自分の境界線を越えることなく
淡々と罠を仕掛けるはずだったのに…
気付いた時にはもう彼女を愛していた。
登場人物の複雑な恋愛感情が交錯してもつれにもつれる。
厄介でゾクゾクする大人のラブサスペンス。
『Perfect Crime(パーフェクトクライム)』
4巻の解説と感想です♪
恋のゲームはまだ始まったばかり!
これからドンドン面白くなるはずなんだ~
これまでのあらすじは?
冬木部長の愛人である
香織を奪う為にわざわざ香港支社から日本へ転勤してきた東雲。
巧みな言葉と強引なモーションで冬木との未来のない不倫をやめさせようと執拗に香織をコントロールしてきた東雲だけど、
いざ、香織と深く接してみると冬木がなぜ香織に夢中になっているのかその理由がだんだんと分かって来た。
正直いま自分が罠にハメようとしてるこの女は切ないほど魅力的な女だったんだ…
自分が愛する沙織を傷つけた冬木への復讐。
そのために遠く香港から香織を奪いにやって来た自分がいて、
そして、最後は、
先輩社員の小野と香織をひっつけようとしていた計画だった。
しかし・・・
少しづつその計画は違う方向へ・・・
前回の3巻で、東雲の仕掛けた罠の全貌が明るみになったんですが、
この4巻では、1・2巻で香織の目から通して見てきた東雲とのやりとりを、
今度は東雲の視点から詳しく描いてるストーリー展開なんです。
さすがに原作が小説という事だけあって、すごく細かく物語が構成されてるんですよね~
ただ・・・
漫画だけを読んでる人たちには、
「なんか再放送を読まされてるみたい!」
とか言われてあまり3巻から続く東雲視点の件(くだり)は不評のようです。
でも・・・
この視点の差こそが物語のキモとなる大事な部分なんで、
東雲から見た香織の魅力をじっくり感じ取りましょう~
東雲が香織にとってきた意味不明な行動の理由が次々と明かされてゆきます。
「ああ~!あの時はこうだったんだ~」
て感じで…
過去の東雲の行動の意味が全部分かりますから結構スッキリしますよ~
3巻の解説と感想はコチラ♪
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Perfect Crime【ネタバレ4巻】境界線を越えた愛情!
魅力的な彼女
取引先との接待で、
深酒しながらも完璧なたち振る舞いで相手を楽しませる香織。
しかし、
彼女をよく観察してるとその時々の感情がそのまま表情に出る性格のようで、
女としてはもの凄く魅力的な香織なんです。
取引先の人に、
「二人くっついちゃえば?」
とからかわれて思わずドキッとしてしまう東雲。
逆に香織はモロにムカついた顔をしている
そこがまた分かりやすくて可愛い部分。
だから、わざと香織に嫌われるような言葉ばかりを選んでしまう東雲。
一方、東雲への感情コントロールが上手くいかず酔っぱらってしまう香織は
感情をむき出しにして東雲に突っかかっていく。
そんな一生懸命で不安定な彼女が可愛くてたまらない東雲。
とにかくもう香織の事が気になってしょうがない…
彼女の才能
それは仕事においてもそうだった!
香織はプランナーとしてホントにすばらしい才能をもっている。
この確かな才能を冬木のセカンドとして埋もれさすのは本当に惜しい!
東雲と仕事で分かり合えて、嬉しそうな表情で笑う香織のことを本気で冬木から解放してやりたいと思うのです。
だから、冬木との不倫をきつく責めて、彼女の心の中をかき乱し続ける東雲。
そして…
東雲の容赦ない攻撃で香織はどんどん冬木との未来のない関係に絶望してゆく・・・
境界線を越えた愛情
冷静に香織を罠にハメていたはずの東雲が次第に崩れてゆく…
東雲の歓迎会の夜、
冬木の隣で困ったような表情を浮かべている香織。
{ダメだ!あいつにかけられた冬木の洗脳はまだ解けていない!}
今にも冬木に抱かれそうな表情でいる香織を見て、
嫉妬にも似た感情を覚えた東雲。
その夜、彼は自分に課した罠の境界線を越えて香織を何度も抱くのです。
「オレと冬木部長のどっちがいい?」
そう言って、よりサディスティックに香織を攻めたてる東雲。
そして・・・
ついに香織は堕ちました。
「し…ののめさんの方が…いい」
彼女はあえぎながら東雲の腕の中でそう答えた…
「オレの事は遥斗って呼んでみな…」
東雲が気付いた時には、もう後戻りできないくらい彼女にハマっていた。
こんな形で彼女を抱くべきでなかった。
こんな形で出会わなければよかった。
たけど…
決して時間はもう戻らない・・・
離したくない
冬木が香織を引き留めようとする。
しかし、東雲はパートナーの立場を利用して香織に冬木との時間を作らせない。
しびれを切らした冬木は東雲と香織のパートナーを解消させて、
香織のパートナーを小野に変更する…
やった!
もともと東雲が立てた計画通りに事が進んできた。
冬木から香織を引き離して小野にあてがうはずだった計画。
だけど…
完璧に遂行している計画の成功を素直に喜べない東雲。
そして既に香織の心は東雲に向いている。
そして東雲の心も…
「冬木とちゃんと別れたらもう一度私を抱いて…」
目を潤ませて東雲に訴えてくる香織。
仕掛けた罠の影響が東雲を苦しめる結果となった。
すでに東雲は深く香織を愛している・・・
昔の女
香織との関係で思い悩んでいた東雲に
ある日、
冬木の妻で元恋人の沙織から東雲へ携帯から連絡が入る。
「遥斗…?遥斗だよね?」
どうして沙織が俺の番号を…?
教えてないはずの携帯番号にかかってきた沙織からの電話。
「教えてもらったの…?」
誰からとは言わず、彼女は東雲に待ち合わせの時間を告げてきた。
「これは…どういうことなんだ」
東雲の知らないところで動き出すそれぞれの思惑。
東雲と沙織、
そして香織と東雲の関係。
張り巡らされた大人たちのラブゲームはまだまだ始まったばかりだ・・・
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4巻の感想
率直に思うのがこの『パーフェクトクライム』という漫画の被害者は東雲と香織です。
この二人って実は、ズルイ冬木夫婦に利用されてる可哀相な存在なんですよね~
だから、
もし、出会いがこんな形じゃなかったら今頃は最高のカップルになってたはず!
それが切ないな~
男と女のストーリーはいつだってドラマチックなんです。
ただ思うのは、
一体この漫画の黒幕って誰なんだってところ?
香織と東雲、両方の視点から今は物語が描かれてるけど、まだ他の人間の視点から描かれる事もあるんだろうか?
東雲が仕掛けた罠の内容が分かってるだけにこのままじゃちょっとストーリーに厚みがないような気がするので、
まだまだ、東雲以外の人間が仕掛けた罠が存在するはずなんです。
そして、それは誰なのか…?
冬木なのか、沙織なのか?
あるいは意外なところで小野とか・・・?
もって全然違う人間なのか?
ただ・・・
テレビや映画なんかのサスペンスモノでは、
最後に出てくる黒幕って大体思ってもいなかった女が多いんですよね~
それを考えると沙織が怪しいような…
というか、沙織に東雲の携帯番号を教えたのは誰だろう?
この人物が一番怪しいですよね!
とにかく今は沙織の動きから目が離せない状況で、
かなりの要注意人物だ!
まぁしかし・・・
東雲と香織はこのまま幸せにくっついて欲しいな~
>>>『Perfect Crime』5巻の解説と感想はコチラ♪
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