女の期限はいつまでですか?【ネタバレ1話】時代錯誤なモラハラ発言を繰り出すバカ夫!

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著者:岡野ユキ

『女の期限はいつまでですか? 』

1話の解説と感想♪

口は悪いがたまに優しい時もあったりする夫と、

5歳になる可愛い娘と平穏な毎日を過ごす主人公の専業主婦・真純(ますみ)は、

これという決定的な不幸ごとで悩んでいるわけではないが、

ここ最近は胸の中にモヤモヤする気持ちを抱えていました。

その原因はやはり夫から度々放たれるモラハラ的な発言と、

かれこれ3年間にも及ぶ夫婦のセックスレス状態だ(汗)

さすがに離婚を考えるというまでに深刻な悩みではないものの、

真純の中でくすぶっている夫に対する日々の不満な気持ちは、

結婚して7年経った今…どこかあきらめにも似た境地に達していたのです。

「今でも夫からちゃんと女性として見てもらいたい。」

それが現在の真純が夫に対する切なる願いだったわけです。

それなのに・・・

「真純の夫から発せられた数々の暴言は、確実に十分に離婚を考えていいレベルだと思うのですが・・・」


 

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女の期限はいつまでですか?【ネタバレ1話】時代錯誤なモラハラ発言を繰り出すバカ夫!

主人公の水沢真純(みずさわますみ)は、サラリーマンの夫・進一郎(しんいちろう)と、

幼稚園に通う5歳児のカワイイ娘・瑠愛(るあ)と3人家族で暮らすどこにでいる平凡な専業主婦だ。

もちろん普通の主婦だからこそ彼女の抱えている悩みや不満はたくさんある。

その中でも特に真純の心を悩ませているのが、最近やたら激しくなってきた夫からのモラハラな発言の数々だ。

女性としての尊厳を傷つけるような暴言を真純に吐くこと機会が多くなったのです。

もはや妻のことを一人の女性として見ていないその態度が、

今や3年にも及ぶ夫婦のセックスレス状態が続いている原因なのだろう。

真純としては離婚を考えるまでに深刻な問題では思っていないにしても、

極端に少ない夫婦におけるスキンシップの現状にはそれなりの危機感を抱いていました。

{このままずっと女として見られないまま年老いてゆくのは嫌だ!}

さらに…

夫から女性として見てもらえないのは自分に努力が足りないせいかもしれないと、

可哀そうなことに真純は夫の妻に対する罪を、なぜか自らの責任に転換してしまったのです(汗)

明らかに夫側に非があるにもかかわらずである。

なんと前向きで自己評価の低い女性なのだ…(汗)

時代錯誤なモラハラ発言を繰り返すバカ夫

自分なりの意識改革で食事制限や空いた時間の運動などで若い頃のスタイルを取り戻そうと頑張る真純。

それから一か月が経ち、少しだけ自分の体に変化を感じ始めた頃、

真純は少しメイクに気合を入れ、カワイイ下着をつけて夫に自分アピールをしてみたのです。

すると…

夫からとんでもなく酷いセリフが浴びせられた(汗)

「正直引くわ!」

自分なりに努力した真純の頑張りを全否定した進一郎。

夫の口から飛び出した暴言に深く傷ついた真純。

{恥ずかしい…恥ずかしい!}

結婚した当初のラブラブな二人に戻りたいなどと一人で舞い上がっていたことが悔しくてしょうがない!

どこまでも真純の年齢を持ち出して”女は若いに限る”などと、

明らかに時代錯誤なモラハラ発言を繰り出すバカ夫!

なのになのに…

そんな残酷すぎる夫の暴言に晒されてもなお夫から女性として見られることにこだわる真純は、

なんと…

本気の自分磨きを始めるためにスポーツジムへ通い始めるのです。

決して間違っているとは言えないが、不満解消の矛先が少し違うような気もする(汗)

でも…

純粋で前向きな性格の真純は自分の肉体を鍛えることで夫婦の関係性を少しでも良い方向に変えようとしているのです。

「夫を見返してやる!」

涙ぐましい行動ではないか。

「とりあえず頑張れ…真純さん」

あつ…!

一つ言い忘れましたが真純はそのジムで桐敷(きりしき)という爽やかイケメン男性と知り合いになります。

ちょっとしたロマンスの予感…?


 

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1話の感想

とりあえず夫・進一郎の暴言がヤバすぎでしょう(汗)

この令和の時代にあそこまでわかりやすいモラハラ暴言を妻に浴びせるとは、

このクズ夫はなかなかの更新ストップ旧タイプ人間です!

大体からして「俺が家族を養ってやってる」なんてセリフが飛び出すなんてこと自体が

ここ最近では聞いたことがない懐かしい言葉でした。

恐らく今の時代ならリアルで聞けないセリフの一つだと思うし、ここ何十年も聞いたことがない。

もしかするとサイト主のまるしーの回りにたまたまそんなバカ男がいなかっただけなのかもしれないが、

まるで昭和の夫を地でゆく進一郎の立ち振る舞いに思わず怒りよりも爆笑が勝ってしまいました。

万が一、このまるしーが夫のけいぞーさんから、

「俺がお前を食わしている」なんてセリフを言われようものならば、

返す刀で、

「私がお前を人並みの人間として働かせてやっている」とでも言い返すでしょう。

料理も洗濯も自分の健康管理もできない会社で奴隷仕事をしてるだけのオスの哺乳類風情がなにを偉そうなことを言ってるんだ。

お前みたいな能無しは常に跪きながら家に上がってこい!

お前なんか社会的に潰すことなんて簡単なんだぞ。

とかなんとか限りなく攻撃を続けて夫のメンタルをバキバキに折り砕いてしまうだろう(笑)

「妻をなめるな!」

すごく純粋で世の中の穢れを全く知らない真純ちゃんが可哀そうでしょうがない。

ほぼほぼ大学を卒業してすぐくらいに進一郎と結婚して、間もなく瑠愛ちゃんが生まれたことで、

あまり現実社会で大人の経験を積まずにここまで来てしまったわけだ。

彼女の回りに頼れる姉さんタイプのママ友でもいればいいのですが、

どうやら真純ちゃんに正確な夫婦の実態を語ってくれる存在はいなさそうだ(汗)

「これも一つの不幸な状況である」

真純ちゃん事態は恐らく仲の良い両親から大切にされてまっすぐ育ったお嬢さんなのでしょう。

だからこそありえない夫の暴言に直で傷ついた上に、

そんなことを言われた自分に非があると思い込んでしまっているのです(汗)

「まったくそんなはずないのに!」

なんで彼女が落ち込まなくてはならないのか?

そこを真純ちゃんが分かっていないから悲惨なことになっちゃうのです。

だから読んでてすごくイライラしちゃうんですが、

このイライラ感がこの後に訪れる真純ちゃんの復讐劇の伏線になっていれば良いのですが、

本作のタイトルが『女の期限はいつまでですか?』なもんだからちょっと心配だ(汗)

変に夫のモラハラで落ち込んだ真純ちゃんが外でイケメンと知り合って不倫しちゃう流れだと嫌だな~。

ちゃんと真純ちゃんが清廉潔白な状態で進一郎に地獄を見せて欲しい。

奴はそれくらい酷い暴言を真純ちゃんに言い放ったのですから。

そうなると彼女が通いだしたスポーツジムで出会った桐敷という変わった名字のイケメンの存在がもどかしい。

「まずは冷静に落ち着いてね…真純ちゃん」

 

>>>『女の期限はいつまでですか? 』2話の詳しい解説と感想はコチラ♪

 

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