著者:天井フィナンシェ
『白紙の上でさようなら』
7話の解説と感想です♪
それなりの時間が経過したこともあり、淡い期待をした母との会話でしたが、
恵のそんな思いは見事に打ち破られました!
少し考えればこういう無残な結果になることは目に見えていたはずの恵が、
どうしてそこまで積極的になりれたのか?
その理由は間違いなく雲水先生との出会いが彼女に勇気と希望を与えたからだ。
今回はそのエネルギーが残念な形で消費されることとなったが、
恵の止まっていた人生を前に進めるための大きな第一歩となったことには違いない。
「恵を見てると信頼できる仲間がいるって本当に幸せな事なんだと改めて思い知らされます。」
6話の解説と感想はコチラです♪
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白紙の上でさようなら【ネタバレ7話】辛いときは人に頼ってください!
辛いときは人に頼ってください!
母親との電話でこっぴどくメンタルを痛めつけられた恵の目には涙が溢れ出ている。
たった今、実の母親から、
「アンタのことは家族と思わない」と親子の絶縁宣言を言い渡されたのです。
そもそもガラスのハートの持ち主である恵としてら心が壊れないはずがない。
雲水先生や武井と話しているうちについつい気が大きくなったのか、
今イチバン接触してはいけない人物と会話をしてしまったのだ(汗)
母親との電話を終えたあとで顔面蒼白になっている恵を心配して声をかける雲水先生ですが、
無理やりぎこちない笑顔を浮かべてカラ元気に振舞おうとする恵ですが、
どうしても母親から受けた精神的ダメージは隠しようもなく、
それが立ち眩みという症状で恵を襲います。
この期に及んでまだ回りに迷惑をかけないよう気を使っている恵に対し、
今回ばかりは少し強めに雲水先生が恵に助言します。
「辛いときは人に頼ってください!」
そういうえばこれまで恵には本当の意味で頼れる人など一人もいたことがなかった・・・
夢の居場所
ちょうど恵の体調に異変が起こって雲水先生と武井がバタバタした時でした。
雲水スタジオの二階フロアーのアパートで暮らしているスタッフの小室がトツゼン現れて、
「なんか漫画貸してくださいよ~♪」と3人に呑気な声をかけてきたのです。
すると…彼女の存在が一気に緊迫した空気をやわらげ、いつしか恵の体調も元に戻っていました。
恵が少し元気を取り戻したところで小室は自分の部屋に恵を招待したのです。
雲水先生の計らいで雲水スタジオがある建物の二階部分は、
なんとアシスタント専用のアパート形式になっているのだ。
漫画家のアシスタントらしく部屋中に漫画やその他のメディアが所狭しと置かれた室内を見た恵は、
自分がまさに理想とする”夢の居場所”が形となっているようで思わず感動してしまうのです。
そこから恵は小室に促されるかたちで自分の過去から現在に至るまでを語り始めます。
やがて…恵の話を一通り聞き終えた小室は、実にフラットな表情で、
自分も恵と同じように両親とは絶縁状態であることを話し始めます・・・
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7話の感想
恵の母親があそこまで恵のことを激しく憎悪している気持ちは一体どこから来てるのだろう?
もちろん母親だからといって我が子を愛していない親などたくさん存在するとは思いますが、
ちょっと恵の母親に関しては娘に対する感情に異常な部分があると思うのです。
やはり恵が例の漫画賞を受賞したことが引き金となって姉の春が壊れてしまったことが原因なのだろうか?
でもそれ以前からこの母親は明らかに姉の春と比べて恵を邪険に扱っていました。
となるとやはりすでに亡くなってこの世にいない父親との関連が濃厚ですね。
今回のエピソードの中に、まだ幼かった頃の恵が母親に叱られているのを庇う父親の姿がありました。
「この子は春とちがって繊細なんだから…」
という父のセリフで母親の怒りを逆撫でする光景はかなり気になるところです。
恵になんらかの秀でた才能みたいなものを感じていた父親が恵を必要以上に可愛がり、
どこか自分と性格が似ている姉の春に肩入れするようになった母親。
「まぁこんなところだろうか?」
人間の感情なんてスゴク複雑そうに思えて意外に単純なものだと思う。
だからサイト主のまるしーが想像するに、
母親の恵に対する憎しみの根源は”嫉妬”にあったのではないかと考えてしまう。
必要以上に恵の個性を尊重してそれを伸ばそうとした父に対し、
心の中で恵にそんな才能はないと決めつけて辛く当たっていた母親。
その結果…
恵は母親の意に反してものすごい才能を開花させて父親の言ったとおりになり、
自分が期待して愛情を注いできた姉の春は受験に失敗して引きこもり生活に転落。
これで母親の中にある何かがぶっ壊れた!
母の無能っぷりを恵が証明した形となってしまったのだ(汗)
母とすればとにかく恵みを罵倒して拒み続けることでしか自分を守る手立てがなかったのかもしれない。
ただ…
母親のそんな事情が分かったとてまったく同情する余地などイチミリもない。
むしろより酷い母親であり腐った根性の持ち主だと思ってしまう。
15年に渡って我が娘の人生を奪ってきた残酷な母親は、
これからその報いをたっぷりと受ければいい。
まるしーからすれば姉の春も同罪に等しい存在だけど、
彼女に至っては当時の心境や恵に対する接し方などが全然まだ描かれてはいないので、
今のところ報いを受ける側なのか救われるべき被害者なのかの判断がつきません。
ちょっと様子見です。
とりあえず、恵に”小室ちゃん”という素晴らしい仲間ができて本当によかった♪
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