【ネタバレ2話】悪魔と疎まれた私は、天使のような王子の気持ちがわかりません|仕事をすることは許さない!

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著者:おうせめい

『悪魔と疎まれた私は、天使のような王子の気持ちがわかりません

2話の解説と感想です♪

天使のようなイケメン王子・ミハエルの専属メイドとして雇われた赤い髪と金色の瞳を持つ少女は、

彼から”アイリス”という美しい名前まで与えてもらい、

まさに奇跡のシンデレラストーリーという流れではあるのですが、

ここからが少し困惑する状況が待っていました。

なんと…すごくアイリスに優しく親切に接してくれるミハエルなのですが、

彼女を専属のメイドとして雇ったわりにはなにもアイリスに仕事をさせようとしなかった・・・

「異常にアイリスを他人の目に触れさせないようにするミハエルの真意とは一体どこにある…?」


1話の解説と感想はコチラです♪
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【ネタバレ2話】悪魔と疎まれた私は、天使のような王子の気持ちがわかりません|仕事をすることは許さない!

仕事をすることは許さない!

ミハエルから「君はもう僕の所有物だ」と言われ、

”アイリス”という美しい名前まで与えてもらった赤い髪と金色の瞳を持つ少女は、

それはそれは熱烈な歓迎ぶりでミハエルの専属メイドとして迎え入れられました。

しかも…

驚くべきことにアイリスを専属メイドとして雇い入れたにもかかわらず、

ミハエルは彼女に対して、

「仕事をすることは許さない!」という訳の分からない指示を与えました。

ただただ用意した広くて豪華な部屋でじっとしていて欲しいというのです。

アイリスからすると自分が”魔獣使いの悪魔”だから、部屋に閉じ込めておきたのだろうと解釈するしかなかった。

それから一週間がたちました。

アイリスの初仕事

一日中部屋に閉じこもって、ただミハエルが仕事から帰ってくるのを迎えるだけの日々が続いていたアイリス。

毎日のようにミハエルは仕事帰りにはアイリスにお土産を買ってきます。

なのですごく彼から大事にされているのは分かるのですが、

だからこそ少しでもミハエルのためにないか役に立ちたい願うアイリスがいました。

そんな中、ようやくミハエルは自分の部屋を毎日一時間だけ掃除して欲しいと言ってきた。

それがアイリスの初仕事でした。

これでやっとミハエルの役に立つことができると張り切るアイリスでしたが、

やはり赤い髪と金色の瞳を持つ彼女の存在は、ほかのメイドたちからは疎まれる状況にあり、

少し絶望的な気持ちになる。

しかし…

その中で唯一メイド長のカリンだけはなぜかアイリスに優しく接してくれたのです。

アイリスはそのカリンに王宮での仕事をいろいろと教えてもらうことになり、

少しづつ自分なりのルーティーンを作り始めてゆくのです。

だが…

このあと彼女は、ミハエルの専属メイドという肩書が、

想像以上に妬み嫉みを買うポジションであることを思い知ることとなるのです。


 

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2話の感想

まさかミハエルはこうなることを恐れてアイリスに最低限の仕事しかさせず、

とにかく他人の目に触れさせないようひた隠しにして彼女を優雅な軟禁状態の生活をさせていたのか?

どうやらミハエル自身もなにか特殊能力を持っているみたいだし。

あと…

ミハエル以外で一番アイリスに対して親切に接してくれたカリンが黒幕というオチはよくある展開でした。

しかも…カリンはある種アイリスと似たようなミハエルから特別な配慮を受けてきたようだ。

一介の下働きメイドの身分から、ミハエルに目をかけてもらったおかげで今はメイド長にまでのし上がった。

彼女にとってミハエルは尊敬と感謝の念が深い神様のような存在なのでしょう。

そんな自分の神様であるミハエルが、ある日トツゼン赤い髪と金色の瞳を持った

”魔獣使いの悪魔”と人々から疎まれる薄汚い少女を王宮に連れてきたのだ(汗)

アイリスの出現はカリンにとってみれば百害あって一利なしの存在ですよ。

「そりゃ~面白いわけがない。」

アイリス以外のメイドに対してもミハエルはちゃんとした説明とフォローが必要だったのです。

ただ思うのは、

いくらアイリスのことが憎らしくて嫌いだからといって、あのやり方は浅はか過ぎてバカ丸出しだ(汗)

「まるで小学生レベルのイジメ」

アイリスが閉じ込められのは王宮裏にある道具置き場っぽい倉庫だからすぐに見つかるだろうに・・・

もしアイリスが無事に助け出されて犯人がカリンだとミハエルに伝えたらどうするつもりなんだろう?

そんな簡単なことにも気づけないほどカリンがおバカなのか、

それともミハエルに対する愛情が度を越して何も見えていないのか?

自分さえ入ることが許されないミハエルの部屋を掃除しているアイリスがどうしても許せなかった。

それがカリンがあのとち狂った行動を起こした本質の部分なんだろうな。

いわゆる女の嫉妬、妬み、嫉みのたぐいだ。

世の中でこれほど厄介なものはない。

狭い世界で女同士が集うと絶対に起きてしまうマウント合戦と妬み嫉み大会。

もう少しアイリスはハッスルせずにミハエルの言う通り大人しくしておくべきだったかな。

自分が置かれている立場と存在の認識が低すぎました。

ミハエルから軟禁されているその状況でそこらへんは察しないと!

て…

なんで私は当たり前のようにアイリスを責めるようなことを言ってるのだ(汗)

そもそもアイリスは何も悪くなくて完全なる被害者だ。

そう…アイリスは何も悪くない。

悪いのは明らかにカリンや他のメイドたちではないか!

早くアイリスを助けてあげて…ミハエル!

 

>>>3話の解説と感想はコチラです♪

 

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