著者:まなづき / 顧宮ちえ
『破滅の聖女は運命の夫の溺愛から逃れたい』
5話の解説と感想です♪
刻前と目まぐるしく変わる現世の状況。
ローザを巡ってクロードとホルストが婚約者に立候補するという異常事態発生!
そんな超モテ期を迎えていることとは露知らずクロード邸の来賓室のベットで三日三晩眠り続けているローザ。
聖女査定の日にすっかり面目を潰されたブリードとアリシアからは大きな怒りを買い、
まだまだ気の抜けない危険な状況の真っただ中にいるローザですが、
今度こそ自分の愚かな判断でクロードの命を奪われないために適切な行動をとらなければいけない。
刻前とはすっかり変わってしまった今の状況でどうすればクロードは死なずに済むのか…?
今は己を知って敵を知ることがなによりも最優先だ。
とにかく聖女査定の事故で顔に傷が出来なくてよかった…♪
「もしかしてローザと同じくクロードもタイム―リーパーという事なのか…?」
4話の解説と感想はコチラです♪
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破滅の聖女は運命の夫の溺愛から逃れたい【ネタバレ5話】ローザを巡る恋バトル!
婚約の申し込み
数々の波乱を呼んだ聖女査定の日から、クロード邸で三日三晩眠り続けたローザが無事に意識を取り戻しました。
そのあいだクロードは頻繁にローザの部屋に様子を見に来ていたようで、
ローザが目を覚ました際もベットに腰かけて彼女の顔に触れていたところでした。
まだ夢の中と現実との区別がつかない状態でクロードと自然な会話をするローザがなんとも可愛らしく、
あの超クールでめったに感情を表に出さないクロードが実に満足そうな笑みを浮かべているのです。
その様子からすでにクロードがローザにゾッコン状態にあることがよく分かります。
同時にローザの方も目を覚ました時にクロードの顔が目の前にあったことで、
まだタイムリープが継続されていることにホッとして、確実に未来が変わっていることに安心して未来に明るい希望を抱きます。
さらにこの時、本来なら出会うまでにまだ2年も先になるはずのクロードから婚約の申し込みを受けるという大事件発生だ!
えっ…!?
{こんなにお早くですか?}
驚くやら照れるやらで心の中が騒がしいローザがいるのです。
クロードがローザの寝込みを襲ってプロポーズしている様子を目の当たりにした侍女のヨハンナは、
ローザの美しい容姿に魅了されてクロードが婚約を申し出たと思って彼に対する印象はよくないみたいだが、
クロードが女性の”ルックス”だけを重視して結婚相手を選ぶ男性でないことを一番よく分かっているのはローザ自身なのです。
なにせ…刻前は顔に酷い傷を持ったローザに自ら進んで結婚を申し込んでくれたクロードですから…。
ローザを巡る恋バトル
ヨハンナからローザの寝室を追い出されたクロードが皇帝騎士団の本部へ向かうと、
副団長のギャリクが声を掛けて来て、協会側からローザが受けた聖女査定の”合格通知”が届いたことを伝えてくれました。
さらに悪いニュースとしてローザの父親であるベトール家の当主が「娘を返せ」と怒りモードであることも教えてくれた。
クロードにはローザの父親が何を言ってこようと、ベトール家の人間がこれまでローザにどんな酷い仕打ちをはたらいたかの証拠や物証を押さえているという自信があり、
ベトール家からのクレームに全く意に介さない様子でした。
そんな中で最後にギャリクから聞いた話でクロードの表情が大きく変わった瞬間がありました。
その話の内容とは…
例の聖女査定の日にクロードたちと同席していたハミエル大公家の子息で神聖騎士団のホルストが、
ベトール家の当主・コンラートに対してローザとの”婚約”を申し込んだという話だった…。
早くも皇帝派の騎士団長と教会派の騎士団長との間でローザを巡る恋バトルが勃発したわけです…。
そんな中、ホルストがローザとの婚約を熱望しているという事実を知って怒りに震えている人物がいました。
それはもちろん例の極悪兄妹の二人です…。
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5話の感想まとめ
冒頭でもちょっと書きましたが、恐らくクロードはローザと同じ時期にタイムリープした可能背が高い人物です。
皇帝騎士団の副団長 ギャリクがクロードについて「まるで人が変わったみたいな…」と口をついて出たあの言葉、
ギャリクがそう感じたタイミングがここ一ヵ月ということなので、ちょうどローザがタイムリープした時期とも一致しています。
この予想が当たっているとすれば、当然クロードは自分が殺されない方策をとってくるはずで、
もし…刻前の世界で自分がローザの裏切りによって死に追いやられたと思っていたら、
今回のように早々とローザに婚約を申し込むなんてことはありえないわけで、
ローザ自身は刻前にクロードが誹謗の死を遂げた責任が自分にあると思い込んでいるみたいだけど、
クロードから見た真相は違うところにあって、逆に彼の方がローザに対して罪悪感を持っているような感じもするくらいだ。
たぶん刻前のクロードが死に際にローザへ言い残した例のセリフにはまだ続きがあったのでしょう。
なんともじれったい話だけど、そう考えると刻前の二人はそれなりに心を通じ合わせていた夫婦関係だったように感じ取れる。
ローザがあまりにも自分のことを卑下しすぎていてクロードのことを夫としてではなく、
自分を拾ってくれた親切なご主人様としか見ていなかったので、
本当の意味でクロードという男性の”人となり”を知る機会がなく今回のタイムリープを迎えてしまったのかもしれない。
今回の内容を見てその思いを強くしました。
「現世では二人のラブラブな夫婦関係がたっぷり見れたらいいな~♪」
そのためにはまずホルストとローザの縁談話をぶっ壊さないといけないですね。
ベトール家の当主 コンラートはアリシアでなくても問題ないみたいですから、
このまま話が順調に進めばホルストとローザの縁組は十分に考えられます。
あとはコンラート以外のベトール家の者たちがどうやってその縁談を阻止してくれるかです。
特に母親のデルマなんかはアリシアを差し置いてローザとホルストの結婚なんて絶対に認められないでしょう。
兄と弟を含めて母と兄妹全員でローザの縁談をぶっ潰しに来るはずだ。
そういった彼らの動きはローザと結婚したクロードにとってすごくプラスになるから願ってもない妨害工作ですね。
何してもクロードが強引なやり方でローザを自分の屋敷で匿っている状況はすごく有利に働いている。
もし…あの日にローザをベトール家に残したまま帰っていたら、
クロードがローザを妻にできる可能性はほとんどなかったことでしょうし、再び会えた時は誰かの妻になっていたはずです。
なぜならばローザは聖女査定に合格した上に、刻前のように顔に傷も負わず美しい姿のままだからです。
由緒ある血筋の美しい聖女さまであるローザを男性たちが放っておくはずがない。
だからこそ有無も言わさずローザを自分の屋敷に連れ去ったクロードの行動は大正解だったのです!
さて…
これから一週間後に行われる国を挙げての”聖女のお披露目パーティー”では、
一体どんなアリシアとブリードたちの嫌がらせ攻撃が待っているのか…?
どうせまた分かりやすい浅はかなやり方でローザを陥れようと企んでいるんだろうけど、
ちゃんとクロードはローザのことを守ってやれるのだろうか…?
今回もキッチリと極悪兄妹を返り討ちにして欲しいもですが…。
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