著者:小菅かつき
『悪名高き冷酷王子は私のことしか愛せない 』
2話の解説と感想です♪
悪名高き冷酷王子と恐れられるエドゥアール王子の実情は、
誰も信用しない猜疑心と警戒心に満ち溢れた危機管理のモンスターでした(汗)
とくかく寄るもの触るものすべてが彼の敵という意識が強く、
常に自分の命が狙われているという認識のもとで生活しているのです。
ただ…そんな非現実的な暮らしをする彼には実にごもっともな理由がありました。
そう…
エドゥアールが冷酷王子と呼ばれるようになった原因の全てはあの人物にあった!
「エドゥアール王子はよくぞ今まで無事に生きながらえてきたもんだ(汗)」
1話の解説と感想はコチラ♪
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【ネタバレ2話】悪名高き冷酷王子は私のことしか愛せない|王妃ダリアの来訪!
王妃ダリアの来訪
フェリパが正式なメイドとして働き出してから数日が経って、
さすがにエドゥアール王子から殺されることの恐怖心は薄れはしましたが、
それでもまだまだフェリパに心を許していないエドゥアールがいました。
これまでの経緯を考えるとそれも仕方がない事でしょう。
だけど…
そこ部分はあまり気に病むことなく、幼い弟と妹の食い扶持を稼ぐために、
フェリパは宮殿の掃除から洗濯、食事の用意までのすべてをワンオペでこなしながら、
空いた時間には畑仕事にまで手を広げて仕事に励んでいました。
そんなフェリパの一生懸命に働いている姿を遠目で見ていたエドゥアールでしたが、
いまだフェリパへの警戒心を緩めることはありませんでした。
「信用はするな!」
フェリパに関してエドゥアールが執事のスチュアートに言ったセリフだ。
どうやらフェリパがエドゥアールから一定の信頼を得るためにはまだ相当に時間がかかりそうです(汗)
そんなある日のことです。
フェリパはスチュアートから前触れもなく王妃ダリアの来訪を知らされたのです!
なにやら客人を伴ってもうすぐブレリナム宮殿にやってくるらしく、
いきなり聞かされて激しいパニックに陥るフェリパでした。
なにせお客様を接待できるような茶菓子の準備がまったく用意できていないのです(汗)
もしも…今回のもてなしに失敗したら自分はどうなってしまうのか?
全身に悪寒が走るフェリパでした。
フェリパ手作りのパンケーキ
スチュアートから王妃ダリアの来訪を聞いてからほどなくして、
ダリアは隣国の姫・イザベラを伴ってブレリナム宮殿にやって来ました。
どうやら来訪の趣旨は”エドゥアールの縁談話”でした。
体よく隣国の婿養子にさせようと企んだダリアが、イザベラ姫とエドゥアールを無理やり縁組させようとしたのです。
もちろんダリアの策略に気づいているエドゥアールは、そんな馬鹿らしい縁談を受け入れるはずもなく、
そこからはお互いに言葉でけん制し合うようなやり取りが交わされ、
血のつながらない親子のマウントの取り合いが繰り広げられる。
少しでも言葉を間違えればどちらかが手を出しそうなほど雰囲気は最悪だ(汗)
そんな緊迫した状況の中で、フェリパは自分が作った茶菓子を出さなければいけないのです。
もう最悪だ…(汗)
「お待たせいたしました。」
フェリパはキッチンにあった材料で、なんとか素朴なパンケーキを作り、それを紅茶と一緒に3人の前に並べました。
すると…
やはりその貧相なメニューに呆れたダリアは、
「バカにするな」と吐き捨てて宮殿から出て行ってしまったのです。
ダリアとしてはイザベラ姫との縁談をエドゥアールが強く拒否した時点で決まっていた退出だ。
帰り際に少しだけ未練がましくイザベラがエドゥアールとの親睦を図ろうとしたが、
あっさりと拒否された上に、エドゥアールから丁寧な口調で退出を促されて帰っていきました。
さて…
この辺りから劇的にエドゥアールのフェリパの関係に変化が生まれます。
その大きな原因は”フェリパ手作りのパンケーキ”でした。
そして…奇しくもそのパンケーキの存在こそが、
エドゥアールとフェリパを窮地に陥れるキラーアイテムとなってしまったのです(汗)
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2話の感想
「怖い怖い怖い~!」
継母がヤバいくらい怖すぎです(汗)
悪名高きも、冷酷も、残忍もすべて継母ダリヤのことだったわけです!
1話の時点で大方の予想は付いていましたけど、
まさかあれほどまであからさまにエドゥアールを殺そうとしてくるとは(汗)
よほど強欲で自己顕示欲の強いモンスターな悪女なのでしょう。
ダリヤは自分が生んだ息子に王位を継承させるためなら何だってするつもりでしょう。
よくぞあんな危険極まる環境でエドゥアールは今まで無事でいられたもんだ。
あと…
ちょっと安心したのは、ブレリナム宮殿にはエドゥアールと執事のスチュアートしか住んでいないと思ったら、
「ちゃんと門番の兵士がいたんですね。」
通いの交代兵なのかもしれませんが、誰もいないよりはマシだと思う。
ただ…
逆にダリヤの差し向けた刺客の可能性だってあるわけだから安心はできないかもです(汗)
そんな状態だから常にエドゥアールは宮殿の中にいても戦闘態勢を崩せないわけで、
もはや生きてる心地さえ感じられない緊張状態なはずなんです。
しかも…
恐らくこれまでも仕入れた食材には毒物が混入されていたのではないだろうか?
今回はなぜかフェリパの作った粗末なパンケーキに気が緩んで食べてしまった結果、
不幸にも紅茶に入っていた毒ハチミツを口にしてしまったというわけだ。
結果…今は死にかけている(汗)
なんと…
冷酷で残忍な王子と回りから恐れられていたエドゥアールは、
本当の意味で冷酷で残忍な王妃に命を狙われている可哀そうな王子だった!
あれほど簡単に毒物が自宅に入ってくる環境下でどうやって今まで暮らしてきたのでしょう。
フェリパが宮殿に来る前にいたメイドたちはすべてダリヤの息がかかった者たちだったのでしょうか?
たぶんそうだったから誰一人メイドがいなかったのでしょう。
それにしてもエドゥアールとダリアが差し向かいで会話している光景が、
分かりやすく緊迫した二人の関係性を表していました。
普通なら後妻に入った先の成人した息子に対してあれほど上からものを言わないだろう。
しかも…
エドゥアールは時期国王となる可能性が高い筆頭王子であり、
もしエドゥアールが国王になった時のことを考えたらあんなに偉そうな態度はできないはず。
なので…
ダリアは何としてもエドゥアールに王位を継承させないつもりですね。
すでにこれまで何度もエドゥアールの暗殺を企ててきたのでしょうが、
ことごとく失敗に終わったことで、今度は攻め方を変えた作戦で、
他国の姫婿にさせようと目論んだわけですね。
ダリアのお眼鏡にかなったイザベラ姫という女性も、
なるほどダリアとはすごく気が合いそうな性悪女でした(笑)
まぁ~とにかく今回の2話の内容でほぼエドゥアールの置かれている危険な状況が理解できました。
そして…
彼がいかに強靭なメンタルの持ち主であり、真っ当な道徳心を持ち、人に対して思いやりがあることもよく分かった。
本作のタイトルが『悪名高き冷酷王子は私のことしか愛せない』ということだから、
そう遠くない未来にエドゥアールがフェリパにハートを撃ち抜かれることになるはずです。
まずは体に入ってしまった毒の後遺症が心配ですが、
まさかエドゥアールがハチミツの毒で死んでしまうことはないだろう。
もしかするとこの時の献身的なフェリパの看病で恋に落ちるのか?
いや…それはまだ早すぎる気がします(汗)
ただ…
一人で畑を耕したり、一生懸命に宮殿の掃除をしたり、
素朴で昔懐かしい味のパンケーキを作ったりと、
エドゥアールとしては、これまでに出会ったことのないタイプのフェリパに心のガードが緩んでいることは確かだ。
「次くらいで落ちちゃうのかな?…冷酷王子様♪」
早く二人のイチャイチャが見たいと思っているサイト主のまるしーでございます♪
>>>『悪名高き冷酷王子は私のことしか愛せない』3話の解説と感想はコチラ♪
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