著者:もものもと
『妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~ 』
3話の解説と感想です♪
「灯里は俺の花嫁だ!」
怒れる実琴の有無を言わぬ強い態度にその場の形成は一気に逆転した。
これまで娘とも思わず灯里を虐げてきた両親はあっさりと掌返し。
だが…
自分が実琴の結婚相手であると信じて疑わない比呂の動揺はハンパない!
彼女の予知した未来を全く信じない実琴の強い灯里への想いが、
悲しみと屈辱の毎日だった灯里の人生をこの瞬間180度変えることになりました!
「国内に巨大な影響力を持つ九石家のパワー恐るべしだ!」
2話の解説と感想はコチラです♪
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妖狐の旦那さま【ネタバレ3話】あの遠い日に交わした約束!
灯里は俺の花嫁だ!
なんとか灯里と実琴の結婚を阻止しようとする比呂は、
以前から進めていた灯里の縁談話を強引に進めて灯里をすぐにでも嫁がせようとします。
しかし…
最初からそんなことはお見通しだった実琴が許しはしなかった。
彼はいきなり単独で華村家に乗り込んでゆくと恐ろしい形相で、
「灯里は俺の花嫁だ!」
と…驚く灯里の両親と比呂の前で強く言い放ったのです。
ま…まさか…!?
当然のことながら華村家の人間が九石家の御曹司に逆らえるはずもなく、
屈辱に耐えがたい表情を浮かべて両親に助けを求める比呂には構うことなく、
両親はあっさりと手のひらを返したうえに、母親に至っては灯里は大事な娘だと実琴に言い募ったのです。
よくそんなでたらめが口から出たもんだ(汗)
そんな母親のわざとらしい言葉に大きく心を傷つける灯里がいた。
ずっと厄災の源として酷い仕打ちをしてきたくせに!
一時はどうなることかと思われた灯里の運命でしたが、
実琴が実にナイスなタイミングで華村家へと乗り込んだことで九死に一生を得ました。
あの遠い日に交わした約束!
実琴に連れられて再びものすごい豪邸に迎えられた灯里は、
九石家に仕える家臣や使用人たちからすごく丁重な歓迎を受けました。
ほんの数時間前までの人生から180度変わった自分の立場に驚きと動揺が隠せない灯里です。
さっきまで華村家の使用人扱いだった自分に、今では九石家の侍女が付き、
見たこともない豪華な専用個室が用意されているのです。
まさにそれはシンデレラ・サクセスストーリーでした。
ただ…
今までそんな豪勢な生活を経験したことがない灯里としてはは、
ベットで眠ることさえおこがましく思えて、部屋の隅でうずくまって寝ている始末でした。
{これから私の人生は一体どうなるんだろう…?}
それに…
九石家に来てから数日間姿を現さない実琴のことも気がかりでした。
なぜ彼は自分に会いに来てはくれないのか?
一抹の寂しさを感じながら部屋で一人寂しく実琴が会いに来る日を待ってた灯里。
すると…数日ぶりに実琴が灯里の部屋にやって来ました。
どうやら彼は体調を崩していたらしく、なかなか会いに来れなかったことを灯里に謝罪すると、
なぜ自分が灯里を花嫁に迎えたのかの真相を語り出します。
それは…
二人が初めて出会ったあの遠い日に交わした約束が全てだったのです・・・
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3話の感想
実琴の比呂に対する容赦ない罵倒っぷりにはちょっと驚きでした!
あからさまに「お前なんか嫌いだ!」という態度が前面に出ていましたね(笑)
さすがの比呂もあそこまで嫌われてしまっては、
いくら実琴と結婚してスーパーセレブな生活を望んでいたとしても、
なかなか比呂自身も実琴の事を好きになるのは難しいでしょう。
だって…
もし灯里が止めなければ実琴の妖力で比呂は殺されていたかもしれないのです。
殺したいほど嫌われている相手を好きになるのは相当な覚悟が必要だ。
なので…今回見た限りでは実琴と比呂の結婚はまずなさそうだな。
それに…
最初から予想できたことだけど、実琴から灯里を妻にすると言われた時に出た両親の掌返しっぷりも見事だった。
「その子は私たちの大事な娘です!」
どの面下げてその口が言ってんだという話(汗)
わずか5歳にして灯里を華村家の使用人した毒親が良く言えたもんだ。
まぁ~すんなりとあのバカ両親が実琴と灯里の結婚をその場で承諾したから、
あの場でそのまま灯里を九石家に連れ帰ることができたんだけど、
問題はココからですね。
まず一つは狐の妖怪である実琴の肉体がなにか大きな問題を抱えていること。
そして…比呂の予知を無視して灯里と結婚しようとしていることだ。
どんなに根性が悪くて性格が歪んでいても比呂の能力は確かであり、
彼女が予知した内容ははずれたことがないのです。
現に実琴が生まれた際に占者から言われた運命の人は比呂である。
そして…
比呂の予知した結果もその占者と全く同じものだった。
「この運命に逆らった問題を実琴はどう解決するのか?」
今のところ実琴一人の暴走状態で灯里を花嫁にした感が否めない。
さらに…
すごく気になるのが実琴の側近である紫月(しずき)が言ったセリフだ。
もし運命に逆らって灯里を妻にしたら、実琴の命が危ぶまれるか若しくは寿命が短くなるというニュアンスの言葉。
あれはかなり衝撃的だったし、その会話を寝たふりしていた灯里も聞いている。
ヤバいぞ!
「ホントに灯里と結婚して大丈夫なのか…実琴さんよ?」
頼むからこの先に心が折れてやっぱり比呂と結婚するとか言わないでくれよ(汗)
そんなことになったら灯里の人生は地獄どころの騒ぎではなくなる・・・
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