自ら進んで地獄へと転げ落ちてゆく憐れな勝浦恭人。
自身の愚かさを顧みることもなく、ただただクズな行動を繰り返す彼に待っていたのは、
絶対に勝浦が対等に戦える相手ではない巨大で恐ろしい組織からのキツイお仕置きだ。
精神と肉体を極限まで痛めつけられた彼に、もはや抵抗する余力など残ってはいない・・・
『復讐の未亡人』
18巻の解説と感想です♪
萌愛の祖母による勝浦への容赦ない追い込み方がエグイ!
圧倒的な権力と人間力を見せつけながら娘のオモチャである勝浦恭人をいたぶってゆく教祖様。
そんな祖母の掌で弄ばれる勝浦にもちろん逃れる手立てはない!
もはやまともな思考能力さえ失った勝浦が最後に行き着いた場所は・・・?
萌美の母親は恐ろしいし、その娘の萌美も同じくらい恐ろしい人物だった。
結果…
「この親子自体がメチャメチャ恐ろしいわけだ!」
なんか…萌愛ちゃんが行く末が恐ろしい…(汗)
17巻の解説と感想はコチラ♪
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復讐の未亡人【ネタバレ18巻】転げ落ちてゆく勝浦!
65話:動物
さて…萌美の母親であり、信者数60万を誇る新興宗教『萌動教(ほうどうきょう)』の教祖は、
自分から教祖が仕掛けた網に飛び込んできたマヌケな勝浦をまずは理詰めて追い込んでゆきます。
圧倒的な知力と人間力の差を思い知らされるがごとく、
まるで勝浦が教祖の説法を聞いている感じで二人の対峙が進んでゆく。
やがて…すっかり毒気を抜かれた勝浦は、教団の黒服男たちに連れ去られ、
教団施設にある、だだっ広い書庫のよう部屋に閉じ込められてしまった。
するとそこではまだ若い男女5人の教団員らしき者たちが室内の掃除をしていました。
勝浦は彼らとのちょっとした会話から訳の分からない難癖をつけられ、
挙句の果てに、
「これからお前を動物として扱う」
などと罵倒されて5人の教団員から殴る蹴るの暴行を受け始めました。
薄れゆく意識の中、勝浦は人生の走馬灯を見ているような感じで、
過去の悲惨で辛かった出来事を頭の中でフラッシュバックさせていたのです。
66話:処理
集団暴行を受ける中、たまたま見つけた刃物で一人の男性教団員に反撃した勝浦でしたが、
すぐに他の男性教団員からあっさりと打ちのめされて失神してしまう(汗)
その後…意識を取り戻した勝浦は、目の前に広がる光景を目にして絶叫します。
なんと…
先ほど自分に暴行を加えていた教団員5人のうちの3人が血まみれの死体となって横たわっていたのだ。
ほかの二人はどこへ!?
さらに…
勝浦はさっき奪い取られたはずの刃物が自分の手の中にあることに気づく!
これではまるで勝浦がその3人を殺したかのようだ。
そう…彼はキッチリと教団の罠にハメられたのです。
教団の裏切り者である3人を”処理”するために利用されたのが勝浦だったわけだ。
実に恐ろしき教祖様。
あけ放たれた教団の施設から必死で逃げ出した勝浦でしたが、
彼があの教祖から逃げきれるはずなど1%の確率もないと思われるが・・・
67話:家族
坂本和代の家で凛と萌愛が何やら考え込んでいる。
その理由は二人が手に持っている学校から配布された個人面談の日程を決めるためのアンケート用紙でした。
凛の場合はあらかじめ蜜に頼んであったので特に問題はなかっただが、
大変なのが萌愛の方である。
彼女の家族はいま一家離散状態にあり、
しかも…萌愛が身近で頼れる親族や大人もいないのです(汗)
どうしたものか。
そこで凛は先日ちょうど祖母と孫の契りを交わしたばかりの和代に、
萌愛の祖母として個人面談に行って欲しいと頼んだのです。
「バカ言ってんじゃないわよ!」
和代は呆れた表情で凛からの頼みを一蹴するも、
その後…萌愛の悲惨な家族崩壊ストーリーを聞いて徐々に絆されてゆく、
やがて…
和代は萌愛のためにおばあちゃん役を引き受けることにしました。
凛は和代の好意に心から感謝したのです。
この頃になると和代のメンヘラ行動や発言がほとんど影を潜め、
普通に頼れるおばあちゃんにみたいになっていることが笑える♪
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18巻の感想
「とにかくどうしよういもないクズ男だな勝浦は!」
萌美(もえみ)の元から逃げ出したまでは普通のクズ行動ですが、
そこから教祖の網がはられたクラブで豪遊とかホントありえない所業だ(汗)
1000万円という貴重な逃亡資金を自らドブに捨てるあのバカっぷりには目も当てられない。
オマケに、教祖から理詰めで追い込まれている際の情けないリアクションとその場しのぎの言い逃れ。
なんとも憐れ。
思慮深くて利口な萌美はどうしてあんなクズ男を手元に置いていたのでしょう。
決して萌美が彼を本気好きなわけではないと分かっているんですが、
どうにも理解できません。
バカで間抜けな勝浦なら母親に植え付けられた精神世界から逃れられると思ったのか?
「気が楽だったのかな?」
現に萌美はお金を持ち逃げしてホテルから逃げていった勝浦にまったく動じている様子はなく、
結果…あとでちゃんと勝浦を回収していますもんね。
実にお見事でした♪
まったく…
「あの母親にしてこの娘ありって感じですね!」
最後はもう赤子のように萌美の腕の中でオイオイと泣きわめいていた勝浦。
情けなさを通り越して笑える。
ただ…
「萌美はあそこでまた勝浦を拾ってどうするつもりなんだろう?」
すでに教団の包囲網は二人を取り囲んでいる状態だし。
どれだけ逆らっても到底太刀打ちできない自分の母親から逃げながら、
「あのクズを連れて彼女に一体何ができる?」
なんか…教祖様と萌美の親子対決も目が離せない横軸となりましたね。
そして…
あともう一本の横軸となる凛ちゃんのお話ですが、
コチラは萌美の娘である萌愛を絡めて今回は実にハートウォーミングな物語が描かれていました。
「とにかくここ最近の坂本和代さんがすごくカッコいいんです♪」
蜜と出会った頃の重度なメンヘラ状態はどこえやらといった感じで、
今やあの凛が心から信頼できるゴッドマザー状態になってる(汗)
人って、人との出会いでここまで変わるものなんですね。
というか正常に戻ったというか…
ココまでの和代さんを見てきたら、彼女がかなりキレ者であり、
清濁併(せいだくあわ)せ呑(の)んできた人生経験豊かなご婦人であることがよく分かります。
サイト主のまるしーは、まさか隣人の頭がおかしい和代さんが、
ここまで『復讐の未亡人』の物語に関与してきて、重要な横軸のストーリーを担う存在になるとは、
「全く想像もしていませんでした」
だから…
今はもう和代さんが登場してくる回は嬉しくてしょうがない(笑)
かなり偏屈で、偏った物の考え方をするご婦人ではあるけれど、
どうやら凛や萌愛の身を案じている気持ちは本物のようです。
そこがなんかジンとするんです♪
最後に…
和代さんに凛が懐いていることを嫉妬してる蜜がすごくツボです(笑)
結構ワガママで女王様気質の蜜もまた、パーフェクトウーマンじゃない感じでイイんです♪
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