
『美醜の大地』
100話のネタバレありの感想&解説です。
「もう終わりにしましょう」
そう言って絢子の眉間に銃口を突きつけたハナ。
しかし…絢子は銃にひるむことなく、カミソリを握る右手をハナの首元に伸ばし、すばやく水平に引き裂いた!
その瞬間、大量の鮮血が飛び散り、崩れ落ちるハナの姿がスローモーションのように痛ましく無残に映し出される。
「あぁ…こんなにあっけなくハナの復讐劇は道半ばで終わってしまうのか…?」
二人の壮絶な戦いを固唾をのんで見守っていた仲間たちや警察関係者、そしてギャラリーたちが阿鼻叫喚する中、
まさかの大どんでん返しが繰り広げられる今回の記念すべき第100話。まさに本作のクライマックスにふさわしい、衝撃の全35ページでした!
「なにがあってもお見逃しなく!」
99話の解説と感想はコチラ♪
↓↓↓↓↓
『美醜の大地』の試し読みはこちらから♪
↓↓↓↓↓
>>>まんが王国
美醜の大地【100話】ネタバレありの感想と解説
仕込まれた切り札
絢子のカミソリ攻撃がハナの頸動脈を狙った瞬間、思わずハナの敗北を確信してしまったサイト主のまるしーがいました…。
まさか、ハナが万一に備えて醤油入りの防水小袋を仕込んでいるなんて思いもよらないし、そんな伏線を感じさせるシーンは一コマもなかったはず。
完全に、著者の藤森先生にしてやられました。
てっきり、心根は常識人で復讐の鬼になり切れないハナが、最後の最後に本来の甘さが出て、天然培養のサイコキラー絢子によってから返り討ちにされたと思っちゃいました。
だからこそ、ハナが絢子に反撃の銃弾を撃ち込んだ時は、驚きとともに安堵のため息が漏れました。
「そうだよね!ここで終わりなわけないよね!」
自分に言い聞かせるように、目の前のハナに語りかけていました…。
ただ…タイミングや体勢の問題もあったとはいえ、絢子に銃弾を撃ち込んだのが、致命傷にならない右太ももだったのは何とも言えない気持ち…。
その時点で、まるしーの中では{まだまだこの戦い、終わらないな…}という予感がプンプンしてました!
一刻も早くケリをつけてほしい。でも、1ページでも長く二人の戦いを見ていたい…。
そんな矛盾した願望が、私の心をかき乱すんです。
本当の意味で、これが二人にとっては最後の戦いになるんだろうなって思うから…。
絶望し発狂する絢子
絢子がハナの仕込んだ血のり代わりの醤油の真っ黒な色を、鮮やかな”鮮血”だと信じて疑わなかった理由。
それは単なる絢子の思い込みであり、彼女自身のイメージから作り出した「幻覚」に過ぎないと、ハナは残酷に指摘します。
さらにハナは、そこから畳みかけるように絢子のメンタルを崩壊させる一言を放つのです。
「あなたの世界の色彩(いろ)は、もう永遠に戻ってはこないのよ」
この冷酷な通告を受けた絢子は、これまで見せたことのない不安と恐怖に怯えた表情を浮かべ、ついには絶望の末に発狂してしまいます!
絢子の意識の中で唯一色を持っていたはずの母親や妹、そしてハナの姿から、次第に色が消えていく…。
すでに人間として壊れていた絢子が、ハナの手によって完全に崩壊した瞬間です!
このシーンは、まさに息をのむほどの見ごたえがありました。
『まんが王国』で試し読み
今紹介した『美醜の大地』の試し読みは、先行配信中の『まんが王国』で読むことができます。
サイト主のまるしーがヘビーユーザーとしてお世話になっている『まんが王国』は、豊富なラインナップの作品を取り揃えた人気のオンライン漫画プラットフォームで、
初回登録で無料ポイントがもらえ、試し読み機能も充実しているため、気になる作品を手軽にチェックできますし、
定期的に開催される”キャンペーン”も実にバリエーション豊かで、スマートフォンやタブレットで快適に漫画を楽しみたい方には最適なサービスを提供してくれています。
特に、会員登録なしで、たくさんのコミックが”無料試し読み”できるのはすごくありがたい!
他のコミックサイトでは読めないレアな作品も数多く扱っていますし、
こういうコスパが最強な電子コミックサービスは是非ともお得に活用したい必須ツールです♪
まずは今回紹介した漫画の試し読みから始めてみてはいかがでしょうか?
『美醜の大地』の試し読みはこちら♪
\ 先行配信中です /
上のボタンをクリックすると試し読みページに飛べます…♪