著者:ナガトカヨ /ヒトエ真琴
『暴君のシンデレラ~大正溺愛浪漫譚~ 』
4話の解説と感想です♪
巻雄と凛子の婚約披露パーティーでは、
ことごとく巻雄と凛子からの嫌がらせを叩き潰してパーティーで主役の座をかっさらった黒雪とサクラ。
その後、サクラは黒雪から俺に身をゆだねれば色んな縛りから解放してやると言われ、
不安な気持ちを抱きながらも一縷の望みをかけて黒雪について行きました。
日本一の財閥とわれている黒雪家の大豪邸に招かれたサクラは、
そのあまりにも豪華絢爛で広大な屋敷の凄さに圧倒されてしまう(汗)
さらに…黒雪家へ一歩足を踏み入れた瞬間から、
サクラの身の回りの世話をすべてメイドたちが行い。
サクラは一夜にして奴隷的な立場からまるでお姫様のような待遇を受けることになりました。
まさにこれは絵に描いたようなシンデレラ・ストーリーである。
「あまりにも恵まれ過ぎた環境に恐れをなしたサクラは、黒雪けから逃げ出そうとするが・・・」
3話の解説と感想はコチラ♪
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暴君のシンデレラ【ネタバレ4話】すべてが規格外な黒雪家の生活!
すべてが規格外
巻雄と凛子の嫌がらせを攻撃をことごとく粉砕したあげく、
その日の主役である巻雄と凛子をパーティーの脇役に追いやる圧倒的なパフォーマンスを見せつけた黒雪は、
その後も強引なかたちでサクラを黒雪家に連れ帰ってしまいました。
さすがにサクラの実家である白星の家には、
「サクラを少し預かる」とだけは言づけているみたいだが、
ここまで強引な手段で結婚前の貴族の令嬢を”お持ち帰り”できるのは黒雪ならではの暴君ぶりと言えます。
形だけみればほとんど誘拐みたいなもんですが、
サクラの立場からすれば地獄のような白星家での生活から解放されるわけですから、
本来ならすごくありがたい黒雪の大暴走なのです。
でも…
さすがにその相手が日本一の財閥と名高い黒雪家の御曹司となれば、
そこはやっぱりめちゃめちゃ気後れしてしまうわけです。
しかも…
これでもかというほど豪華絢爛で立派な黒雪家の豪邸にほんの昨日まで家族の奴隷だった自分がいるのです。
サクラの不安が最高潮に達してしまうのは当然なのかもしれない(汗)
確かに白星家にいるのもすでに限界ではあったけども、
黒雪家での生活もまた違った意味で”ここじゃない感”がすごいある(汗)
黒雪家の玄関に一歩入った瞬間から、多くのメイドに囲まれて至れり尽くせりの待遇に戸惑うばかりのサクラでした。
とにかくすべてが規格外な黒雪家の生活なのです。
家に帰ろう…
黒崎家に来てからまるで”一国の王女”のような扱いを受けるサクラは戸惑ってばかりだ。
まさかつい最近まで奴隷のように働かされていた自分に、
数人のメイドがついて何から何まで世話を焼いてくれる信じられないシチュエーション。
さすがにサクラの頭の中はかなりバグっています(汗)
その日は朝の支度が終わると、有無を言わせず黒雪にショッピングへ連れ出されたかと思うと、
目の玉が飛び出そうなくらい豪華なドレスや宝石類をプレゼントされまくり、
もはや夢を見ているような光景が目の前を流れていくのです。
{私ごときがこんな扱いを受けていいのだろうか?}
目の前で繰り広げられている現実をどうしても受け止めきれないサクラは、
どんどんと自分が今立っている位置に恐怖を感じてしまうのです(汗)
黒雪がサクラにキツイ言葉を言ったり、乱暴な事をするなど一切なかったが、
とにかく時間が経つごとに自分にはこんな贅沢な暮らしは不釣り合いだと、
激しい強迫観念にさいなまれてしまうのです(汗)
悩んだ末にサクラが出した結論は、
{家に帰ろう…}というなんとも切ない後ろ向きな答えでした。
やがてサクラは皆が寝静まった頃に、最低限の荷物だけを持って黒雪家の大豪邸から去ろうとするのです。
なんとバカげた行動だ(汗)
しかし…
そんなサクラの行動をすでにお見通しだったかのように、
屋敷を出て行こうとするサクラの背中に向かって黒雪が声を掛けました。
「どこへいくつもりだ。まだ零時前だぞ、”灰かぶりのエラ”」
ここから黒雪がサクラと交わす一連のやり取りがたまらなくドラマチックで”キュン”なのです。
ココからの続きはぜひ本編現物でお楽しみくださいませ♪
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4話の感想まとめ
これまでに生きてきた環境とはまったくちがう世界で怖気づくのはしょうがないかもしれないけれど、
さすがにまた白星家に帰るという選択ははありえないでしょう。
「知らぬ鬼より知ってる鬼」を選んだという事でしょうね(汗)
完全に間違ったサクラの決断です。
しかも…夜遅くにこっそりと黒雪家から逃げ出そうとするサクラの卑屈すぎる性格。
いやいやそれはさすがに無理があるでしょう(笑)
でも…
そんなサクラのコソ泥みたいなヤバい行動こそが、
彼女のシンデレラ・ストーリーをよりドラマチックにしてくれる名シーンを誘発した結果となりました♪
あまりにも広くて豪華な黒雪家の玄関エントランスにある大階段の上と下で交わされた二人のやり取り、
「まだ零時前だぞ…灰かぶりのエラ」
と…黒雪がサクラに声を掛けたところから始まるメチャクチャ胸キュンなあの感動シーンは、
確かにサクラが逃げ出してくれないと起こりえないジンとくる恋のイベントでした。
まぁ~色んな意味で規格外な黒雪と一緒になったら気が休まる時がないかもしれないけれど、
あのまま白星家の奴隷として生きるより全然いいと思います。
常に傲慢で自分勝手な行動に終始しているように見える黒雪ですが、
彼は自分より身分の低い人間や弱い者を理由なく蔑んだりイジメたりしたことなんて一度もない。
だからサクラが黒雪から酷い目に遭わされることなど絶対にないのです。
逆に白星家の継母と義妹はサクラを虐げることしかしない(汗)
事の成り行きから急転直下のスピードで黒雪家で暮らすようになったサクラですから、
まだ頭と体が環境に追い付いて行けてないのでしょうが、
これから冷静な気持ちで黒雪の人となりを知って行けば、
きっとサクラの中の黒雪に対する評価は変わっていくはずです。
黒雪がサクラに言った、
「お前は俺のシンデレラになるんだ」
というあのセリフ。
あれはサクラの置かれていた境遇をすべて理解して、彼女の人となりも把握したうえで発現した”プロポーズ”の言葉なんだと思う。
いつの時点で黒雪がサクラにそういう気持ちを抱いたのかは分かりませんが、
彼は本気でサクラをシンデレラにしようとしている。
サクラもそろそろ覚悟を決めて黒雪を信じてみて欲しいな。
あと…
今回の4話を読んで凄く驚いたのは”シンデレラ”とい名前の由来でした。
シンデレラの語源は意地悪な継母や義姉たちが付けたあだ名だったんですね(汗)
どうやら本当の名前は”エラ”というみたいだ。
いつも義母に暖炉の掃除とかをさせられていたエラは全身が灰まみれになっていて、
その姿を見た継母が”灰まみれのエラ”というあだ名をつけたという事です。
灰は英語で”cinders”と書き、エラは”ella”と書き、
この二つの言葉を合わせてつなげると、私たちが知っている”cinderella”となるわけです。
シンデレラの物語は知っていても、名前の由来までは知らなかったので、すごく勉強になりました♪
まさかシンデレラの意味が「灰まみれのエラ」という蔑んだ表現のあだ名だったなんて…(汗)
確かにそれを知ると余計に今のサクラはシンデレラとダブりますね。
すごくドラマチックな4話の内容でした♪
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