著者:我妻幸
『血を這う亡国の王女』
3話の解説と感想です♪
侵略戦争から帰還してきたハリ王国の兵士たちが女の柔肌を求めてサンミサに大挙して押し寄せてきた。
たちまちサンミサの娼婦たちはその対応に追われて過酷な重労働を強いられることに。
特にサンミサで人気ナンバーワンを誇るプリシラは大変でした(汗)
性欲に飢えた兵士たちが列をなして彼女の肉体にありつこうとしている。
一日に何十人もの相手をしなければならない娼婦たちの疲労は半端なく、
このままでは女性たちの肉体は尽きることのない男性たちの性欲で破壊されてしまう状況だ。
そんな中、
とある国の使者からプリシラのもとへ一通の書簡が届けられました。
それは…プリシラを始めとするサンミサで生きる娼婦たち全員を平穏で幸せな世界へといざなう希望の切符でした。
「さすがに一日で41人の相手はもはや命にかかわるレベルの拷問です(汗)」
2話の解説と感想はコチラ♪
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血を這う亡国の王女【ネタバレ3話】サンミサ崩壊計画の実行!
幸せをもたらす希望の光
その日、他国への進軍から帰還したハリ王国の兵士たちが大挙してサンミサ自治区へ押し寄せてきました。
戦争での長い禁欲生活が男たちの限界に来ていたようで、
その溜まりに溜まった性欲を一秒でも早く放出しようとみんな殺気立っていました(汗)
そんな猛獣のような男たちを相手にプリシラたちサンミサの娼婦らは、
一日に何十人という性欲モンスターたちを相手にしなければならない苦行に晒されます。
なかでもサンミサで一番人気を誇る娼婦のプリシラには、到底一人では捌ききれないくらいの男たちが群がり、
さすがに40人目の男を相手にした後は客に対して少しの休憩を求めたが、
41人目の男がそれに激怒してプリシラをほぼレイプするような形で暴力と共に性欲を吐き出して帰って行った。
まさにこの日のサンミサは娼婦たちにとっては”地獄”のような一日でした。
そんな中、客に交じって現れた男が、プリシラにある届け物を手渡して帰っていきました。
なんとそれは…
ずっとプリシラが心待ちしていたとある国からの書簡であり、
その中身こそがサンミサで生きる女たちにとって”幸せをもたらす希望の光”だったのです。
サンミサ崩壊計画の実行
サンミサ全体に吹き荒れた地獄のような一日が終わって、どっぷりと日が暮れた頃、
各娼館の代表者の娼婦たちがプリシラのいる娼館に集まってきました。
その女たちの真ん中にいるのがプリシラだ。
彼女は居並ぶ女たちに向かって力強く”サンミサ崩壊計画の実行”を宣言したのです。
プリシラ以下おもだった女性たちが長年に渡り水面下で進めてきたそのサンミサ崩壊計画とは、
現在サンミサ自治区に残っている男たちを殺害し、サンミサにある建物のすべてに火を放って焼き払う計画であり、
その間にサンミサで暮らす500人を超える女たちは他国へ亡命するという手筈になっている実に大掛かりな計画だ。
昼間にプリシラのもとへ届けられた密書は、海の向こう側にある”スラコニ帝国”が、
サンミサにいる女たちの全員の亡命を受け入れるという内容だったのです。
プリシラはずっとその返事を待っていたのです。
この日のために屈辱と苦痛に耐え続けてきたプリシラを始めとする530人の女たちが自由になれる最大のチャンスがやってきたのです。
計画はこうだ。
女たち全員が武装してサンミサ内にいるおよそ100人前後の男たちをまず殺害し、
ハリ王国の兵士たちがプリシラたちが企てた暴動の鎮圧へやってくる前にサンミサ自治区全体に火を放って焼き尽くし、
その間にあらかじめプリシラたちが確保していた逃走ルートを通って入り江に向かい、
すでに停泊させている3隻の大型船に乗ってスラコニ帝国へ亡命する。
それが何年もの時間をかけてじっくり練りあげてきた自由を勝ち取るための作戦です。
やがて…
女たちの命を懸けた大仕事は、大きな鐘の音を合図にスタートしました。
武装した女たちの刃にかかって悲鳴をあげながら逃げ惑う男たちの叫び声が闇夜に響き渡る・・・
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3話の感想
プリシラが41人目に相手をした乱暴な男に暴力を振るわれながら組み敷かれている姿は、
ちょっと強烈過ぎてさすがに直視できませんでした(汗)
サイト主のまるしーが女性だということもありますが、
我妻先生の描かれる絵の迫力と、各人物の”目”の表情がヤバすぎて、
ものすごくその人その人の感情がその目から伝わってくるのです。
もちろんそれは我妻先生の絵力が強烈であるとともに、かなり内容がセンシティブだったという点もあります。
「特に今回の内容はすごかった!」
この3話の内容を読んだだけで一時間のドラマを観終わった思うくらいの疲労感がありました(汗)
「もちろんいい意味で♪」
本作のストーリーにどっぷりとハマり込んだ結果です。
そうか…
プリシラの立てていた計画の第一段階は、娼館で働く娼婦たち全員を他国へ亡命させることだったんですね。
そのために何年にも渡ってプリシラたちは屈辱の日々を耐えながら踏ん張って生きてきたんだ。
「地獄のサンミサで…!」
とにかくプリシラたちが実行しようとしている”サンミサ崩壊計画”はかなりの大仕事です。
なにせ女性たちだけで男性と闘わなくてはいけないのですから(汗)
恐らく娼婦たちはまったく戦闘訓練など積んでいないと思いますし、
そもそも人を殺めたことのない娼婦たちがほとんどだと思う。
なので…いざその時になって剣や弓を使って男たちの息の根をホントに止められるのでしょうか?
人が人の命を奪うってことは並大抵の覚悟をもってしても難しい。
それに加えて今回の計画は時間との勝負だという一面もあります。
「限られた時間の中で最大限の成果を出せるのか?」
サンミサにいる男たちの人数が100人前後で、武装した女性たちが530人と言ってましたが、
男一人に対して女が5人というアドバンテージが一体どこまで通用するのか?
目の前に男がいて実際にその男の腹に刀を突き刺す勇気はもっているのか?
本心からプリシラたちのサンミサ崩壊計画が成功してほしいとは思っているけど、
ここまで大掛かりな作戦となると絶対に予想外のトラブルなんかが発生するはずですよね(汗)
その時にイチバン大事なのが、状況を冷静に見極めた上で適切な指示を出せるかだ。
その役目をプリシラがになっているのです。
もちろんまるしーは成功してほしいと思っているし、
日頃から性の玩具のごとく娼婦たちを扱っている男たちが八つ裂きにされるシーンを見たい。
でも…
果たしてどこまで計画通りに事が進むのか?
まだ物語の序盤にして次の4話は最高の盛り上がりどころとなりそうです。
いや~ホントこの作品は瞬きを忘れるくらい強烈なシーンの連続で没頭させられますね…(汗)
「手に汗握る見逃せない瞬間」とかいう言葉は、こういう場合に使うんでしょうね。
まさにまるしーは今回の3話を手に汗握りながら夢中になって読んでいました(笑)
途中でいくつか目を覆いたくなるシーンがちらほらと出てきますが、
もはや本作の世界から離れるのは不可能なくらいハマっているまるしーがいます。
しかも…
この3話のラストではサンミサ崩壊計画が実行に移されたのです。
「これはもう最後まで見ないと絶対にダメでしょ!」
きっと何かが起こるはずだ。
見逃せるわけがない!
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