美醜の大地【ネタバレ77話】青木のメモを読んだハナの表情!

『美醜の大地』

77話の解説と感想です♪

やっとドクター内田と加也のその後が描かれた。

果たして内田は加也に襲撃されて命は無事だったのか?

さらに…

刻一刻と状況が変化してゆく竜楼閣での攻防も見逃せない。

高嶋津家の執事・青木がハナに伝えたかった絢子に関するの過去の情報とは…?

いろんな人々がそれぞれの思惑に従って行動している。

確かにその発端はハナの絢子に対する復讐劇ではあったが、

今やたくさんの関係者を巻き込んでの大きな争いに発展しており、

もはや収集がつかない状態になっているのです。

「やっぱり当分この物語は終わりそうにないし終われそうにないな…(汗)」


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美醜の大地【ネタバレ77話】青木のメモを読んだハナの表情!

内田と加也の死闘

加也のナイフで頬に傷をつけられたドクター内田が、

次の攻撃を仕掛けようと構える加也と落ち着いた様子で対峙しています。

正直…内田は腕に覚えアリな男です。

持っていた杖で次に仕掛けてきた加也の攻撃を防ぎ、

見事な手際で彼女のナイフを払い落とした。

でも…彼がそれ以上に攻撃しなかったのは、

なぜ目の前の見知らぬ女が自分に攻撃を仕掛けてきたのかを知りたかったからだ。

内田は二つ三つ加也とやり取りをしたあとに、

パートナーの菊乃が加也によって事故に遭わされたことを知ります。

加也の話で色々と納得した内田でしたが、

森也のことを知らない内田は加也がなぜ自分を殺しに来ているか本当の理由までは知らないままだ。

ゆっくりと懐から二つ目の武器を取り出して身構える加也。

そろそろ内田と加也の死闘に決着がつく瞬間が近づいて来たようだ・・・

青木のメモを読んだハナの表情

一方…

混沌とする竜楼閣の現場では、ハナが綿貫にメモを見せて欲しいと頼んでしました。

それは過去に青木が綿貫に託した絢子の過去に関することが書かれたメモで、

そのメモを読んだことで綿貫がハナに復讐を辞めさせようとしたきっかけになったのです。

少しためらったのちに綿貫はメモをハナに手渡した。

すると…

青木のメモを読んだハナの表情には明らかな驚きが表れ、

「なるほど…」

とポツリつぶやいた。

メモの読んだハナは青木が言わんとしていた事がなんとなく分かったようです。

自分が止めたいのはハナよりも絢子の方だと言っていた青木の心情。

ハナとしては絢子に関する過去の情報をどのように利用すべきか?

手に持ったメモをじっと凝視しながら思案しているハナがいました。

その頃…

これまでアグレッシブにハナの姿を追いかけていた絢子の勢いがなくなっていました。

かなり走り回ったせいで疲れたのか息が荒い。

慣れない運動をしたせいなのか、そもそも体調がどこか悪いのか?

さらにこの後…

ハナと綿貫を匿った場所から離れて深見と五十嵐を探しに行った青木は、

最悪のタイミングで遭遇してはいけない人物に見つかってしまうのです…(汗)


 

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77話の感想

サイト主のまるしーが鶴田さんと同じくらい心配していたドクター内田のその後。

なんとか加也からの強襲を防いだ内田でしたが、イケメンの顔に傷をつけられてしまいました。

それに…

プロの殺し屋家業でこれまで飯を食ってきた加也の本気攻撃に対抗できるのか?

内田の戦闘力がどれくらいのモノか分からないのでかなり不安だ(汗)

内田と菊乃さんの関係性がすごくイイ感じで好きだったこともあるから、

菊乃さんと内田がこのまま再会できないなんてことになったら非常に悲しい…(汗)

かといって加也のこともそこまで嫌いじゃないので、まるしーとしては彼女にも死んでほしくない。

二人ともこの物語からいなくなられては困る存在なのです。

なんとなく菊乃さんが二人の戦闘中に駆けつけてきそうな予感がするのですが、

2対1の勝負になってひとまず加也が逃げてくれるのが一番理想的な展開です。

とりあえず主役のハナがいない場所で誰かが死なないことを祈りたい。

あと…

執事の青木がハナに伝えたかった絢子の過去にまつわる秘密の内容がすごく気になりますね。

「何が書かれていたのか?」

先にその内容を知った綿貫はそのことでハナの復讐を辞めさせようとしたみたいだけど、

一体どういうことなのだろう?

ただ…

この77話を読んだ中でそのヒントになるようなシーンが描かれていたように思います。

これまで実にアグレッシブな行動力でハナをめがけて走り回っていた絢子ですが、

ちょっと息切れしたのか呼吸が激しくなっていました。

それに彼女が扉を開けた際に嗚咽しそうになっていたあの様子。

なんとその時自分のお腹を押さえていたのです。

「もしかして悪阻か?」

「それとも大病を患っている?」

いずれにしても絢子は肉体になんらかの変調をきたしているみたいです。

それがもし妊娠だとすると青木がハナに知らせたい絢子の過去に関する情報はまた別のモノということになる。

絢子の体に何が起きているのか?

このまま見守しかしょうがない。

あと…

清二郎がここへ来てホントにしぶとい大活躍です(笑)

彼に青木が見つかってしまったのはハナにとっても青木にとっても大誤算なアクシデントだ!

もしかしたら次は青木と清二郎が闘うという展開になるかもしれない。

「青木さん…殺されちゃうのかな?」

今回のラストページでは青木がある種の覚悟を決めたような表情をしていたことが気になります。

そして…

青木に案内された場所でじっと深見と五十嵐を待つハナと綿貫。

まさに手に汗握る展開とはこういうことだろう。

この作品は次のお話を読ませる工夫が常に行き届いていますね(笑)

結果…まるしーはそんな著者の見事な作戦にどっぷりとハマっている!

 

>>>『美醜の大地』78話の解説と感想はコチラ♪

 

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