著者:天井フィナンシェ
『白紙の上でさようなら』
9話の解説と感想です♪
恵がもっとも自分らしく居られる場所。
それが雲水スタジオの二階にある仲間たちが住むアシスタント用の寮だ!
紆余曲折なんだかんだ色んなことがあった先に恵が見つけたパワースポット!
雲水先生の美味しいお手製カレーをみんなで食卓を囲んで食べる。
これほど楽しくて胸躍る幸せな時間はないのです。
どうしよう…私はもうこの心地よすぎて仲間と切磋琢磨する環境から離れたくない!
でも…
そのためには恵にとって越えなければいけない大きな壁がある。
今の正直な気持ちを伝えたら、彼は納得して私を送り出してくれるだろうか?
「ずっと後回しにしてきた重要案件にやっと対峙する時が来ました。」
8話の解説と感想はコチラです♪
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白紙の上でさようなら【ネタバレ9話】これが環の本音だったんだ!
大反対
雲水スタジオの連中と過ごした幸せ過ぎる時間の興奮をそのままに、
家に帰って来た恵が息つく暇なく雲水スタジオでの様子を環に伝えていました。
始めのうちはにこやかに恵の話を聞いていた環だったのですが、
その内容が雲水スタジオの二階にある寮で恵が住む住まないの流れになったところで、
実に分かりやすく環の表情が急激に硬くなった!
もちろん環はその寮で恵が住み込みしながらアシスタントの仕事をすることには”大反対”だ。
これまでも雲水先生を始めとする雲水スタジオのスタッフらに嫌悪感を示していた環ですが、
今回ばかりはもう我慢しきれなかったのか、
いま恵がもっとも信頼して勇気をもらっている雲水スタジオの仲間たちのことを、
何も知らないくせに、ただアシスタントというだけでバカにするような暴言を吐いたのです。
その瞬間…恵の心と体が怒りと悲しみで凍り付いた!
これが環の本音だったんだ!
「私の大切な人たちをバカにしないで!」
環の暴言に対して真っすぐに怒りを露わにする恵。
雲水スタジオのことで2度目の激しい言い争いが始まる(汗)
それでも環は冷酷な態度で恵を諭そうと自分の意見を曲げませんでした。
さらに…
環は自分が恵の進むべき方向性を示してあげないと、
今まで何も一人で物事も決められないかったことを指摘したのです。
それはまるで自分が恵の保護者でもあるかのような上から目線な言い方でした。
{そうか…これが環の本音だったんだ!}
そこで初めて今まで恵が目を逸らして見ようとしなかった環という人間の本質を知った気がした。
落胆なのか絶望なのか、そこからなかなか言葉が出てこない恵。
そんな恵の様子を見て彼女を説得できたと思った環は、一息いれようとお茶を入れ始めた。
しかし…
恵としては大切な仲間と自分のことこれ以上環の間違った尺度で評価されてはたまらない。
ここから恵の淡々とした環への反論のターンが始まります。
そしてこのあと…
恵に正論で反撃された環は、嘆き節になって理不尽な要求を彼女に突き付けたのです・・・
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9話の感想
予想していた通り環が激しいイチャモンをつけてきましたね(汗)
もちろん環が大反対するのは目に見えていましたが、
「どうして恵はこのタイミングで環と別れる決断をしないのだろう?」
もう機は熟しているではないか!
もちろん人の思いなんて千差万別だから仕方のないことだとは思うけど、
もし恵が環の言動や行動に対して恐怖を感じているのであれば、
すでに二人の対等な恋愛関係は破綻しているも同然なのです。
今の環がやろうとしていることは、懸命に過去のトラウマから脱出しようとしている恵の邪魔をしているだけ、
たぶん自分では分かっていないのだろうけど、
環の恵に対する愛情は、彼女が彼の保護下にあったからこそのもので、
常に恵が環にとって憐憫の対象でなければならない傲慢さが彼の中に見え隠れしているのです。
要は弱者である恵のことが好きな”サディスト”だということだ。
それが今回の恵に対する環の上から目線な言動にありありと出ていました。
環がそんなにも分かりやすい”モラハラ男”なのに、恵の反応が最悪でした(汗)
しかも…
環に挑発されて理不尽な条件を飲んでしまうという愚かな判断をしてしまいました。
バカげた挑発に乗せられてしまった恵もダメだけど、
自分の大切な恋人がやっとのこと辛い状態から抜け出そうとしているタイミングで、
そこに自分が関与できなかったという愚かなプライドを誇示するために、
これまで恵を苦しめ続けた母と姉たちのように彼女の心を束縛しようとする環。
サイト主のまるしーから見たら環は害悪でしかない!
目標ができて前だけを向いて輝いている恵が妬ましくてしょうがないのだ。
「ほんと情けないよ環」
もう過去の傷をナメるだけのお前の役目は終わったんだ。
というかお前の存在こそが恵の止まった時間を動かせない原因だったことにいい加減気づけバカ!
「一日も早く恵から離れてあげなさい!」
いつものように強い態度に出て恵を丸め込もうとして失敗した環は、
次には情に訴えて恵の罪悪感を掻き立てる方向で彼女を繋ぎとめようとする。
「ほんと最低なクズ野郎だな貴様は!」
確かに恵のリアクションも中途半端でイライラはするけれど、
それはやっぱり今までずっと彼女の中で時間が止まっていたことの後遺症があるわけで、
やっと今その止まっていた人生の時間を動かし始めたタイミングなのです。
だからこそ今の時点で恵にはメンタル的に無理をさせたくはない。
今回の環にぶつけた中途半端な反論が現在の彼女にできる精いっぱいの反論と叫びだったのでしょう。
なので恵をそこまで悪く思えないまるしーがいるのです(汗)
例えグダグダで自分の意見をはっきり言えない恵の態度を見たとしても・・・
とにかく…
「空気を読めよ…環!」
>>>『白紙の上でさようなら 』10話の解説と感想はコチラ♪
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