最後の闘い!?
なんと・・・
駆け落ちした宰相の元妻が現れて・・・
『悪の華道を行きましょう』
第4弾:”悪の華道を描きましょう”の解説と感想です♪
宰相とセレスティーヌの物語は今回で完結となります。
最後のエピソードはなんと新旧の”妻”二人の直接対決が描かれております!
『悪の華道を描きましょう』の見どころ
今回は『悪の華道を行きましょう』の第4弾となる『悪の華道を描きましょう』です♪
そして・・・
残念なことに『悪の華道シリーズ』は、この第4弾をもって完結となります(汗)
前世の記憶が蘇って現在の記憶とリンクしたことにより、
超が付くほどの”ブス専”になった悪役令嬢のセレスティーヌは、
ついに死ぬまで夫へ向けた深い愛情は冷めることなく、その幸せすぎる溺愛生活の幕を閉じました。
この第4弾では、そんなセレスティーヌの魅力がふんだんに描かれた内容となっております♪
そこで…
ラストエピソードとなる『悪の華道を描きましょう』の見どころは、
何といっても新旧の ”妻” 対決の模様です♪
性懲りもなく昔の栄華な時代を取り戻すべく現れた宰相の元妻・カミラと、
天下の美貌と強気な性格を兼ね備えたセレスティーヌとの直接対決はまさに手に汗握る面白さで、
まさにこの物語のラストを飾るにふさわしい内容となっております♪
この小説の大ファンであるサイト主のまるしーとしては、
一刻も早いコミカライズ版のリリースを心待ちにするばかりです。
『悪の華道を行きましょう』
悪の華道を行きましょう 第4弾【ネタバレ】宰相夫妻の物語はこれで完結!
悪の華道を描きましょう
最終章となる『悪の華道を描きましょう』では、
宰相の元妻で、王族御用達の画家と駆け落ちして隣国へ逃亡したカミラが、
マルクの母親という地位を盾に舞い戻ってくるエピソードが描かれております。
恐ろしい宰相の元から男と逃げた元妻が、再び国に舞い戻ってくることすら非常識この上ないのに、
その上、現在の妻であるセレスティーヌから宰相の財産を全て我が物にしようとする異常な企みを抱いているカミラ(汗)
「そんなヤバすぎる悪女に我らがセレスティーヌはどういう闘いを演じるのか?」
そこには実にセレスティーヌらしい逞しくも爆笑な顛末が描かれておりました♪
この天下の悪妻・セレスティーヌにかかれば全ての人間が毒気を抜かれて、
男ならば骨抜きにされ、女ならば何とも形容しがたい屈辱にまみれます。
今回、とんでもない強欲でずる賢い元妻のカミラも例に漏れず、
セレスティーヌの方向違いな攻撃に身も心もズタズタにされてしまうのです。
それもこれも全ての原因は、彼女が前世の記憶を取り戻して究極の”ブス専”になったことに起因します!
あの醜い宰相に心底惚れ込んだことこそセレスティーヌが幸せな人生を送る重要なカギとなりました♪
恐るべし”ブスス専”だ!
元妻カミラの帰国
事の起こりは前回の第3弾で宰相夫婦が治める領地のもとに留学に来た隣国の王子・ジェイスから発信されたものでした。
彼は留学時に宰相夫妻から手厚くもてなされたお礼として、
自国で評判の絵描きを宰相夫婦のもとへ贈ることに決めたのです。
その絵描きこそが元宰相の妻と駆け落ちしてジェイスの国に逃亡してきた王族御用達の画家だったのです!
なんと運命的な縁だろう!
本来ならばたとえ王太子の依頼であっても受けることは出来ない案件のはずだが、
イマイチ今の暮らしに満足感が得られていなかった妻のカミラは、
宰相が家を留守にしている間に夫人の絵を描けば大丈夫だと言って、
画家である夫とともに宰相が治める領地へ舞い戻っていったのです。
しかも…
元妻・カミラの帰国は、夫にセレスティーヌの肖像画を描かせる以外に重要な目的があった。
それは・・・
今や世界でも有数な繁栄国となった宰相のあり余る財産を、この機会に乗じて自分の物とする布石を打っておくことだった。
「どうしてカミラはそんな考えに及んだのか?」
その答えは宰相の息子である長男・マルクの存在だ!
マルクはカミラが産み落とした息子だった。
この先、宰相が死んでマルク後継ぎとして全ての財産を受け継いだ時、
当然その財産の権利は自分にもあるはずだと考えたのです。
そのためにカミラは宰相のいない合間を見計らって、
今のところ国内でのさばっているセレスティーヌに一発かましを入れてやろうという魂胆でした!
それがどういう無謀な行動なのかは全く知らずに・・・(汗)
宰相夫妻の物語はこれで完結!
恐れ知らずのカミラ夫婦は、とうとう宰相が治める領地に足を踏み入れてしまいました。
全てを判った上で自分の領地に入ってくるカミラ夫妻を招き入れた宰相。
この駆け落ち夫婦がこのあと味わう恐怖は、すべて宰相の恐ろしさを侮っていたからである(汗)
ただ・・・
本来ならば跡形もなく粉々にされていたはずのカミラ夫妻の肉体は、
天下の悪妻・セレスティーヌにより守られたのです。
そう・・・
いつものように宰相への溺愛ぶりが訳の分からない方向に脱線したことで、
結果・・・
宰相から怒りの毒っけを奪うことになりました(汗)
相変わらずズレたセレスティーヌの怒りとファイティングスピリットは、
宰相とマルク…そして使用人までも幸せな気持ちにしてしまい、これまでの怒りの矛先がどこえやら、
きれいさっぱりどこかへ消え去ってしまったのです。
そして・・・
またもや今回の闘いにおいてもセレスティーヌの一人勝ち、
「いや…圧勝に終わる♪」
宰相ファミリーが治める領地では、セレスティーヌを中心にして常に笑いと愛の言葉が飛び交い、
領民はみんな幸せに暮らしている。
悪の華道を突き進んだ先にこれほどまで幸せなゴールが待っていたとは・・・
宰相夫妻の物語はこれで完結!
という事になるが、その終わり方もまた素晴らしくドラマチックなモノでした♪
その詳細は、ぜひ原作小説を読んでください。
漫画版『悪の華道を行きましょう』の試し読み♪
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最終回の感想
『悪の華道を行きましょうシリーズ』の最終回を読んでみて、
その感想としては、
「圧巻」のひと言だ!
笑いと感動、そして愛のチカラ!
その全ての魅力がこの物語にたくさん詰まっていました。
最初に登場してきた身も心も腐りきった宰相の存在は、
最終回では豊かに富んだ国を統治するにふさわしい立派な人物となっており、
その妻であり、悪役令嬢として名を轟かせたセレスティーヌは、
後に世界三大美女の一人と謳われる名門の貴族婦人と称される伝説の女性となるのです♪
ただ・・・
この作品においてはとにかくヒロインのセレスティーヌの破壊力抜群な魅力につきます。
面白すぎて可愛すぎて、”ブス専”すぎる(笑)
悪役キャラなのにその特異なキャラのせいで全く悪役にならない面白さ♪
「最高のヒールヒロインです」
今までこんなに魅力的なヒロインに出会ったことがない!
なにせ、まだコミカライズもされていないのに、なぜか記事を書いているまるしーがいる。
漫画ブログであるこの『コミックのしっぽ』において小説のネタバレ記事を書いてしまったのである(汗)
このブログを楽しみに読んで頂いているユーザー様には誠に申し訳ないが、
この記事は小説のネタバレです。
ただ・・・
コミカライズ版の『悪の華道を行きましょう』を読んだ方々にどうしても伝えたかったのです。
「この作品にはあと3作もの面白い続編が存在していることを!」
そして…それを知った読者からの声で、その続編たちがコミカライズされるようになれば、
まるしーにとってこれほど嬉しいことはない。
一日でも早く、やましろ梅太 先生の絵で3作の続編がコミカライズ版でリリースされることを願っております♪
コミック版の無料試し読み
今、紹介した
『悪の華道を描きましょう』のコミック版はまだリリースされていません。
されるかも不明です(汗)
なので・・・
今読めるのは原作の小説のみとなります。
いまコミック版で発売されているのは『悪の華道を行きましょう』のみとなります。
現在は電子コミックサイトのブックライブ(BookLive!)で先行配信中の作品なので、
コミック版の『悪の華道を行きましょう』を読みたい方は、
コチラで試し読みができますよ♪
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