『葬偽人』
15話の解説と感想です♪
死んだはずの福太が生き返った!
いよいよ偽葬儀が次のステップへ突入です。
葬偽人たちに助けを依頼してまで福太が守りたかった清世の未来。
果たして…自分がやっていることを正義だと信じている清世は福太のしたことを許してくれるのか?
ここからはお互いに本音で語り合う時間だ。
そして…
そんな二人を自分が経験した辛い過去を告白することで良い方向へと導こうとするエイコウ。
さて…
福太と清世は希望に満ちあふれる未来を取り戻すことができるのか?
「エイコウが葬儀屋の息子なのになぜ死体が苦手なのかという理由が初めて明かされます。」
14話の解説と感想はコチラです♪
↓↓↓↓↓
『葬偽人』の立ち読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
>>>まんが王国
サイト内で『葬儀人』と検索してください♪
葬偽人【ネタバレ15話】エイコウの辛い過去が明らかに!
このままでは納得できない
「自分が死ねばよかった」と泣き崩れる清世の姿に感極まった福太は、
思わず棺桶から起き上がって清世をビックリさせます。
ここからいつもの事情説明タイムに突入するわけですが、
いきなり死んだはずの福太が生き返って頭が混乱している清世にツカサが丁寧にその経緯を説明してゆきます。
やがて…一通りの事情を聞き終えた清世の心中は非常に複雑でした。
福太が生きていてよかったというホッとした感情と、
自分がやろうとしていたことを無理やり制止させられたことに対する怒りの感情。
まだ混乱していて整理のつかないごちゃまぜな感情を全て押し殺したうえで、
清世は、「このままでは納得できない」と苦しい胸の内を吐露しました。
清世の立場としては当然そうなるだろう。
なにしろ自分が正義だと信じて疑わない行動を間違いだと否定されたわけですから、
彼女が釈然としないのは当たり前の事である。
しかも…
福太が自分の本心をちゃんと打ち明けないから彼の思いがちっぽけな正義感に捉えられてしまう。
そこで…
エイコウがトツゼン清世に向かって語り始めたのです。
エイコウの辛い過去が明らかに
「私にも大切な幼なじみの女性がいました。」
ここからエイコウの辛い過去が明らかになってゆきます。
彼が葬儀屋の息子なのになぜ”死体”が苦手なのか?
その理由は過去に大好きだった幼なじみの女性を目の前で失った悲しい過去が原因でした。
自分がグズグズしていたおかげで彼女に好きだと告白できないまま永遠の別れをすることとなった。
その後悔の念が今でもエイコウのトラウマとなって彼を苦しめ続けていたのです。
そんなエイコウの悲痛な思いを聞いた福太は、ついに清世に対する素直な感情をぶつけ始めました。
彼が葬偽人に助けを求めたのは決して清世を救いたいという前向きな正義感からではなく、
自分自身が今の生活がとても息苦しくて清世にその悩みを聞いてほしかったから、
まず清世の悩みを解決したかったのだという本音を洗いざらい告白したのです。
すると…
ココで初めて清世の感情が大きく動きました。
福太が自分にしたことを受け入れられたと同時に、
充実した毎日を送っているとばかり思っていた福太の闇を知って大いに驚き、
そして…すこしホッとした。
『葬偽人』の試し読みは♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
>>>まんが王国
サイトTOPから『そうぎにん』と検索してください♪
15話の感想
福太の葬儀がニセモノだと分かった時の清世さんの反応に胸が痛みました。
福太が死んでいなかったことに対するホッとした気持ちと、
自分が正しいと信じてやっていたことをあんな形で台無しにされた激しい苛立ち。
清世さんはそんな複雑な感情をグッと押し殺して、まずは福太や葬偽人側に理解を示して冷静な態度をとりました。
これは実にりっぱな振る舞いだったと思います。
「その一方で情けなかったのはやっぱり福太の方でした。」
自分の死を嘆き苦しんで号泣している清世の姿に耐えられず、変なタイミングで飛び出してしまった(汗)
彼がその後に告白した清世さんを救いたいという思いよりも、
自分が今の社会人生活に苦しんでいるから清世さんに助けて欲しかったという話は本音だろう。
結局のところ福太は清世さんのためでなく自分のために彼女を救ったのです。
「なんとも自分勝手で弱い男だ(汗)」
でも…
福太のその情けなさこそが清世さんを前向きにさせた最大の理由だったのです。
不思議なもんだ。
清世さんに対する同情や憐れみではなく、福太自身が清世さんを必要としていたことに意味があったんですね。
ある意味これが人間という生き物の複雑で微妙な感情です。
今回は福太が情けなくて頼りない男だったからこそイイ感じの着地にたどり着いたわけだ。
とりあえず清世さんの正義が報われないまま事が終わらなくてよかった。
次回の最終章では清世さんに嫌がらせをしていた者たちが断罪されるみたいなので楽しみです。
あと…
エイコウが葬儀屋の息子なのに死体が苦手になった過去の悲しい経験はかなり切なかったです。
特に15話の20ページに描かれていた生々しい事故現場の光景は、
エイコウが今までそのトラウマに苦しんでいてもなんら不思議はない悲惨な死の無情さを表していました。
そして…
そんなエイコウの辛い経験を福太と清世さんへ語ることによって、
ヘタレ福太が自分の弱くて情けない本音をやっと清世さんに伝えることができたわけだ。
今回の一件でエイコウの消えないトラウマも少しは薄くなればいいのですが・・・
とりあえず清世さんがダメ福太を受け入れてくれてよかった♪
今、紹介した
『葬偽人』は、
『まんが王国』で先行配信中のコミックです~♪
このお店は、電子コミックサイトでは老舗のコミックサイトで、
サイト管理人のまるしーがいつも利用してるお店の一つです♪
特に、会員登録なしで、たくさんのコミックが無料試し読みできるのはすごくありがたい!
他のコミックサイトでは読めないレアな作品も数多く扱っているし、
こういうサイトは押さえておいたほうがイイですよ~♪
『葬偽人』の試し読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
>>>まんが王国
サイト検索窓に『そうぎにん』と打ち込んで下さい♪