『身代わり聖女は猛毒皇帝と最高のつがいを目指します!』
2話の解説と感想です♪
本物の聖女ではないことを怪しまれたルイが慌てて王宮からの脱出を図るも、
あっさりと毒まみれ鳥人皇帝に捕獲されてしまった…(汗)
さぁ~ここからが大変です。
ルイはディナス王国の”聖女”としてこのイグナガルド帝国へやって来たのだ。
しかも…
自分が聖女ではないと分かってながらコルトス王太子に命令されるまま、
ルイも詐欺の片棒を担いだことになるわけだ!
これはもう殺されてもしょうがないイグナガルド帝国への許されない裏切りである。
果たして…
ルイはこの絶体絶命のピンチを切り抜けることができるのか?
「もしかしてメイメイちゃんてガチでルイの味方だったのか…?」
1話の解説と感想はコチラです♪
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【ネタバレ2話】身代わり聖女は猛毒皇帝と最高のつがいを目指します!|なぜ俺の毒が効かない?
まがい物の聖女ルイ
アリスタルフ陛下の側近・ラサラスからルイに魔力がないことを疑われて逃亡を図るも、
あっさりと陛下に捕獲されて追及をうけるルイ。
ちなみにラサラスは犬族の獣人だから鼻が利くのです!
冷たい視線で上から自分を見据えている猛毒陛下を前にしてルイはついに観念しました。
彼女の口から双子の妹と一緒に異世界から召喚されたことと、自分には魔力がないことを全て白状したのです。
アリスタルフ陛下のイグナガルド帝国は、ディナス王国の後ろ盾になる条件として、
魔力を持っている言われる”聖女”を嫁がせる契約を取り交わしたのです。
しかし…
実際にやって来たのは魔力もないのに”虚(うつろ)の聖女”と無理やり定められた
いかにもまがい物の聖女ルイだったわけです(汗)
畜生!
「奴らにしてやられたな!」
アリスタルフ陛下はコルトス王太子からハメられたと悔しそうに顔を歪めた。
そんな彼のお怒りモードな様子を目の当たりにしたルイは自分の死を覚悟したのです。
{ああ…もう無理だ。}
この期に及んで自分が生き延びる手立てはないだろう。
アリスタルフ陛下は自分を欺いたルイの首筋に指を触れてこの茶番を終わらせようとしました。
そう…
全身に毒を纏ったアリスタルフ陛下には触れたモノを全て傷つけ、
彼の羽一枚でも食らえば即死する恐ろしい肉体を持っており、彼の存在自体が毒なのです。
これでルイの転生人生もジ・エンドか…?
そう誰もが思ったその時です。
なぜ俺の毒が効かない?
えっ…!?
ルイに何の症状も発生しない!
なんと…ルイの体は猛毒陛下の指に触れられても何も起こらなかった。
「なぜ俺の毒が効かない?」
珍しく動揺するアリスタルフに声をかけたのは、ルイの専属メイド・メイメイでした。
彼女は様々な能力を検知する資格をもった狸族の精霊士なのです!
つまり…メチャ有能なメイドさんということだ。
メイメイは手際よくルイが持っている能力をテストをしてみたところ、
なんと…ルイの体には”毒耐性”があることが判明しました!
つまり触れただけでも相手が大変なことになってしまうアリスタルフの毒がルイには効かないわけだ。
もしかしてその耐性は聖女という資質よりも役に立つ能力なのではないか?
というか全身を毒で覆われたアリスタルフの結婚相手としてはうってつけの存在ではないか!
どうやらルイにも運気が巡ってきたようだ♪
結果…
ルイはアリスタルフこら殺されずにすんで、このあと正式なイグナガルド帝国の皇妃となったわけです。
さぁ~ルイの人生逆転劇はこれからだ♪
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2話の感想
まさかあの愛想がイイ専属メイドのメイメイちゃんが、めちゃ有能な”精霊士”だったなんて…!?
ルイは九死に一生を得ましたね♪
それと同時に彼女のルイに対する好意は下心のないものだということも分かりました。
ほぼ確実にメイメイはルイの敵ではない。
というかルイはめちゃくちゃ頼りになる専属メイドさんが付いたわけだ。
あと…
メイメイの属する狸族の概念では、魔力がないということは、
精霊から一人前だと認められた証だという考え方もルイにとっては都合が良い。
ルイの最悪だった向かい風だらけの人生が、今回を機に追い風になって行きそうな雰囲気です。
これですっかり絶体絶命のピンチからも脱出できたわけだ。
しかも…
ルイに備わっていた精霊からの寵愛が”毒耐性”であることが分かった!
これはもう毒まみれ鳥人アリスタルフ陛下と一緒になるために生まれてきたようなもんだ。
「ラッキーにもほどがある♪」
ついにルイにも運が向いてきた証拠です。
それに…メイメイが言っていた毒耐性を強くする訓練とはどういうものかは知りませんが、
この先ルイはその修行次第で完全耐性の体を手に入れられるということなのだろうか?
これでルイが望んでいる逆転人生までの道のりに一歩近づいた感じです。
まだまだ始まったばかりですが。
婚姻相手のアリスタルフもかなりルイの毒耐性に関して興味を示していましたし、
ちゃんと”初夜の儀”なる盃の交わし合いも終えました。
これでもう二人は完全な夫婦関係の成立です。
ほんとにメイメイがグッジョブだ。
彼女がちゃんとルイの可能性を追求してくれていなかったら、
今頃ルイはすでにこの世からいなくなっていたかもしれません(汗)
あの側近は完全にルイを処分しようとしていましたからね。
アリスタルフ陛下の側近でいつも側に居るラサラスといういつも不機嫌な獣人は、
魔法の有り無しを嗅ぎ分けられる犬族の者だということが分かりました(笑)
性格はちょっときつそうだけど中身はそれほど悪い獣人ではないと思う。
ルイとしてはメイメイと同様に仲良くしてもらいたい一人だな。
なんだか物語の設定やシュチュエーションがかなりファンタジックなものだから、
まったく次の展開が読めないところが良いですね(笑)
次にどんなことが起きるのかワクワクしながら読んでいるサイト主のまるしーがいます♪
とりあえず無事でよかったね…ルイちゃん!
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