
キルファスがアマルティアに伝えた思いは、国家天下のためにかりそめの契約結婚をして欲しいというお願いでした。
先の大きな戦争によってキルファスは優秀な右腕だった存在を失い、傷つき痛んだ国の立て直しに苦労していたのです。
そのために彼が望んだのは領地運営・管理に非凡な才能を発揮するアマルティアのずば抜けた頭脳と経営センスだったわけです。
「なのでそこに恋愛的な要素は含まれていない!」
今、キルファスが為そうとしている責務は、一刻も早く民の暮らしを安定させる国家政策の立案と実行であり、それに必要な人材がアマルティアなのです…。
彼の思いを聞いたアマルティアは、女性として一抹の寂しさと虚しさを感じつつも、心優しき彼女は、キルファスの求めに応じる決意を固めるのです。
ですが…
アマルティアの父・ヴィンクス子爵に結婚の承諾を願い出た際のキルファスの言葉が、まるでアマルティアを本当に愛しているような真実味のある情熱的なセリフで…
第2話では、どうもまだ本当の腹の底が見えない切れ者皇太子・キルファス殿下でしたが、
今回の第3話では、アマルティア親子とキルファスが出会った際のエピソードが描かれていて、なんとなくキルファスのアマルティアに対する熱量が分かりました…。
- 天才領地経営コンサルタントのアマルティアはこうして作られた
- キルファスとアマルティア親子が初めて会った日のエピソード
- 敵か味方か…?皇太子直属政務官長・テルマン=ドゥナルパパト
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【3話】の解説・感想
主な登場人物
- アマルティア(主人公)
領地経営の知識に優れた努力家で心優しい子爵令嬢。婚約者トマスに婚約破棄を告げられたそのすぐ後にキルファス皇太子からプロポーズを受けて承諾。 - キルファス
女嫌いで冷酷無慈悲な皇太子。アマルティアに契約結婚を提案して承諾を得る。まだ腹の底が見えない切れ者の殿下。
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- ヴィンクス子爵(ジェラルディ・ムン・ヴィンクス)
娘の幸せを最優先に考えてくれるアマルティアの父親 - マリア
アマルティアが幼い頃に亡くなった母親。アマルティアの才能を見抜いていた。 - ヴィクトル
アマルティアの弟 - テルマン(テルマン・ドゥ・ナルパパト)
皇太子直属政務官庁。殿下にふさわしくないとしてアマルティアに不満を抱いている。 - トマス(トマス・ドゥ・ガンジェン)
アマルティアの元婚約者。アマルティアが今まで領地運営の立案を策定していたことがバレて回りから無能扱いされている。 - ファリナ
トマスの浮気相手の公爵令嬢。恐れ多くも本人は皇太子妃の座を狙っている
あの日の出会い
今回はアマルティアの幼少期と、亡き母親・マリアのことが描かれたことで、どのようにして領地運営のスペシャリスト・アマルティアが生まれたのかが分かりました。
最初にアマルティアの天才的なその資質に気づいたのは亡くなったお母さんだったのですね…♪
まだメガネっ子ではなかったアマルティアの少女時代がスゴク可愛くてまさに天使…。
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さらに…お父さんも男で一つでアマルティアと弟のヴィクトルを育て上げ、とても立派な父親の姿を見せてくれました。
加えて今回はキルファスとアマルティア父娘が初めて出会った時のエピソードが描かれていました。
キルファスがアマルティアを見初めるきっかけになったあの日の思い出は、まさにアマルティア持っている天使な人柄がよく現れたエピソードでございました♪
もしあの日のことがきっかけでキルファスがアマルティアを見初めたのだとしたら、彼がアマルティアに申し込んだ例の契約結婚の真意は、
フラれることを恐れたがゆえの保険付なプロポーズをしたという確率が高そうだ…。
よって…サイト主まるしーの予想としては国民から女性嫌いとして有名な冷酷無比な皇太子・キルファスさまは、天才コンサルタントのアマルティアをすでに溺愛していると見ました…♪
きっとキルファスは、アマルティアの純真無垢な善意に訴えかけることによって、とりあえず彼女との縁をつないだのでしょう。
王都での試練
キルファスの契約結婚の申し出でが悪意から出たものではなかったとしても、キルファスが語った国家の行く末を憂う気持ちをしっかり受け止めたアマルティアは、
このあと自分が想像もつかないほど大変な役目を引き受けたことを思い知ることになりました…(汗)
王都での試練はまずもって皇太子妃としての教養を学んだ上に、本来アマルティアに期待される領地運営の企画立案と、
さらにそこへ重大なミッションとして3ヵ月後に行われる「お披露目会」において、国内の貴族や王族たちから結婚の承認を受けるという大仕事が待ち受けている。
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しかも…戦後の復興がまだまだ遅れている中で多忙を極めるキルファスからのフォローは期待できず、
アマルティアは一人でこの重大ミッションの数々を乗り越えなければいけないのです!
そこに加えて厄介なのが、アマルティアの教育係を任命された政務官長のテルマンが、明らかにアマルティアとキルファスの結婚に反対の人物で、
初対面からアマルティアに対して不親切な態度を取り続けているという最悪な状況だ!
そんな困った指導係を任命した責任は全てキルファスにあり、この罪はすごく大きいと思います。
「どうして彼はこんな酷い人選をしてしまったのか…?」
キルファスは先の戦争で信頼できる有能な右腕の存在を失ったとアマルティアに嘆いていましたが、まさにその弊害がこういった局面に露呈してしまったわけです。
「人材は人財」
テルマンのアマルティアに対する態度や振る舞い見ていると、キルファスが自身の想いを隠してまでアマルティアの領地運営の能力を欲しがった理由が分かります。
今のキルファスの回りには恐らくろくな人材がいないのだ…。
かなり大変だけどここは一つアマルティアに頑張ってもらうしかないかもしれない!
「ファイト―!アマルティアー!」
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