『懲役100年の女』
4話の解説と感想です♪
仕方なく日本へ帰ってきたあかりに早くもピンチが待っていた！
自分を守ってくれる優しいエンリケのためにも
あいつの脅迫なんかに負けられない！
いよいよ本格的にあかりの復讐劇が始まってゆくのか・・・？
前回のあらすじ？
アメリカの麻薬カルテルに家族を惨殺されたヒロインのあかりは、
敏腕弁護士・グレイソン・パーカーの導きにより、市とホテル側を訴えた。
その結果、20億円からの和解金を勝ち取ることに・・・
その後、紆余曲折を経て、
あかりは日系のイケメンボディーガード・エンリケ・ペレスとともに日本へ帰国したが、
彼女を待っていたのは、
日本人の好奇な目と激しい嫉妬心だった。
マスコミの報道も手伝って今や有名人となったあかりの姿を見ようと、興味本位であつまった見物人たちが連日に渡って彼女の家の周りを取り囲んだ。
すると・・・
その見物人達の中に、もっともその顔を見たくなかった人物を発見する。
それは、学生時代にあかりをレイプした赤木という男の姿だったのだ・・・
4話のみどころ
帰国したあかりを憎んでも憎みきれない男が尋ねてきた。
学生時代に彼女をレイプして不登校にさせた赤木だ。
彼は、まったく悪びれる様子もなくあかりに金の無心にやって来たのだ。
それも過去の辱（はずかし）めをネタに揺すってきた。
｛絶対コイツだけは許せない！｝
復讐の炎を燃やしたあかりの壮絶な復讐劇が幕を切って落とされた！
今回から本格的に過去の恨みをはらしていくリベンジストーリーになっていくんでしょう。
果たして、過去に壮絶なイジメを受けた相手に対して、あかりが片っ端から復讐してゆくことになるのか？
それともイケメンボディーガードのエンリケが手をくだすことになるのか…？
とにかくエンリケの存在があかりにとって味方なのか敵なのか？
その部分が最大の見どころとなります♪
3話の解説と感想はコチラ♪
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懲役100年の女【ネタバレ 4話】絶対に許せないオトコ！
4話：憎しみの再会
「おまえ…あのいも子か？」
学生時代にあかりをレイプして苦しめた同級生の赤木が尋ねてきた。
自分が汚れた女だとエンリケに思われてしまうのが怖くて、あかりは赤木の脅しに屈服してしまう。
赤木の要求はもちろん金の無心だ。
赤木と話し終えたあかりの顔色を見て、すぐに何か良からぬ事があったのだろうと想像したエンリケは、心配そうにあかりを見守っていたが、
あえて彼はあかりに何も問いかけることはなかった。
しかし・・・
その後もあかりの大金に群がってくる輩（やから）は後をたたない。
家の大家に悪徳リフォーム業者、セールスや勧誘、といったありとあらゆる人種の人間があかりの金の匂いを嗅ぎつけてやってくる。
そんな状況に苦しむあかりは以前アメリカでグレイソンが紹介してくれていた楊静麗（ヤンジンリー）という弁護士のもとを尋ねることに・・・
グレイソンは日本で困ったことがあったら楊（ヤン）に助けを求めればいいと助言してくれていたのです。
早速、エンリケと共に楊のいる横浜へ向かったあかり、
すると・・・
あかりを迎えた楊は弁護士ではなく占いショップのおばさんだった・・・
復讐
昔、グレイソンに世話になったと話す楊は自分の姿を見て不安がるあかりに
「占い師ってのは建て前だよ」
「ただの、ばあさんじゃないから安心をし」
と言って、不敵な笑顔であかりに話しかけた。
あかりも楊をとりまく怪しげな男たちを見て、すぐに目の前にいるお婆さんは裏社会の人間だと言うことに気づいた。
｛この人に賭けてみよう！｝
あかりはそう決心して、日本に帰国してからのこと、そして赤木に脅されていることなどを全て洗いざらい楊に話した。
楊はあかりの話を何も言わず静かに耳を傾けて聞いていた。
そしてあかりが話し終えるとゆっくりと喋りだした。
「そりゃひどい目にあったね～」
「で…その赤木という男にお金を払い続けるつもりなのかい？」
と、楊は優しくあかりに問いかけてきた。
すると…涙を流しながらあかりは
「できることなら復讐してやりたい！」
と、叫ぶように語った。
その言葉を聞いた楊は
「復讐と口封じ、同時にできる方法があるよ」
これが決定的な言葉となり、
この後、日本と香港を股にかけた壮大な復讐劇が繰り広げられることになってゆく・・・
果たして、あかりの
復讐は無事に成功することとなるのか？
そして、彼女を守るボディーガード・エンリケとの関係は？
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4話の感想
日本に帰国したあかりに降りかかるいろんな災難は当然のことながら予想できた話ですが、
やっぱり一番きになるのはエンリケの存在ですよね。
作家さんの書き方なのか、ちょこちょこ怪しげなコマ割りで彼が描かれているからやっぱりあかりのお金目当てのボディーガード？
って言う目でどうしても見てしまうんです。
ただ・・・
今回この4話の最後で
エンリケがやってしまった事でますます分からなくなった。
そう・・・
赤木に対してあかりと楊が
意図した復讐と違う結末となってしまったんです。
しかもエンリケのせいで…
もう後戻りできなくなったあかりは、エンリケとともに、このまま修羅の道を突き進んでゆくしか方法はないのだろうか？
タイトルが”懲役100年”てことになってるからこの先、あかりは何らかの罪で逮捕されてしまうのかな～
せめてそれまではたくさんの復讐を果たしてほしいと思う。
赤木に対しての復讐も
エンリケのせいで
なんか気持ち的にはスッキリしない結末だったし
もっと気持ちよいスカッとした復讐劇になってゆくといいな～
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