夫婦で人生や生活の価値観が異なると厄介だ!
特に相手がおバカな楽観主義者の夫だと、将来が不安でしょうがない(汗)
『愛した貴方は、 』
結婚して二年目の夫婦に訪れたすれ違いの危機。
妻は夫婦の将来にとって今何を優先して考えるべきかを夫と話し合いたかった。
しかし…夫はなんでも事が起きてから考えればいいという楽観主義者でした。
確かに若いうちはそれでも何とかなったのかもしれない。
だけど…
お互いにアラサーの年代へと突入し、やがては欲しいと思っている子供のことや、
その後に家族3人で幸せに暮らしてゆくための青写真を妻は夫と共に考えたかったのです。
しかし…よく言えば楽観的、悪く言えば何も考えていないだけの無能な夫は、
夫婦の行く末を真剣に考えている妻に対してテンションが下がるなどと暴言を吐いてへそを曲げる始末だ(汗)
本来ならそんな大人になり切れていない夫とは縁を切るべきなんだろうけど、
主人公の妻はやはりすぐにはその決断に踏み切れませんでした(汗)
やがて…妻は有能で、夫は無能な格差夫婦の間には大きな心のすれ違いが発生してしまうのです・・・
「よく夫が無能なパターン起こる”夫婦の愛憎劇”を読むけど、今回の夫も悲しいくらいにお子ちゃまなようだ。」
『愛した貴方は、』の見どころ!
国内最大級の電子コミック・電子書籍ストア『コミックシーモア』が、オリジナルで配信しているコミックレーベル『シーモアコミックス』で、
気になる夫婦のドロ沼を描いたヒューマンコミックが連載スタートです♪
著者はなんとサイト主のまるしーが『イクメン失格』でファンになった北沢旭 先生でございます。
この北沢先生はこれまで男女間の詫び寂びの効いたリアルな人間ドラマを描いてこられた漫画家さんですが、
今回の作品でも考え方の異なる新婚夫婦の軋轢からすれ違いの人間模様を生々しく描かれており、
いわゆるまるしーの大好物なストーリーでございます♪
「特にバカで無能な夫のキャラが秀逸だ!」
世の中には楽観的な性格を気取っている無能な夫にどれだけの妻が人生を台無しにされていることか!
もちろんその逆パターンもあるとは思いますが、
基本的に現実的な行動をとる傾向が高い女性が無能であるパターンは、絶対的に夫無能パターンより少ないと思ってます。
「もちろんこれは勝手な想像ですが…」
でも…
世の中に溢れかえっている夫婦の愛憎劇を描いたコミックの約7割以上が夫の無能さゆえに苦しむ妻が主人公で描かれているのが現状です。
それは実情に反映した形で描かれているからではないでしょうか。
「浮気心のない男なんて基本的に存在しない」
世の中の浮気しない男のほとんどが浮気できるほど女性にモテないからだ。
これは過去にまるしーがたくさんの男性たちから聞いた実際の証言です。
「できるものならしたい!」
でもモテないからできない。
清々しいほどの本音にまるしーも大いに納得した。
今回はたまたま浮気をする相手が見つかった無能な夫と有能な妻とのドロドロ愛憎劇です。
「こういうの大好きです♪」
さて…
そこで今回紹介する『愛した貴方は、』の見どころですが、
最初に申し上げた通り、かなり精神年齢に違いのある夫婦の確執を描いている点です。
明らかに有能で夫婦の現状や将来を真面目に考えて生活している妻に対し、
まったく妻のことや夫婦の行く末を考える頭脳を持ち合わせていない無能な夫との対比が見どころだろうか。
ただ…本当に主人公の妻が人として良くできた人物であるならば、
最初からバカ丸出しの夫なんて結婚相手に選ばないんだろうけど、
悲しいかな女ってやつはそのミスをやりがちなのです(汗)
こういう失敗を世間一般には”母性”と関連付けて男選びの失敗を正当化しています。
「ダメな男が好きなんです」
「だらしない男がほっとけなくて」
「少年の心を持っている男性が好き」
実際こういう趣向の女性は少なからず存在します。
本作の主人公・篠崎彩(しのざきあや)さんもどちらかと言えばそっち側の女性なのかな~(汗)
まぁ~1話2話と読んでいくと腹が立ってしょうがないです。
3話で少し風向きが変わってくるので2話まではグッと怒りを堪えて読み進めて下さい(笑)
この主人公夫婦に訪れる結末はまだまだ先の話ですが、
とにかく未来永劫このクズ夫をまるしーが認めることはございません。
ただひたすら夫が地獄へ落ちることを願いながらワクワクして読んでいる物語でございます♪
よかったら是非!
『愛した貴方は、 』の立ち読み♪
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愛した貴方は、【ネタバレ全話】有能”妻”が無能”夫”に愛想を尽かしたら!
すぐにお目当てのお話まで飛びたい方はコチラからダイレクトにどうぞ~♪
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↓↓↓ココからは各話の簡単なあらすじと詳しい内容を解説したページへのご案内です♪
1話:夫婦間のすれ違い
主人公の篠崎彩(しのざきあや)29歳は、結婚して2年になる夫・翔太(しんいちろう)31歳と共働き夫婦だが、
最近ちょっとした夫婦間のすれ違いに悩んでいました。
アラサーという年齢のこともあって、そろそろ子どもを作りたいと思っているが、
経済的な問題や産休で仕事から離脱するタイミングなどを考えると、ちゃんと計画性をもった子作りをしなければいけない。
それなのに夫の翔太はいかにも楽観的な考えで問題が発生したらその時に対処すればいいという安易な考え方なのです。
生まれてくる子供のためにも堅実な生活を送りたい彩と、その場しのぎでお気楽な翔太との意見が衝突する。
31歳にもなってまだ大人になり切れていない翔太の自分勝手な行動がどうも気がかりだ・・・
2話:夫婦の距離感
妻が自分の思い通りにならないことで翔太の自分勝手な行動がどんどんエスカレートしていきます。
連日の如く仕事から帰ってくる時間は遅いし、夫婦の会話もほとんどない。
夫婦の距離感は広がるばかりです。
そんなタイミングで彩は上司からが新たに立ち上がる共同プロジェクトのマネージャーになってくれないかと打診されます。
プロジェクトを共同で行う会社は大学時代の後輩・市原晴(いちはらはる)が勤める会社でもあり、
彩としてはすごくやりがいのある仕事なのですが、
翔太とのギクシャクした今の夫婦関係がネックとなって、上司には一旦考えさせてくださいと返答しました。
その後…
彩と翔太が久しぶりに面と向かって会話をする機会がやってくるのですが・・・
3話:「くるしい…」
「りこって…誰?」
トツゼン彩に謝って来た夜からずっと機嫌がよかった翔太が逆キレしている。
ここ最近ずっと帰りが遅かったのはスマホ画面に表示された”りこ”という会社の後輩と何か後ろめたい関係があるからなのか?
明らかに浮気が疑われる翔太の悪態に深く心を傷つじぇられる彩。
{くるしい…}
なんで私がこんな思いをしなければいけないの?
翌日の職場では見た目にもハッキリと落ち込んでいることが分かる彩がいました。
そんな彼女を心配して共同プロジェクトの件で彩の会社に出入りしている市原が声を掛けます。
このあと…
カフェで市原に夫婦のことを相談した彩は、大きな決断をすることになります。
ちなみに市原は翔太とも顔なじみの関係です。
3人は同じ大学の卒業生です。
後半で彩の翔太に対する態度が変貌するシーンは実に見ごたえがありです♪
4話:夫の土下座
彩のガチで本気な態度に離婚の危機を感じとった翔太は、
ついに観念して後輩OLとの関係を清算することにしました。
その日、彩が仕事から帰って来た時に玄関の廊下で見たのは、
夫の土下座だった!
彩に甘えてやりたい放題だった事実を認めて神妙な顔つきで謝罪する翔太。
彩は尋ねる。
「結局のところ浮気はしてたの?」
その彩の質問に翔太は”NO”だと答えた。
また元の二人に戻りたい。
俺がすべて悪かった。
これから俺頑張るから!
土下座する翔太の口から矢次に繰り出される謝罪と反省の言葉に対して、
夫を上から見下ろしていた彩はどういう反応をしたのか…?
5話:全てがウソだった
あの日、寛大な気持ちで翔太を許した日から7か月後、
今回は明らかな夫の”浮気現場”を目撃してしまった彩がいた。
あの土下座も、浮気はしていない言った言葉も、
全てがウソだったと知った彩のショックは計り知れない。
自分がどんなに頑張ってもその気持ちが相手に通じない徒労感は相当なものです(汗)
それほど信じていた夫の裏切りは許せるものではなかったし、
もはや翔太の浮気を詰めてまた夫が土下座で謝るというバカげ茶番を繰り返すこともうんざりだ。
いっそのこと、期待して傷つくのであれば知らないフリをして”仮面夫婦”を続ける方が楽だと考えた彩は、
この時…愛し合う夫婦であることを諦めた。
しかし…
彩が絶望していることに全く気付いていない翔太は、
さらに彩の心を苦しめる愚かな手段に出てきたのです。
6話:彩先輩のことが好きです!
実家から自分の母親を呼んで、嫌味のように家事をさせる翔太に対して、
このまま夫婦でいる意味があるのかとさらに絶望する彩。
そんな中、共同プロジェクトで一緒にチームを組んでいた市原が彩の会社に転職してきました。
ここから事態は大きく変わっていきます。
明らかに以前とは様子がおかしい彩にその事情を聞いた市原は、
ついに今まで言えなかった彩に対する想いを口にしたのです。
「彩先輩のことが好きです!」
えっ…!?
まったく気づいていなかった市原の想いを聞いた彩は、
「協力させてください!」
と…言ってくれた市原の言葉に背中を押されて翔太との”離婚”を決意するのです。
さらに…市原からの助言で翔太との幼なじみでもあり、彩にとっても頼れるお姉さん的な存在の由美(ゆみ)にも協力を仰ぎ、
彩は本格的に翔太との離婚に向けた行動を開始したのです。
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『愛した貴方は、』の感想まとめ
最初に著者の北沢先生を知るきっかけとなった『イクメン失格』もそうだったのですが、
なんとも無能なクズ夫への造詣が深い先生でございます。
今回のクズ夫・翔太の人物設定に関してもほんと痒いところに手が行き届いたバカ夫の生態が描かれていて、
「もう~見てるだけで身の毛がよだちます(笑)」
まるで…あの人とあの人とあの人の旦那さんにそっくりだ!
実は翔太みたいなバカでクソで無能な夫はそこら中に転がっています。
その半面でバカで経済観念が乏しくておよそ子育てなんかまともにできそうもないヤンママもかなり多く増殖されています。
でも…大半の女性は本作のヒロイン・彩ちゃんのようにちゃんと将来を考えて堅実に生きているタイプの方が多数派だと思っている。
もしかするとバブル期を経験した世代の女性たちよりも、
ずっと景気が横ばいでデフレ状態だった日本で成人になった女性は、
今回のコロナ禍も経験してもっともっと堅実な人生設計をしているかもしれません。
なので…若い20代の男性たちが翔太みたいないまだに更新されていない無能男ばかりだと思いたくはない(汗)
最近は若い男性の方たちからほぼ男尊女卑的な発言も聞かなくなったし、
男が女がという表現方法もしなくなったと感じています。
サイト主のまるしーが社会人になったばかりの世の中は今と比べるとまったく酷いもんでした。
会社では平気でクソ親父が自分の湯呑を私に渡してきた(汗)
彼曰く、「お茶は女が入れるもの」だそうだ。
今ならきっと狂ったおじさん扱いをされてしまうだろう。
男女雇用機会均等法も定着して長らくの年数も経ち、
オマケに社会人男女の初任給の差も縮まり、結婚してもお互いに共働きの夫婦が普通になりつつある令和の時代。
女性の社会的地位はかなり向上したようですが、
こと家庭内や夫婦関係においてはまだまだ”家事は女性の仕事”というDNAは根強く残っているようで、
夫婦間の男尊女卑な状況はまだまだ無くなってはいないと思える。
今回の篠崎夫妻もまさにそんな夫婦の一組です。
本作1話の冒頭で彩が早出の出勤をする際に出てきた翔太のふざけた言い分。
あれこそまさに「お茶は女が入れるもの」に通じる口ぶりと態度でした。
そして…
ちゃんとした朝食を作らなかったことに対してなぜか謝ってしまう彩。
どちらかというとまるしーはそれがいけないんだと思ってしまう。
まったく同じ条件で仕事をしている夫婦なのですから、
一番最初にその部分はきっちりと話し合わなければいけない重要なところなのです(汗)
ある部分で女性は好きな男性のために世話を焼きたいという傾向がある。
「だから家庭の家事問題がややこしくなってくるのだ。」
新婚生活の入りが基本的に妻が家事をやって夫は余裕のある時に手伝うというなんとなくのルールができてしまった場合、
新婚時代はそれでも夫が好きだからなんとか頑張れるが、
そこから何年かたつときっちり家事はワンオペになって徐々に不満が溜まってくる。
こういう共働き夫婦のワンオペトラブルは平成時代からずっと同じ内容で続いています。
「いい加減日本人も目覚めるべきだ。」
ここまできらたちっとも彩のことを可哀そうだとは思えず、
無能な夫に逆らえない弱い妻だな~と思ってしまうのです。
一応ここでも言っておきますが第3話からすごく気持ちよくなってきます♪
それまでは無能な夫に翻弄されているバカな妻に呆れながら我慢して読み進めて下さい。
もちろんまるしーは完結まで読んで翔太が地獄に堕ちるところを見届けたいと思ってます。
「勝手にエンディングを決めちゃってるけど…(笑)」
無料試し読み
今、紹介した
『愛した貴方は、』は、
テレビCMでもお馴染みの電子書籍のコミックシーモアで絶賛配信中のコミックでございます♪
コチラのお店はサイト主のまるしーもよく利用するお店で、
何と言っても面倒な会員登録しなくても、いろんな漫画が立ち読みできちゃうのがありがたいです♪
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