
ついにリサから嫌がらせで押し付けられたXSサイズの服を完璧に着こなした可南子。
さすがのリサも可奈子の変わりように危機感がハンパない!
今や可南子は社内でも評判の美人OLとしてのポジションを完全に確立し、
ジワジワとリサを精神的に追い詰めてゆくのです。
もちろん可南子には美しくなった自分をリサに見せつけてマウントを取りたいという気持ちもあったが、
それよりも彼女には大事な目的があるのです。
それは可南子にとってかけがえのない大切な人をリサから引き離すことです!
これだけはやり遂げないといけない。
そう…
入社した当時からずっと可南子が恋焦がれていたあの西山くんだ。
「リサはただの性格が悪いだけのバカ女ですが、可南子は抜け目ないあざとさを持った曲者女のようで…」
溺れる水【3話】ネタバレ
可奈子の変貌と影響力
山崎あやめからもらった魔法の水と自身のたゆまぬ努力の成果で、ついにリサと同じXSサイズの洋服を完璧に着こなせる体形になった可奈子。
そんな可奈子を見て、リサは大きな焦りを感じていました。「まさか、こんなことって……?」という感情が彼女を襲います。
これまでずっと可奈子の体形をいじりのネタにして馬鹿にしていた可奈子が、今ではちょっとした有名人になっていました。
もはや社内では可奈子こそが憧れの美人OLであり、SNSのフォロワーもすでにリサの倍以上いるのです。
こうなると、仕事では全く可奈子に歯が立たないリサに残された唯一のマウント材料は、カレシである西山の存在しかありませんでした(汗)
それなのに、その西山の気持ちさえも今となってはリサから離れようとしていたのです。
その証拠に、可奈子に追い詰められたリサにさらなるピンチが訪れます。
なんと、西山がリサのクリスマスプレゼントを買うために可奈子へアドバイスを求めたのです。
可奈子からすれば、これ以上ないチャンスが向こうから来た形です。
リサから西山を奪おうと思っていたところで、彼の方から可奈子に近づいてきてくれたのでした。
可奈子のリサに対する復讐劇
リサへのプレゼントを一緒に探すという名目で西山とデートをすることになった可奈子は、すごく良い感じでさりげなく自分をアピールします。
魅力的な可奈子の笑顔が輝き、リサとの付き合いに不満や疲れを感じていた西山はまんざらでもない様子でした。
するとその翌日、たまたま可奈子と西山が一緒にいるところを同僚のOLが目撃しており、そのことが社内に広まってリサの耳にも入ってきたのです。
当然のことながら、リサは西山に激怒しました。その結果、リサにうんざりした西山は、ついにリサに別れを告げたのです。
これでついに、リサが可奈子に勝っているものが何一つなくなりました。
リサの完全敗北です。
しかし、そこからさらに可奈子は最後の仕上げにかかります。
そうです。西山を自分の“カレシ”にすることです。そうすることで、可奈子のリサに対する復讐劇は完全に達成されることになります。
さて、どうなったのでしょうか……?
3話のまとめ感想
卑屈な日々からの大逆転
リサを打ち負かすために必要なミッションをすべてクリアした可奈子に、大きな拍手を送りたい気持ちです。
卑屈で周囲の空気を読むことでしか自分の居場所を確保できなかった最弱のおデブちゃんが、よくぞここまで自分の人生を大逆転させました。
これもひとえに、山崎あやめからもらった魔法の水と、彼女のたゆまぬ努力の賜物でしょう。
万年おデブであるサイト主のまるしーは、非常に爽快な気分で今回の3話を読み終えました。
ほぼ自分と可奈子を重ね合わせ、興奮しながら行方を見守っていましたからね。
「可奈子が圧勝して本当に良かった!」と心から思います。
可奈子の「闇」こそが物語の魅力
さらに、まるしーの心を最も躍らせたのは、可奈子がきちんとリサに復讐する意思を持って、全てをやり遂げたことです。
これまで何度も『溺れる水』の感想で述べてきたように、可奈子はそこらにいる清廉潔白で心優しいおデブなヒロインではありません。
ずっと虐げられてきた人生を歩んできた中で、きちんと“恨み辛み”を醸成してきた人物なのです。
だから、可奈子には純粋な心も立派な善意も持ち合わせていません。
自分を笑い者にしてきた人々への怨みで、心の中は真っ黒なのです。
そんな可奈子がパーフェクトなルックスを手に入れて、これまでのクソだった人生の憂さ晴らしに明け暮れる。
そういうストーリーになればいいなと思いながら、まるしーはこの作品を読んでいます。
無敵のパワーを手に入れて人間が丸くなったら、全然つまらないですからね。
可奈子にはこれからどんどん自分に燃料を投下し、自分を馬鹿にしてきた者たちを逆に蔑んでいってほしいと願います。
無双期間の終わり?そして物語の行方
本作1話の冒頭部分を見た感じでは、恐らくこれから可奈子の転落ターンがやって来そうな気がします。
憧れの西山くんを自分のものにしても、まだ心が満たされていない様子がその前兆のように受け取れます。
できれば、もっともっと可奈子の“無双期間”を長く堪能したかったのですが、どうやら可奈子の栄華はそう長くは続かないように思えます。
これまでずいぶんと長い間、他人から嘲笑されて辛い毎日を過ごしてきた可奈子です。
その屈辱に耐え続けてきたストレスの全てを解消するには、たかが数ヶ月程度の無双期間ではまったく勘定に合わないでしょう。
「なんとか踏ん張れ~可奈子ちゃん」まるしーは君を応援しています!
『溺れる水』の続きが気になる方へ
『溺れる水』は全6話で完結しています。
可奈子の人生を狂わせた不思議な水。その先に待つ結末は、ぜひ漫画で確かめてみてください。
結末までの展開を先に知りたい方は、全6話をまとめたネタバレ記事もどうぞ。
