まれなる演技力を駆使して依頼者からの要望に応えてゆく彼は、
まさに水を得た魚のごとくベールに包まれた男と女の秘密を暴いてゆきます。
そう…天才役者・大谷 壮の前では誰もが心を丸裸にされてしまう！
著者：アミューズ / 講談社 / FIREBUG / 松井レナ
『暴き屋』
天才的な演技力を持つ探偵・大谷が依頼を受けたターゲットの心を丸裸にする。
主に男女関係のもつれや秘密を暴く彼の任務は、
ベールに包まれた男と女の知られざる真実を容赦なく暴き出す。
講談社とアミューズがタッグを組み、LINEマンガでの連載をスタートさせたこの作品。
「かなり手ごたえ有りの期待作だ！」
というかすでに話題沸騰でかなりの注目が集まってます。
もちろん理由はメチャメチャ面白いから♪
『暴き屋』の見どころ
今回サイト主のまるしーが紹介したいハマった漫画は、
LINEマンガで連載がスタートした話題の作品『暴き屋』でございます。
ある理由から役者の道を断念した主人公の天才役者・大谷（おおたに）が、
その後、探偵に転身して、彼の天才的な演技力を武器に、
次々と依頼者の要望に応えてゆくという大人のヒューマン・ストーリーなんですけど、
主に大谷が引き受ける依頼内容は”男女の秘密”を暴くものであり、
その類まれなる天才的な演技力でターゲットに近づき、徐々にコミュニケーションを重ねた末に、
きっちりとベールに包まれた秘密を暴き出してゆくのです。
よって、大谷のターゲットになってしまった者は、心の中に隠し持っている秘密を全てさらけ出されてしまうのです。
それが天才役者・大谷のテクニックである！
読んでてワクワクしますし、男女のドロドロな愛憎劇がたっぷりと堪能できる作品で、
個人的には「こんな作品を待っていた♪」と…拍手をしたくなるワクワク漫画です♪
さて…
そこでこの『暴き屋』の見どころですが、
それは主人公の大谷がターゲットの相手を落としてゆく経過を、
そのターゲットの内面の気持ちを細かい心理描写を描きつつ、
かなりの長尺でストーリーを構成している部分ですね。
普通こういうタイプの作品は、大体1話完結の形でサクッと依頼を解決させてゆくパターンが多いのですが、
この『暴き屋』では、1件の依頼を実に丁寧な深い内容で描いています。
なんたって…
単行本1巻でまだ一つ目の案件が完了していないのですから…（笑）
そこまで一つの案件を深く掘り下げたエピソードを読ませてくれるケースはすごくレアな作品ですし、
「だからこそ読み甲斐もある♪」
本作は薄っぺらい1話完結型のヒューマンドラマの内容に欲求不満を感じていた方にオススメの一作ですね！
これはじっくりと男女のドロドロな愛憎劇を堪能できる大人のヒューマン・ドラマです♪
大人な貴方は是非！！
『暴き屋』の立ち読み♪
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暴き屋【ネタバレ全話】天才役者が探偵になると”神”だった！
1巻：天才役者・大谷壮
観客の心を大いに揺さぶる天才役者・大谷壮（おおたにそう）は、
客前に立つと極度の緊張で頭が真っ白になってしまう弱点を克服できず、
悩んだ末に役者としての道を断念してしまう。
だが…その後、探偵に転身した彼は類まれなる演技力を駆使して、依頼者からの要望に見事応えてゆくことになります。
神に与えられた天性の演技力により、大谷のターゲットとされた者は、
心の奥底にしまっていた秘密を見事なまでにさらけ出されてしまうのです。
さて…
その記念すべき一人目のターゲットは、結婚5年目にして夫の浮気の兆候に気づいた主婦です。
彼女の運命は如何に！
初仕事
夫・田中雄太郎（たなかゆうたろう）と結婚してから専業主婦として5年の月日を迎えた元看護士の恵美（めぐみ）。
ラブラブだった新婚時代も過ぎさり、今は夫の日常生活における細かいだらしない部分に不満を募らせる毎日だ。
よくある夫婦の倦怠期である。
ただそんなある日、恵美は夫のスマホに表示されたメールの内容に浮気の兆候を発見するのです。
考えてみれば、最近の夫の言動や行動はどこかおかしかった。
この頃は頻繁に帰宅が遅くなっているし、自分に対する興味も明らかに薄くなっていたのです。
すでに女として見られていない切なさも感じていた。
そんなある日の事、
恵美はスーパーで買い物をしたときに、上品な老齢の女性にスマホを貸して欲しいと言われて、
親切心から自分のスマホを貸してあげるのです。
すると後日、その女性の息子だと名乗る吉野佳介（よしのけいすけ）という人物から恵美に連絡があり、
「母親のお礼がしたい」
ということで直接会うことになるのです。
恐らくこの男性が探偵の大谷であり、彼の”初仕事”ということになるのでしょう。
このあと、吉野という名を語った大谷は、夫の浮気に悩む恵美の心を上手に解きほぐし、
ほどなくして彼女と肉体関係を持ちます。
夫・雄太郎の浮気に傷ついていた恵美は吉野の癒しキャラと巧みな話術によってメロメロとなり、
いつしか夫の浮気のことなで気に病むことなど忘れたかのように、吉野との情事にのめり込んでゆくのです。
恵美はドンドンと回りが見えなくなるほど吉野に夢中になってゆきます。
ある時、そんな恵美の変化に気づいた夫・雄太郎は・・・
と…ここまでが1巻の大まかな内容です。
『暴き屋』の立ち読み♪
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『暴き屋』の感想やこぼれ情報
なにげにこの作品って、イヤーコンテンツ配信サイト”NUMA”で音声ドラマも配信中なんですね。
主人公の大谷役が大谷亮兵さんで、恵美役が石田ニコルさんのようです。
実はすごく気合の入ったプロジェクトだったということなのか！？
あと…
ストーリーの内容的にかなりドロドロした男女の愛憎劇なんだけど、
週刊少年マガジン（講談社）とアミューズがタッグを組んでリリースした作品ということで、
カテゴリーが”少年マンガ部門”であることにちょっと笑えます♪
だって不倫を扱ってたり、生々しいベットシーンなんかもあって、
完全に大人読者がターゲットと思われるしぶい愛憎劇なのに…（笑）
「今回はかなり挑戦的な企画に挑んだみたいですね」
まさにいろんな新しい手法や要素が組み合わさって連載がスタートした革新的な作品のようです。
それは、本作『暴き屋』のリリースを報じているネットメディアが発信したWEB記事を見てもよく分かります。
彼らも本作の存在には注目しているようで、コミックナタリーでも話題のコンテンツとして紹介していました。
いわば業界人たちが試行錯誤してなにか新しい二次元メディア作品を作り出そうとしてる真っ最中という感じだ。
これまでたくさんの素晴らしい漫画やアニメに恩恵を受けてきたまるしーとしては、
「是非ともこういう新しい道を切り開こうとしている挑戦者たちを応援したい！
そして…
いろんな分野の人たちの手によって生み出されたこの『暴き屋』という作品は、
実際に読んでみてすごく面白かったです♪
ただ…
ベテラン主婦のまるしーが面白いと思ったとしても、
「ターゲットが違うよ～」
と…作り手さんからガッカリされるのかもしれないけど、
読み進むごとにドンドンと自分の中にあるブラッキーな気持ちがぞわぞわと掻き立てられました。
なので…
そんなに嬉しくはないかもしれませんが、あえて本作をプロデュースした方々に申し上げたい。
「ベテラン主婦のまるしーはちゃんと『暴き屋』にハマりましたよ～と♪」
さらに…これはあくまでも個人的な意見ですが、
この内容ならばきっとこの先もっと人気が出てくると思うので、
いろんな新しい試みが功を奏すことになればいいですね♪
とりあえず、まるしーは『暴き屋』の継続読者になりました。
普通に胸がドキドキしてスリリングな金額に見合った楽しい読書の時間を過ごさせて頂きましたよ・・・
無料試し読み
今、紹介した
『暴き屋』は、
電子コミックサイトの
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