瑠衣が秋山を思い出の場所へと呼びだした！
彼女は一体血の繋がらない兄・秋山に何をさせようとしているのか？
『ギルティ～鳴かぬ蛍が身を焦がす～』
29話の解説と感想です♪
とにかく兄への執着がスゴイ！
そして・・・
爽の夫婦をを離婚へと追い込んだ瑠衣が次にターゲットとしたのは、
事もあろうに、この血の繋がらない最愛の兄とその奥さんだったのです(汗)
いや・・・
きっと最初から瑠衣の最終目的は兄・秋山だったのだ・・・
ついにこの物語もクライマックスへと駆け上がろうとしているのか？
瑠衣と秋山の直接対決！
というか血の繋がらない兄妹の危険なやり取りが始まる。
どうしても兄・秋山のことを諦めきれずに常軌を逸した方法で執着する妹の瑠衣。
昔の秋山は、そんな妹の態度に辟易（へきえき）してついつい雑な対応でごまかして逃げてしまった(汗)
その結果が今の状況だ！
兄妹でラブホテルに入り、瑠衣の仕掛けたトラップに翻弄され続けるだけの秋山。
恐らく彼も爽と同じく瑠衣に大切なモノを壊されるんだろうな～
28話の解説と感想はコチラ♪
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29話の見どころ
高圧的な態度で兄・秋山をキツイ言葉で翻弄して思い通りに操る瑠衣。
秋山が瑠衣に対してとってきた中途半端に甘やかし続けた行動が、
母親から虐待を受けて荒んだ人生を送る瑠衣には生きる希望と楽しさを教えてしまったわけだ(汗)
「俺がついているから」
数年前に秋山が言った瑠衣へのこの言葉が全てのきっかけだ。
当然それは瑠衣の歪んだ愛情であり、道徳的にも間違った愛情なのです。
しかし・・・
中途半端な態度で期待をさせ続けた秋山にも責任の一端はあるのだろう。
9話の見どころは、瑠衣から少しづつ過去の話しが語られ、
意外な方向へとストーリーが転がり始めるところですね(汗)
「話を聞きたかったらラブホテルに入れ！」
瑠衣は兄である秋山をラブホテルに誘い込み、その後は色仕掛けで血の繋がらない兄を口説こうとする・・・
10年以上も前から兄だけを一途に思い続けていた瑠衣の悲しみと怒りの感情が今ここで爆発するんです！
恐らくこの件（くだり）がこの作品のクライマックスと思いますが、
ラストはどうなるのかな～？
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ギルティ【ネタバレ29話】瑠衣と秋山がラブホテルで？
瑠衣と秋山がラブホテルで？
「10年前、あの女と一緒にいた場所だよ」
瑠衣からの電話で彼女が秋山に告げた場所は、横浜の山下公園だった。
そしてあの女とは…？
もちろん爽のことだ。
10年前、秋山と爽は、秋山がイタリアへ行く直前に二人で会っていたのだ。
そして・・・
瑠衣はこの日の二人の行動で、自分は兄から裏切られたと絶望したのです。
今から、
一体、瑠衣は何を言おうとしているのか？
この後、
”瑠衣と秋山がラブホテルで？”
というとんでもない展開が待っているのです・・・
さて・・・
瑠衣に電話で呼び出されて山下公園までやってきた秋山は、
いきなり秋山の妻・美和子と一人息子である蛍太の名前を出され、大いに狼狽えてしまう(汗)
秋山としては、当然 爽とのことで何らかの話があると思っていたからだ。
しかし・・・
瑠衣は、秋山が溺愛する家族の話を出して彼の心を動揺させ、目の前に建つラブホテルへ二人で入ることを強要しました。
この夜の秋山は、
山下公園で瑠衣と会ってから一方的に彼女から翻弄されていて、為すすべもないといった感じだった。
しかも・・・
挙句の果ては、瑠衣にうまく誘導されて自分から瑠衣の手を引いてラブホテルに入ってしまう(汗)
恐らくこの一連の瑠衣の行動はトラップの一つなんだろうけど、
蛍太の事を口に出された秋山は、すでに冷静な心を失ってしまったのだ(汗)
もう～ココからは瑠衣のやりたい放題となってゆくのです・・・
「何？殺したい？」
瑠衣とラブホテルに入った秋山は怒りをあらわにした態度で、
瑠衣が息子の蛍太にどんなことを吹き込んだのかを尋問する。
すると瑠衣は、
「本当のママは爽さんだよってウソを言っただけよ」
と…半笑いで答えた。
その瞬間、カッ！となった秋山は、怒りで我を忘れて瑠衣の首を両手で絞めにかかった！
しかし・・・
瑠衣は余裕のある表情で、
「何？殺したい？」
と…まるで自ら秋山に殺されようとしているかのごとく態度でニヤニヤと笑っている。
その不気味な瑠衣の笑顔を見て冷静になった秋山は、すぐに瑠衣から手を放した。
すると・・・
このタイミングで一旦 化粧室に入った瑠衣は、自宅で連絡を待っている協力者の睦月にメールを送信する。
そして・・・
ココから瑠衣の仕組んだ秋山夫妻ぶっ壊し計画がスタートするのです・・・
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29話の感想
結局のところ瑠衣の目的は、自分を苦しめた人間全部に復讐をすることだったのかな～？
最愛の兄を奪った憎い爽の仕事や旦那を奪い去り、
今度は自分を裏切った最愛の兄の大切なモノをぶち壊そうとしている。
なので・・・
瑠衣がやろうとしてる壮大な復讐劇の結末は、兄・秋山が持っている全てを奪い壊すことなんだろう。
血の繋がらない大切な妹にそこまでの恨みを買ってしまった秋山。
絶望的な人生を歩んできた瑠衣にとって、まさに秋山は太陽であり希望だったわけだ。
だからこそその中途半端な愛情が仇となったのです(汗）
「ずっとそばにいる」
とか…感受性の強い不幸な少女に宣言して、数年後にはどこかの女に同じような事を言っている。
確かに瑠衣のやってることは常軌を逸しているし、人として最悪な行動を取っているが、
瑠衣から異性として好きだと言われ、どうしていいかわからず逃げ続けていた秋山にも大きな問題がある。
瑠衣を今のモンスターな状態にしてしまったのは秋山なのです。
恐らく、最愛の兄を復活不能になるくらい痛めつけても瑠衣の心は晴れないでしょう！
そんなこと瑠衣は百も承知だろうけど、復讐することでなんとか死なずに生きてきた瑠衣がいるのです。
それは・・・
29話に出てくる最後のシーンで、涙を流しながら秋山を罵倒する瑠衣の姿が何より物語っていて、
瑠衣が抱いている、とてつもなく大きな兄への愛情を見た・・・
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