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暴君のシンデレラ【ネタバレ2話】凛子の怒りが大爆発した!

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著者:ナガトカヨ /ヒトエ真琴

『暴君のシンデレラ~大正溺愛浪漫譚~

2話の解説と感想です♪

サクラの勇気とその正義感が暴君・黒雪の興味をかきたてたのです。

大勢の出席者たちがいた中で唯一サクラだけが理不尽な光景に異を唱えたことで、

そこへ加勢に入った黒雪の暴君がさく裂する。

サクラは事なきを得た上に、あの黒雪からツーショットでのお誘いを受ける夢のような展開に…!

しかし…

それと同時に待っていたのは妹・凛子からの激しい怒りと無情な暴力だ!

全36ページの中で天国と地獄をいっぺんに味わったサクラのメンタルがかなりヤバい(汗)

「暴君・黒雪のキャラがかなり破天荒なので、サクラもさすがに戸惑いを隠せない。」


1話の解説と感想はコチラ♪
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暴君のシンデレラ【ネタバレ2話】凛子の怒りが大爆発した!

二人で夜風に辺りに行こう

「その女性は私のツレでして」

なんと…

黒雪はサクラの髪の毛を掴んでいる経済界の重鎮・田中に対して、

自分が持っていたワインをぶっかけた後にそう言った。

驚いた田中はサクラから手を放し黒雪へ毒ずくも、

そこへ仲裁に現れた香坂に促されて会場を後にします。

結果…

老婦人とサクラは無事に事なきを得たのですが、さらにその後が驚きの展開でした!

老婦人が助かってホット胸を撫でおろしていたサクラに近づいて行った黒雪は、

「二人で夜風に辺りに行こう」とサクラに声を掛けたとおもったら、

戸惑うサクラを問答無用で強引にテラスへ連れて行ってしまったのです。

会場の出席者たちはその光景に唖然としている(汗)

サクラとテラスで二人きりになった黒雪は、

誰も逆らうことができない経済界の重鎮に歯向かったサクラに興味を持ったと彼女に伝え、

サクラという女性がどういう資質を持った人物なの知ろうとしたのですが、

ちょうどそのタイミングで妹の凛子が二人の前に現れました。

「まぁ!サクラお姉さま」

凛子は白々しくサクラのドレスについたワインのシミを心配する素振りを見せて、

まんまとサクラを黒雪のもとから引き離したのです。

凛子の怒りが大爆発した!

サクラを黒雪から引き離したあとに誰もいないところで、

凛子の怒りが大爆発した!

凛子が主役であるはずの婚約披露パーティーでやらかしたサクラの大勢が注目したいざこざに加え、

自分の婚約者である香坂巻雄と敵対関係にある黒雪に救われた上に興味を持たれるなど、

凛子にとっては面目丸つぶれな一連の騒動だったわけです。

まさに鬼のような形相でサクラを罵倒して暴力を振るう凛子。

サクラとしてはただ凛子から口汚く罵られながらの酷い暴力に耐えるしかなく、

それは数分の出来事だった。

やがて…

凛子からピンヒールの踵で思いっきり踏まれた足の甲からは血が滴り流れ、

ドレスはしわくちゃで髪の毛はバサバサに乱れたサクラが幽霊の如くパーティー会場にフラフラと戻って来ました。

そんなサクラの姿を目にした会場の出席者たちから冷笑するヒソヒソ話が聞こえてくる。

ほんの数分前とは一変したサクラの悲惨な状況がそこにあります。

地獄のような時間がサクラのメンタルを激しく削ってゆく。

だがそんな時です。

またしてもピンチのサクラを救ったのはあの暴君・黒雪だった・・・


 

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2話の感想まとめ

さすがに凛子の怒り度MAXな表情と暴力は凄まじいものがありました(汗)

これまでの姉妹の関係性とあのトラブルの経緯を考えると、凛子がサクラにしたことは特別意外な行為ではなかったでしょう。

つい体が反応してしまったとはいえ、本来は招待さえしていないサクラに、

あそこまで自身の大事なお披露目パーティーにケチをつけられたら、

凛子の高すぎるプライドはズタズタだ(汗)

オマケに婚約者の巻雄にも大恥をかかせたわけだし、ある意味では当然の結果だな。

しかし…

それにしても進撃の暴君・黒雪さまがえらく派手に立ち回ってサクラを救いました。

そしてやはり今回も悪者を成敗するための傍若無人な暴れっぷりです。

「すごくスカッとして気持ちいい♪」

経済界の大物とのビジネス上な忖度なんてお構いなしにムカつくヤツには牙を向くその精神。

やっぱり黒雪みたいな男性にはちょっと”キュン”としちゃいます♪

ただ…

相手が誰であろうと気に入らない事や人間にはいつも牙を向くので、

いつも黒雪の近くにいる人間は常に気が張った状態だから大変そうではある(笑)

彼には下手な言い訳も通用しないでしょうし、グズグズした行動をとればすぐにカミナリが落ちてきそうだ。

さすがに黒雪みたいな男性との結婚となるとちょっと恐怖心を感じてしまう。

特にサイト主のまるしーみたいに優柔不断で色んなこと場面ですぐに決断できない人はヤバそうだ。

黒雪みたいな男性がまるしーの旦那さんだったらいつも怒鳴られっぱなしだったかもしれない(汗)

「けいぞーさんで良かった♪」

すごくイケメンで強気で暴君な黒雪は男性として魅力を感じるけど、

遠くで見ている存在という立ち位置がよさそうだ。

黒雪みたいな気性の激しいハイスペックな男性と結婚してうまくいくのは、

やはりサクラのように忍耐強くて、心にしっかりと根付いた芯のある強い女性なのでしょう。

一見すると黒雪とサクラは正反対な人間に思えますが、

実は中身の芯な部分ではかなり似通った資質の持ち主なのではないだろうか?

それを直感的に嗅ぎとった黒雪が普段ならまったく気にも留めない愚鈍な令嬢に興味を引かれたのです。

「黒雪はちゃんと人を見る目も持っている。」

普段はムチャクチャな暴君ぶりで感情のままに行動しているように見える黒雪ですが、

実はしっかりと冷静な目でさまざまなことがらを観察しているのかもしれません。

その結果…

2話のラストでは、また黒雪がまた派手なことをぶちかまします。

これぞ金にものを言わせて…という財閥家御曹司の本領発揮なラストシーンでした!

さて…

「このあとサクラと黒雪の関係はどうなってゆくのか?」

そして…

二度にわたって自分の婚約披露パーティーにおける主役の座をサクラに奪われた凛子の怒りがヤバそうだ(汗)

「逃げて~サクラー!」

 

>>>『暴君のシンデレラ』3話の解説と感想はコチラ♪

 

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