旦那サマ、そろそろ離婚しませんか?【ネタバレ全話】片想い夫婦のいじらしいせめぎ合い!

あの日、まだ夫のことが好きだった私は辛い決断をした!

政略結婚で結ばれた年の差夫婦が織りなす甘く切ないラブストーリー!

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著者:館乃愛 /月宮アリス

『旦那サマ、そろそろ離婚しませんか?

それはお互いに義務付けられた有無も言わせぬ政略結婚だった。

その時、妻はまだ8歳の少女で、夫は18歳の青年でした。

この年齢差を考えると何かいわく付きの政略結婚であることは容易に推測できる。

しかし…

夫との初対面でまだ幼さの残る少女は確実に恋をしたのです。

そして…

夫もまた…天使のように可愛らしい少女に心を奪われていたのです。

それから10年の月日が経ったこの日、妻はある大きな決断をしたのです。

それは…恋焦がれる夫との離婚だった。

「心のすれ違いが生んだ切なくて胸キュンな溺愛ラブストーリーがもどかしくて苦しい♪」

『旦那サマ、そろそろ離婚しませんか?』の見どころ

今回紹介する『旦那サマ、そろそろ離婚しませんか? 』は、

小説投稿サイト『カクヨム』で話題になった恋愛小説のコミカライズ作品です。

いまサイト主のまるしーが本作の紹介記事を綴っているということは、

もちろん原作小説を読んだうえで面白かったからでございます♪

「一体どんな内容の物語なのか?」

ストーリーを簡単なキーワードで表現してみると、

『異世界モノ・政略結婚・歳の差・すれ違い・両片想い・じれじれ…』と、

まぁ~こんな感じの言葉が出てくる溺愛夫婦のほろ苦いラブストーリーです。

正直言ってしまうとこれまで何作もの異世界ラブファンタジーを読破してきたまるしーとしては、

既視感がないとは言えません(汗)

どこかで読んだようなストーリーが色々と組み合わさって出来上がったような内容ともとれる作品です。

でも…確実にオリジナルストーリーであることには間違いない。

既視感があるというのはたぶんまるしーが多くの作品を読み過ぎているせいだと思います。

本作はきっちりとちゃんと面白い異世界ラブストーリーである事は確実でございます。

さてそこで…

『旦那サマ、そろそろ離婚しませんか?』の見どころなのですが、

それは溺愛ラブコメとしてあったらいいなという要素が全て網羅されている点ですね!

例えば政略結婚であったり、歳の差であったりその他モロモロのじれキュン設定が完璧なのです。

物語を読み進めてゆく中でのモヤモヤする恋のじれったさや、ヒロインのいじらしい夫に対する恋愛感情など、

まぁ~気持ちよくそのストリーに没入してドキドキしたりキュンキュンしたり、

オマケに後半ではちょっとミステリアスな仕掛けも施されていて、

その結果…読み終えた後はすごくさっぱりした感触の後味で締めくくれる良作です♪

もしかすると今回紹介するコミカライズ版では、若干のストーリー変更があるのかもしれませんが、

物語の芯になる面白い部分はまったく色褪せることなく表現されていますのでご心配無用です!

たっぷりとすれ違い溺愛夫婦の恋愛模様を堪能してゆきましょう♪


 

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旦那サマ、そろそろ離婚しませんか?【ネタバレ全話】片想い夫婦のいじらしいせめぎ合い!

1話:離婚提案

国同士のワケアリな事情によって政略結婚の末に結ばれた二人の歳の離れた男女。

8歳の少女・リリアージェと18歳の青年エルクシード・ノワール・ブリュネルは10歳差の夫婦となった。

二人の年齢を考えれば政略結婚と言えども特殊なケースだと簡単に想像がつく。

ただ…

実際の結婚生活においては、まだ妻として幼過ぎるリリアージェは、

ほぼブリュネル家の養女になったような感覚であり、

義母であるヘンリエッタにたいそう可愛がられながら成長して幸せな生活を送っていたのです。

貴族の淑女としての振る舞いや知識と教養の全てはこの義母がリリアージェに与えたものだ。

本来ならばこれほど恵まれた嫁ぎ先はないと思えるほどリリアージェの人生は充実していました。

しかし…

それは彼女が18歳になったある日のことでした。

久しぶりに会う夫のエルクシードと食事を共にしたリリアージェは、

突然とんでもないセリフを目の前にいる夫へぶっ込んだのです(汗)

「わたくしたちそろそろ離婚をしませんか?」

この離婚提案から二人の約一年間に渡るじれったい恋愛ストーリーが幕を開けます。

2話:何が起きているんだ…!?

リリアージェがずっと大好きだったエルクシードとの離婚を決意したのは、

彼女が16歳だった頃に夫が友人たちとしていた会話の中で、

「子供を妻に押し付けられて、私だっていい迷惑だ。成長しても、女性として見ることはできない」

と言ってるのを立ち聞きしたあの絶望に打ちひしがれた時でした。

そもそも嫁いだころから義母と2人きりで暮らしているような生活だったリリアージェにとって、

この先も義母とさえ一緒に暮らせればよかったのです。

なので…

義母と相談したうえでエルクシードと離婚が成立したあとは、

ブリュネル家の養女として籍に入り直す予定だったのです。

つまり夫のエルクシードとは兄妹の関係になると言うである。

一方…

実はリリアージェのことを愛してやまないエルクシードは、

ある日突然に最愛の妻から離婚を切り出されて呆然自失の状況でした。

「いったい今…何が起きているんだ!?」

エルクシードはまったく仕事が手につかないほどに落ち込んでいたのです。

ちなみに彼は王太子・ニコライの側近として働く重要なポジションにいる上級官僚だ。

3話:頑なに離婚を望むリリアージェ

友人でもある王太子・ニコライから妻のリリアージェが、

ニコライの妻・クラウディーネの話し相手として宮殿に上がったと聞いてショックを受けるエルクシード。

彼の知らない所で離婚話がドンドンと進んでいるのです。

もちろん愛するリリアージェとの離婚なんてありえないと思っているエルクシードは、

恥を忍んで事の経緯をニコライにすべて打ち明けたうえで彼の協力を仰ぎ、

今はクラウディーネのもとで暮らしているリリアージェと話し合うことにしたのです。

ほどなくして、リリアージェ、エルクシード、クラウディーネ、ニコライという面子が一堂に会しました。

話し合いが進む中で頑なに離婚を望むリリアージェの態度を前にして、

これまでにない激しい憤りを感じて我を失ったエルクシードは・・・

4話:離婚免状

リリアージェからすでに政教庁から”離婚免状”を受け取る手配まで済んでいることを聞いて、

本気でリリアージェは自分と離婚するつもりなのだと改めて思い知らされたエルクシードは、

なんとか彼女に離婚を思いとどまってもらおうと必死の説得を試みるのですが、

彼の口から飛び出してくるセリフはリリアージェの気持ちを逆なでしてしまうワードばかりで、

その結果…余計に彼女の気分を害することになってしまったのです(汗)

これはかなりマズい!

困ったエルクシードは恥も外聞も捨てて、離婚免状を発令する機関である枢機卿のもとを訪ね、

なんとか夫婦の関係を取り直して欲しいと泣きついて行くのです。

すると…彼の悲痛な思いが枢機卿に届いたようで、

それから数日後になんと一番偉い大司教さまがエルクシードとリリアージェの間に入って、

夫婦の今後について話し合いを行われることになりました。

ひとまずはリリアージェとの離婚を首一枚のところで回避したエルクシードでした・・・

5話:離婚猶予期間

リリアージェの横にはクラウディーネが付き添い、

エルクシードにはニコライが付き添う形で大司教さまの前で話し合いが行われました。

とにかく離婚を考え直してほしいと懇願するエルクシードに対し、

頑なに離婚したいという意思を変えないリリアージェでしたが、

エルクシードがリリアージェの誕生日前にはちゃんと妻に贈る高価なブローチを買っていたことを知って、

リリアージェの気持ちがクラっと揺れてしまいます。

もともとエルクシードのことが嫌いになって別れたいわけではなく、

義母の思いやクラウディーネの意見もあって、もはや後には引けなくなっている感のあるリリアージェなのです。

だが…夫婦間の協議はこのまま離婚したい、したくないの不毛な平行線が続き、

最後は、お金を積んで離婚免状を発令するリリアージェ側の行動に疑問を感じた大司教さまが、

二人に1年間の”離婚猶予期間”を設定することにして、

その間に夫婦でしっかり話し合ってお互いに歩み寄ってみることを促したのです・・・

6話:ランチデート

ニコライからの効果的なアシストが実を結んで、

なんとかリリアージェを”ランチデート”に誘いだすことができたエルクシードは、

ここぞとばかりにリリアージェとの距離を縮めようと張り切ります。

離婚を要求している妻にちゃんと自分のことを分かってもらいたい。

その一心だった。

そもそもエルクシードは昔からリリアージェのことを深く愛していたわけですが、

今回の『離婚猶予期間』を大司教に設定してもらえたことで、

やっと愛する妻に対する素直な気持ちを口にできるようになったという感じだろうか。

しかし…

リリアージェにとっては、そんなエルクシードの態度や言動にいちいち心を揺さぶられてしまうのです(汗)

彼の口から飛び出してくる「カワイイ」だとか「洋服が素敵」だとか、

これまで彼からかけてもらったことのない歯の浮くような甘いセリフの連続で、

{この人はホントにエルクシード様なの?}

と疑ってしまうほど変貌した夫の様子にドギマギさせられっぱなしなのです。

{これは離婚されないためのご機嫌取りなんだ!}

エルクシードのペースには乗せられないぞと警戒心をマックスにするリリアージェなのですが、

徐々に相手のペースにハマって、いつしかエルクシードと過ごす時間を楽しんでいるリリアージェがいて・・・


 

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『旦那サマ、そろそろ離婚しませんか?』の感想まとめ

サイト主のまるしーが本作の原作小説を読んだときは、

とにかく物語の後半までずっともどかしくじれったい思いをしながら主人公二人のやり取りを見守っていました。

どうして人はこうも自分の思いや考えを上手に相手へ伝えられない生き物なのか?

そして伝わらないのか?

それは仕事やちょっとした人間関係でのコミニケーションにおいても同じことが言えると思いますが、

こと恋愛に関してはもっと顕著にその不具合が発生してしまいます。

それはなぜか?

恐らくそこには自分が相手に知られたくない感情やプライドなんかが織り交ざっているからでしょう。

自分が相手に伝わって恥ずかしいと思う感情や思いは隠しつつ、

自分が求めている相手の答えを引き出そうとするから気持ちがすれ違うのだと思います。

恋愛におけるそんな場面はまるしーとてこれまでの人生で何度も経験してきました。

要するに恋愛で好きな相手に自分のいい所だけ見せようとしてカッコつけた時には必ず失敗してしまう(汗)

「こんな経験はほとんどの人が持っていると思う。」

カッコつけたり取り繕ったらダメだ。

でも…

恋愛の始まりって相手に自分のイイところだけを見せるミッションという側面も確実にあるわけで、

だからこそ恋愛の数だけラブストーリーがあるのだとも思うのです。

本作の主人公・リリアージェとエルクシードの場合もまさにそんな数あるオリジナルな恋愛ドラマのひとつだ。

特にこの二人の場合は”政略結婚”という最初からドラマチックな設定がありますし、

ましてやその時の二人の年齢が8歳と18歳です。

ドラマチックにしかなりようがないシュチュエーションです。

それに本作の場合、物語の後半まで二人の仲がしっくりいかなかった最大の原因は、

単純にリリアージェがエルクシードのことを好きすぎたからだ。

養母のヘンリエッタのことを慕い過ぎていたという点もありますが、

大きなすれ違いの要因はやっぱりリリアージェのエルクシードに対する熱い恋心だと思うのです。

好きすぎるからこそ増幅されてゆく憎しみと絶望の感情。

自分の恥ずかしいと思っている感情を他人に悟られないために取り繕ったエルクシードの言葉が、

偶然耳にしたリリアージェの心を絶望の淵に追いやってしまったわけです。

正直言えばストーリーの前半部分でラストのオチがほぼ見えているような作品でしたが、

そこに着地するまでのさまざまな工夫とエピソードが面白く、

じれったくてヒリヒリしながら最後まで一気に楽しむことが出来ました。

そんな面白い小説を今度は漫画で楽しむことができるというこの贅沢感♪

「とってもありがたいです♪」

あと…

このコミカライズ版を読んで特に嬉しかった事は、

ヒロインのりリリアージェがまるしーのイメージしていた通りの可愛さだったこと♪

これって本作を読むうえですごく重要な部分なのです。

館乃愛 先生…ありがとうございます。

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今、紹介した

『旦那サマ、そろそろ離婚しませんか? 』は、

テレビCMでもお馴染みの電子書籍のコミックシーモア先行配信中コミックでございます♪

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