【衝撃】『29歳の不・純愛』全話ネタバレ!元ヒール女・綺代がサレ妻に?痛快な逆襲劇と結末を徹底解説

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著者:小嶋すみれ

『29歳の不・純愛 ~あなたが恋しいだけだった~ 』

あの人気作でのヒールだった不倫女が今度は夫の元妻に悩まされる主人公として帰ってきました!

これは”因果応報”という綺代(きよ)への天罰なのか?

『35歳の不・純愛』完結後に描かれていた綺代の物語がこれから始まります♪

前作では既婚男性を妻から奪い取ろうとバトルを繰り広げていた敵方の綺代ですが、

今回の物語では、今妻の立場で夫の前妻と激しいバトルを演じます。

「綺代がいるところにドロドロ愛憎劇あり!」

攻める立場から守る立場となった彼女の結婚生活は、

屈辱の過去を拭い去ってバツイチ夫と幸せな毎日を築いてゆけるのか?

『不・純愛』シリーズ第2弾がついに開幕です!

「29歳の不・純愛」って?まずは見どころを解説

今回紹介する『29歳の不・純愛』は、読者の予想を裏切る展開が魅力のドロ沼愛憎劇です。

本作は、大ヒット作『35歳の不・純愛』の待望の続編として登場。前作で強烈な印象を残した「ヒール女」綺代が、今作ではまさかの「サレ妻」として奮闘します。

この大胆な設定の転換こそが、作品の最大のフックであり、読者を惹きつけてやまない理由と言えるでしょう。

前作未読の方でも十分に楽しめる構成ですが、綺代の過去を知ることで、より一層その魅力に引き込まれることは間違いありません。

予測不能なヒロイン・綺代の心理戦

前作で既婚者を一途に愛し、その妻から略奪しようとまでした綺代。

その厄介なまでの執念深さと、目的のためには手段を選ばないヒールっぷりは多くの読者に衝撃を与えました。

しかし、『29歳の不・純愛』では、そんな綺代が今度は自らの夫を元妻と奪い合う立場に。

略奪する側から略奪される側へと立場が逆転したことで、彼女の複雑な心理がより深く描かれます。

綺代がこの逆境にどう立ち向かい、その強気でハッチャけた性格で元妻という強敵とどんな激しいバトルを繰り広げるのか。

彼女が「寝取られる側」になったときに見せるであろう新たな一面と、夫を守るために繰り出す予測不能な行動から目が離せません。

痛快!本妻・綺代が魅せるドロ沼の反撃

『29歳の不・純愛』のもう一つの大きな見どころは、主人公・綺代が本妻として、性格の悪い元妻に対して最初から攻撃的に挑んでいくその姿勢です。

前作の観月靖孝の妻とは異なり、綺代は黙って事態を受け入れるような温厚な性格ではありません。

彼女の気の強さと、一度決めたら止まらないその突進力が、元妻とのバトルにおいてどのように発揮されるのか。

観月先輩を追いかけ回した情熱を今度は夫を守るために注ぐ綺代の姿は、読者にとって非常に痛快であり、ある種の共感を呼ぶかもしれません。

これまでの常識を覆すダークヒロイン像が、新たな愛憎劇の形を提示しています。


『29歳の不・純愛 』の立ち読み♪
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『29歳の不・純愛』を全話(ネタバレあり)のあらすじ解説

1話2話3話4話5話
6話7話8話9話10話
11話12話13話14話15話
16話17話18話19話20話
21話22話23話最終話

1話:順調で幸せな結婚生活

主人公のOL・堀 綺代(ほりきよ)29歳は、

会社の先輩であり既婚者の観月靖孝(みづきやすたか)を略奪しようと頑張ったが見事にフラれた!

その後、取引先のバツイチ男性・吉田光博(よしだみつひろ)と出会い、交際してわずか4か月後に入籍しました。

29歳という崖っぷちの年齢と大失恋の後だっただけに、

「あなたを一生僕だけのものにしたい」

と…必死で自分を求めてくれる光博の告白につい心が動いてしまったのだ。

ただ…

一時の感情に流されて結婚した割には、なかなか順調で幸せな結婚生活が待っていた。

夫の光博がバツイチになった原因は前妻・怜奈(れいな)の不貞であり、

二人の間には晶(しょう)というカワイイ3歳の息子がいる。

比較的に順風満帆だった綺代と光博の結婚生活は、

この3歳になる息子と、厄介な前妻のおかげでいきなりペースを乱されることになるのです(汗)

ちなみに…

夫の光博という名前は本来”こはく”と読むが、綺代にはみつひろと呼んで欲しいと彼は言ってます。

あと…

彼がドMで綺代はS女だ!

これ…実は大事な情報です(笑)

2話:今妻の意地とプライド

キッチリと毎月息子のために養育費を支払っているにも拘らず、

普段は月一回の取り決めであった息子との面会もままならなかった光博ですが、

彼が綺代と再婚した途端、嫌がらせのように息子をダシにして光博と会おうとする前妻の怜奈。

恐らくそれは今妻・綺代への嫌がらせだろう。

怜奈には現在ちゃんとしたカレシも存在しているし、

そもそもが浮気をして光博へ一方的に離婚を要求しきたのは怜奈の方だ。

しかし…

性格がドMの光博はそんな酷いやり口の前妻に何も言えないでいた。

理由は溺愛する息子に会いたいからだ。

だが…

過去に人の旦那を略奪しようとまで暴走した肉食系女子の綺代は、

夫の前妻ごときにやられっぱなしな状況が悔しくてしょうがなかった。

失恋した観月を落とすために自分を磨いて今の美貌を手に入れた今妻の意地とプライドがある。

メンヘラなYouTuber気取りのビッチな前妻に夫を弄ばれてたまるか!

次回は今妻と前妻の直接バトルです。

3話:綺代の圧勝

光博が綺代と再婚した途端に頻繁な連絡を取って来る怜奈に振り回される二人だったが、

なんとか気を取り直して仲良く外食ディナーに出かけたところ、

その途中に街でバッタリ彼氏連れの怜奈に遭遇します。

すると…

いきなり怜奈が綺代にマウントを仕掛けてきますが、もとメンヘラストーカー女子の綺代もまったく負けていません。

逆に怜奈のカレシに色目を使って一瞬のうちにデレデレにさせてしまうスゴ技を披露して玲奈に屈辱を与え、

二人の初戦は完全に綺代の圧勝で終わる。

しかし…

これで怜奈の綺代に対する攻撃モードに拍車がかかりました(汗)

そうなんです!怜奈には光博を取り込む強力な武器があるのです。

それは光博が目の中に入れても痛くない愛息の晶くんだ。

綺代に思わぬカウンターパンチを食らった怜奈は、すぐさま晶をダシに使って、

綺代と光博の大事な夫婦の時間を奪いに来たのです(汗)

4話:非常識な相手

光博が息子を溺愛しているのをいいことに、

なにかと理由をつけては息子をダシにして光博へ呼び出しをかけてくる元ヨメ・怜奈。

ある程度はそんな怜奈の思惑に気づいていながらも、

息子に会いい気持ちが勝ってしまって、ついつい怜奈の作戦に乗ってしまう光博でしたが、

ある日、またもや怜奈が光博に無茶な呼び出しをかけて彼を憤慨させてしまうのです(汗)

だが…その一件でついにブチ切れたのは綺代でした!

非常識な相手には非常識な手段で対抗する。

これまで怜奈の嫌がらせにずっと耐えてきた綺代がついに動き始めた・・・

5話:怜奈の幼過ぎる人格

元嫁・怜奈の自宅に朝イチで突撃をかけた綺代でしたが、

怜奈と対峙してみて初めて分かった衝撃の事実があった。

なんと…

綺代が第一印象で受けたイメージとはまったく異なる怜奈の幼過ぎる人格が露わになったのです。

{えっ…!?何なのコイツ?}

綺代が何発も怜奈にキラーワードをぶつけても、おバカすぎて全くダメージを与えられないのだ。

怜奈ってこんな女子中学生みたいな精神年齢のアラサーだったの…?

6話:虚しく退散

勢い込んで怜奈の自宅へ突撃した綺代でしたが、

怜奈の精神年齢があまりにも幼すぎるせいもあって、

いつもの切れ味鋭い”マウントスキル”がまったく通用しなくて焦りまくりの綺代は、

結果…怜奈にまったくダメージを与えることができずに虚しく退散したのです。

その後、怜奈に綺代が実家まで押しかけていったことを光博に告げ口されて・・・

7話:優先順位

以前から綺代を口説こうと必死のバツイチ男・松田から食事に誘われ、

離婚後における元妻との関係性をリサーチするために珍しくその誘いに乗った綺代でしたが、

結果…気分を害するだけで終わってしまった(汗)

実際のところ光博は元妻と別れたといっても子供のことを一番に考えている彼にとって、

優先順位からすると綺代は息子の次だと感じているのです。

そんな中、二人とも仕事が休みの週末がやってきて、

どこへも出かけず家でまったり過ごそうと光博に提案した綺代だったのですが・・・

8話:心底で惚れた男

この日、行きつけの美容室で観月靖孝とそっくりな店員を見かけて思わず胸をときめかす綺代。

結果的には叶わぬ略奪愛だったとはいえ、一度は心底で惚れた男のことがまだ忘れ切れていない綺代がいました。

それに…

今となっては本気で好きになれた光博との夫婦生活にしても、

怜奈とその息子の予想外な激しい妨害を受けて順調とは言えない。

そんな綺代は仕事でも凡ミスをしてメンタルがダダ下がりだ(汗)

すると…

珍しく職場で深いため息をついて落ち込んでいる綺代の姿を見た観月が声をかけてきたのです。

これは何やら危険な予感か…?

>>>『29歳の不・純愛 』8話の詳しい解説と感想はコチラ♪

9話:妻も同席の食事会

光博との結婚生活がうまくいってないストレスを、

過去の不倫相手・観月靖孝で解消しようと食事に誘うも、

向こうは「妻も同席の食事会なら」という条件を出し、

綺代はそれを了承して今は3人で中華料理を食べている。

観月はすでに結婚している綺代には会社の後輩という感情しか持っていなかったが、

綺代と観月の妻は再会した瞬間からバチバチに火花が飛び散っている(汗)

どうして男ってこんなにおバカなんだろう…?

そんな気持ちにしかならない緊張感漂う今回のエピソードでした…(汗)

10話:検査しませんか?

綺代に妊娠の兆候が表れて光博は気が気でない様子だ。

「検査しませんか?」

と…綺代に妊娠検査薬を使う事を勧めるのが朝のルーティーンになっているくらいで、

子供好きな光博としては嬉しくてしょうがないのです。

しかし…

綺代は頑なに自分が妊娠しているか調べるのを拒否し続けていました。

その理由はいくつかある。

その一つは自分が大嫌いな母親と同じようになることがイヤだったから。

二つ目は自分が子供を産んだとして、世間一般で言われている育児という仕事に嫌悪感を持っていたからだ。

そして三つ目の理由は・・・

11話:3人でドライブ

予想外のアクシデントで恐らく”流産”したであろう綺代の気持ちは複雑でした。

これで良かったのか悪かったのか?まだ自分の気持ちが定まらない。

少し無気力になっている綺代を元気づけようと光博があれこれ話しかけますが綺代は上の空だ。

そんな中…光博の友人であり綺代にとっては会社の同僚である(たに)から光博に連絡があり、

なぜか3人でドライブに行くこととなった。

どこかシュチュエーションが不自然だったので、もしかすると光博の仕込みなのかもしれない。

しかし…

この不思議な3人のドライブは綺代と光博の関係をもう一歩親密にするきっかけになったようで・・・

12話:晶を招待

お互いの意見が一致したことで、光博は自分の息子・晶と綺代を引き合わせることにしました。

綺代が光博との子供を積極的に作ろうとしなかった理由は、

まだ幼い晶のことを気遣ってのことも大きな原因だった。

そんな綺代の気持ちが嬉しくて、光博は綺代と暮らす家に晶を招待することにしたのです。

綺代も光博の息子とゆっくり会いたかったのか、いそいそと晶を迎える準備に余念がない。

そして…

晶を迎える週末がやって来て光博が息子を迎えに行くと、

てっきり自分も招待されたと勘違いした元妻の怜奈まで出かける準備をしていたのです(汗)

「えっ…!?」

どうやら光博と怜奈のメールのやり取りに行き違いがあったようだ。

さらに…

怜奈は晶だけを連れて行くことに大反対してきたのです(汗)

どうする…光博?

13話:願ってもない状況

結局…

光博は家に息子を連れていくことを断念しました。

そしてその理由を綺代に説明することはなく、綺代からも説明を求めなかった。

だが…

その日を境にして光博は元嫁・怜奈からの電話に一切出なくなったのです。

綺代にとって願ってもない状況だ!

綺代としては口から手が出そうなほど光博に事情を尋ねたかったのですが、

そこはなんとか堪えて、先日の3人ドライブで顔見知りになった光博の親友・に、

怜奈と光博の関係について話を聞きに行くのですが、

どうやら二人の事に関してはほどんど何も知らないみたいで当てが外れました(汗)

その後も相変わらず息子からのメールには返信はするけども、

怜奈からの連絡は一切シャットアウトしている光博。

なにか二人の間で”トラブル”が起きたことは確実なようだが、

綺代はどうしてもそれが気になって怜奈のSNSをパトロールしてみるのですが・・・

14話:折り合いの悪い母親

狂ったように直電を掛けてくる怜奈への対応を巡って光博と綺代の仲がまた険悪になる(汗)

結局…その日は同じベットで寝ることを綺代が拒否したために、光博はリビングのソファーで眠ることになりました。

どうしていつも元嫁が絡むとこうなってしまうのか?

もちろん光博が怜奈に毅然とした態度を取らないことが一番の大きな原因であることは間違いないのですが、

かといって光博が別れた妻と息子をないがしろにするような薄情な男性ではいて欲しくない綺代がいる。

彼女の思いは実に複雑だった。

光博の誰に対しても誠実で優しい人柄にはすごく好意を持っている綺代ですが、

そんな優しい光博に付け込んでいる怜奈が許せないと思っている。

結婚した当初は”バツイチ婚”なんて、たいした障害にならないと思っていた綺代ですが、

今さらながら光博と結婚を決めた時に折り合いの悪い母親に言われた言葉が胸に響いてきました。

綺代の脳裏には大嫌いな母親を初めて光博と会わせた時の苦い記憶が蘇った。

ここからその時の回想シーンが描かれていきます・・・

15話:泣きたいのは綺代の方

元妻・怜奈から息子をダシされて都合よく利用されている状況に”危機感”を募らせていた光博は、

そんなやられっぱなりの関係性を終わらせるために怜奈と話し合うことにしました。

普段とは違って並々ならぬ覚悟を決めて出かけた彼を期待して見送った綺代でしたが、

結果はまたもや散々たるものに終わったようだ(汗)

どれだけ怜奈が理不尽なことを言っているのか十分に理解しているのに突き放せない光博。

彼は彼なりに苦しんでいるからこそ無下に責められない綺代のモヤモヤが募る。

でも…前の家族とは適切な距離をとり、今の妻である綺代と夫婦の時間を大切にすることは、

幸せにすると誓って初婚の綺代と結婚した光博が果たさねければいけない最低限の義務である。

なのに…それすらまともに実行できない自分の不甲斐なさに崩れ落ちる。

自分が情けなくて綺代の前で号泣してしまう光博だったが、

本当に泣きたいのは綺代の方だった。

そんなある日のことです。

綺代は街で観月靖孝そっくりな例の美容室の店員・夏目つばさとバッタリ遭遇したのです。

16話:浮ついた気持ち

光博が勤める会社の食堂では怜奈が働きだし、

綺代は偶然が重なって観月とそっくりな美容室の店員・ツバサとラーメン友達になり、

今の夫婦にとっては決して良くない状況が出来上がります。

だが…

いまだに別れた元妻の”呪縛”から解放されない夫へのイライラを抱える綺代としては、

過去に好きだった男と瓜二つなツバサと過ごす時間は、

少しのあいだでも憂鬱な日常から目を背けられてまんざらでもありませんでした。

でも…

そんな綺代の浮ついた気持ちは、

ある日に行ったツバサとの食事であっけなく終わりを迎えます。

結果…観月と外見がそっくりで思わず惹かれたツバサの中身は、

一瞬で正気に戻るほど残念な”クズ男”だったのです…(汗)

17話:綺代のお祝い

観月の妻・春菜のSNSで彼女が”妊娠”したことを知った綺代は、

自分でも信じられないことですが、”おめでとう”という感情しか湧いてこなかった。

光博と結婚したことで綺代の何かが変わったのだろう。

そんな中…観月の部下の女性で、以前の綺代のように彼を狙っている佐藤さとうの存在を知った綺代は、

なぜかガラにもない行動をとることになります。

光博という愛する夫ができたことで、春菜と同じ人妻になったからだろうか、

いつしか綺代の中では観月夫婦の幸せを見守る気持ちが醸成されていたようなのです。

その感情は綺代にとっても驚きなものでした。

さらに…その綺代が観月と佐藤が不倫関係にならないよう水面下で奮闘するのです…(笑)

今回はそんな綺代の珍しいハートウォーミングな行動が描かれています。

妻に念願の赤ちゃんが授かった幸せ絶好調な観月に対する”綺代のお祝い”は、

実に彼女らしい粋な贈り物だったわけですが、

さて…綺代はいったい観月にどんな贈り物をしたのでしょう♪

18話:運気は最悪

怜奈が光博の会社にある食堂でパートを始めた頃から、

綺代と光博の運気は最悪に落ち込んでいきました…(汗)

光博は毎日のように仕事終わりで怜奈からウザ絡みされた上に、

あの手この手を使って綺代と過ごす夫婦の時間を奪い取られる始末で、

そんな光博の帰りを自宅で一人寂しく待っている綺代にも、

会社では”セクハラ上司”がいる部署に移動をさせられ、かなり頭の痛い日々を送っている。

もちろん綺代はなんらかの事情があってのことで、

光博が頻繁に怜奈親子との時間を過ごしていると気づいてはいたが、

それを責めてもどうにもならないことだと分っているので何も言わず傍観しているのです。

よって…吉田夫婦の運気は最悪な状態だ…(汗)

19話:崩壊の足音

光博はもちろんのこと、綺代もいま会社で非常に苦しい立場にあり、

セクハラ上司から毎日のように絡まれるのはメンタルをかなりすり減らします。

光博も動揺に元嫁のウザ絡みで心が疲弊しているので、

二人とも家ではタメ息ばかりついているありさまで、

しかも…夫婦それぞれが日を追うごとに会社での立場がドンドン悪い方向へと転がり、

その結果…ついに綺代が爆発して光博に不満の矛先をぶつけました!

こと…夫婦の関係に置いて圧倒的に”非”があるのは光博の方であり、

どれだけ綺代から罵倒され、詰られても、彼はただただ謝るしか術がないのです…(汗)

もしかすると二人の耳には”崩壊の足音”が聞こえてきたのかもしれない…。

20話:向き合いたくない

新たに配属された部署でのストレスも相まって全てのイライラを光博にぶつけてしまった綺代ですが、

結果的にそれは自分と光博をより追い詰める結果となってしまいます…(汗)

元嫁・怜奈からの執拗な復縁要求も光博が断固とした態度で拒絶しない限り、

息子がまだ幼い間はこれまからずっと続いて行くだろうし、

息子に対する深い愛情と大きな罪悪感に揺れ動いている光博としては、

その息子をダシに接触してくる元嫁から逃れられない。

結婚してからそれを嫌というくらい思い知らされた綺代としては、

今の光博とはどうしても”向き合いたくない”のです。

その理由は正面切って話し合ってしまえば、すぐに”答え”が出てしまうからだ。

自分たち夫婦は一緒にいない方が良いという悲しい結論が…。

21話:大きな転機

強烈なセクハラ上司がいるカスタマー部に異動してから心と体の消耗が限界にきている綺代。

こんな時にいちばん近くで優しく寄り添って欲しい旦那は、

元嫁からの”かまってちゃん攻撃”をうまく捌き切れずに自分のことで精いっぱいな様子だ…(汗)

なので家ではお互いに最低限の会話しかしていない。

そんなドン詰まりな夫婦関係がおよそ3週間ほど続いた頃、

綺代に大きな転機が訪れます!

今のセクハラに悩まされる職場から脱出できる”チャンス”が与えられたのです。

だけど…

それは綺代にとっては大変重大な決断を迫られる部署移動のチャンスでした。

なぜか…?

それは移動先の部署がいま綺代が働いている大阪の職場ではなく、

九州にある西部本社で立ち上がる新規部署への異動だからです。

要するに転勤だ…!

さて…仕事も家庭も最悪な状況にある綺代が出した答えとは…?

22話:前向きな別居生活

その日、光博に九州支店に転勤するから”別居”しましょうと伝えた綺代。

もちろん光博としては寝耳に水な話であってすぐには受け入れられない様子です…(汗)

しかし…綺代の中ではすでに悩んだ末に導き出した結論であり、

光博がいくら引き留めようと九州で働く気持ちは変わらない。

それでも今の状況で別居だけは避けたい光博は、綺代に仕事を辞めてくれないかと懇願するのですが、

綺代が転勤という道を選択した一番の理由が、光博の元妻と息子から離れた場所に逃れたいからだという本音を告げると、

途端に光博は苦悶の表情に変わってそれ以上は反対することができなくなり、

別居したらそのまま離婚することになるなどと悲観している夫に対して、

綺代は夫婦がうまくいくために離れて暮らすんだとして、

あくまでも”前向きな別居生活”であることを光博に強調しました…。

23話:用無し扱い

大阪と福岡の別居生活がスタートして間もなくすると、

今まで頻繁に光博に連絡を取って来た元嫁・玲奈からの連絡がなぜかピタッと収まった。

だがそれは光博が綺代と別居したからという理由からではなく、息子の晶がモデル活動を始めて忙しくなったからであり、

その結果…光博は元嫁からも今嫁からも必要とされない用無し扱いの自分に愕然として頭を抱えた。

{どうしてこんな悲惨な状況に陥ってしまったのか…?}

寂しくて苦しくてメンタルがどうにかなりそうな光博は、綺代にメールで「会いたい」と助けを求めますが、

綺代からは「今は一人にして…」というむげない返信が返って来てさらに落ち込む光博が悲しみに暮れていた…。

一方その頃…福岡にいる綺代は綺代で、とんでもなく大変な状況と向き合っていたのです。

それは…今回で2度目となる”妊娠発覚”でした…。

最終話:“綺代らしい”ハッピーエンド

毎月の更新を心待ちにしていた、愛してやまない綺代の物語が、ついにこの24話で最終話を迎えました 。

正直、まさか今回で完結するとは夢にも思っていなかったので、ラストページに綴られた綺代の「結婚生活はまだ始まったばかり」というセリフを見た時には、

これはきっと次なる物語の伏線に違いない!と、今後の展開を色々と想像していました 。

しかし…現実は、綺代と光博の、まだまだ不安定で綱渡りのような夫婦関係の光景でジ・エンド 。

それが良いとか悪いとかではなく、ただただ単純に、大好きなコミックの続きが読めなくなることの辛さと悲しみでいっぱいでした。

もっともっと、綺代と光博の、あの唯一無二の物語を見ていたかった。そして、あの強烈なキャラクターの怜奈と晶のその後も知りたかったです 。

もちろん、最終話の肝心な部分をここでネタバレするわけにはいきません。

けれども、おおまかな流れだけをお伝えすると、この最終話で綺代と光博は、いったんは「離婚」という、読者を絶望の淵に突き落とすような決断をするんです 。

読んでいる私も{あぁ…このパターンで決着つけるのか…}と、思わずため息が出ました 。

ところが!そこは小嶋すみれ先生のセンスが冴えわたります!

まさかの展開からの、なんとも心に染み入るような、まさに“綺代らしい”ハッピーエンドの作り方なんです 。

これはもう、綺代と光博の夫婦にしかありえない、なんとも玉虫色な二人のハッピーエンド !

サイト主のまるしーはこの最終ページを何度も頷きながら味わいました 。

最高の物語を、本当に、本当にありがとうございました…♪

小嶋すみれ先生、そして「29歳の不・純愛」に関わったすべての皆様に、心からの感謝を伝えます。


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感想まとめ

『35歳の不・純愛』の巻末に描かれたショートストーリーが、まさかこれほどドラマチックで衝撃的な続編に繋がっていたとは驚きですね!

正直なところ、この『29歳の不・純愛』は、サイト主のまるしーから見て前作を凌駕する面白さがあります。

その最大の理由は、やはり今回のヒロイン、綺代の圧倒的な「ヒールキャラ」の存在感に尽きます。

従来の愛憎劇を覆す!最強の妻・綺代の反撃

一般的なドロ沼愛憎劇では、夫の元妻からの嫌がらせに対し、優しく控えめな本妻が一方的に苦しめられる展開が多いでしょう。

しかし、元祖ヒール出身の綺代は違います。彼女は元妻からの攻撃をただ受けるだけでなく、容赦なく、そして時には本来のヒール役である元妻を上回る攻撃力で猛反撃を仕掛けます。

その姿はまさに「綺代らしい」としか言いようがなく、読んでいるこちらが心地よささえ感じるほど。

前作で性悪なストーカー女として描かれた綺代が、今作では夫にたかるハエを振り払う「最強の妻」へと変貌を遂げているのです。

この立場の逆転が、彼女の見え方を劇的に変え、今作の綺代を「めちゃくちゃカッコイイ女」として輝かせていますね。

悪い女とドMな男:予測不能な化学反応

この作品の魅力をさらに深めているのが、綺代に精神的に支配されることで喜びを感じているドMな夫・光博のキャラクターです。

悪い女とドMな男という、一見アンバランスながらも最高の組み合わせが、物語に予測不能なユーモアと独特の緊張感をもたらしています。

彼らの掛け合いは、思わず笑ってしまうほどマッチしており、まさにこのカップリングが物語の大きな推進力となっていると言えます。

火花散るバトル!ストレス解消になる痛快さ

さらに、どうしようもないビッチ女である元妻・玲奈もまた、綺代のバトル相手として申し分ない存在です。

彼女が物語に介入することで、綺代の「ヒール女」としての本領が存分に発揮され、まさに「火花が散る」ような激しい応酬が繰り広げられます。

特に、初対面から玲奈と綺代がバチバチにやり合ったシーンは、まさに最高の一言!

他のコミックではなかなか見られない、ヒロインがここまで強烈な反撃を食らわす場面は、心底興奮しまし、

この痛快なテンポ感が続く限り、読者にとって最高のストレス解消になること間違いなしでしょう。

前作でイライラの対象でしかなかった綺代が、今作ではドMな夫を精神的に支配する「女王様ポジション」に君臨し、そのふてぶてしい姿がたまらなく愛おしく感じられます。

元妻・玲奈に一歩も引かない綺代の姿を、これからももっともっと見ていたいですね。

ドM夫・光博の意外な魅力

最後に、少しだけ。

ちょっとドMくんの光博が可愛いと感じてしまうのは、まるしーだけではないはずです。

綺代と光博の独特なやり取りを見ていると、これまで知らなかった「M男」の新たな魅力を発見した気がします。

もしかしたら、M男くんとの結婚って、意外と毎日が楽しいものになるのかもしれませんね!

結末を読み終えての感想

リアルが織りなす「玉虫色のハッピーエンド」

ついに、『29歳の不・純愛』の結末を迎えました。

『35歳の不・純愛』で初めて綺代を見た時、彼女はまさに典型的な「じゃない方」の女性であり、物語の「ヒール役」でした。

しかし、彼女が主人公として描かれた本作では、その印象が劇的に変わったのです!

彼女は実に心が繊細で、人情味あふれる「姉御肌」の女性として、私たちの前に現れました。

綺代の生き様を通じて様々な感情を揺さぶられるストーリーは、最後まで一切の退屈を感じさせず、一気に読み進めることができました。

綺代と光博らしい「玉虫色のハッピーエンド」

そして、先のあらすじ解説部分でも触れましたが、個人的にこのエンディングの収め方はまさに「秀逸」だと感じました。

実に綺代らしく、そして綺代と光博らしい、「前途多難な玉虫色のハッピーエンド」

そこには安っぽい美化も、都合の良いご都合主義もなく、ひたすらにリアルで嘘くさくない心地よさが漂っていました。

小嶋すみれ先生への感謝

小嶋すみれ先生!こんなにも素晴らしい作品を世に送り出してくださり、本当にありがとうございます。

読者の心をこれほどまでに揺さぶる作品に出会えたことに、心から感謝します。

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