一緒に生活してみて初めて気づく傲慢な自分の姿。
日常のちょっとした深見の行動を目の当たりにして、
ユウはどれほどナオに自分勝手な考えを押し付けていたのかを思い知ったのです!
『花嫁未満エスケープ』
13話の解説と感想です♪
自分はなんて自己中で嫌な奴だったんだろう(汗)
深見を通して自分自身のダメな行動に「はっ!」とさせられ、
深見と歩き出したはずの幸せな毎日に早くも違和感を感じてしまうユウがいた・・・
13話の見どころ
これまでどこか腰を据えて深見との新しい生活を作ろうとしていなかったユウですが、
前回12話の内容では、ようやく深見との関係を真剣に前へ進めていこうとする意志がうかがえました。
なのに・・・
今回のお話でユウと深見の間に横たわる決定的な問題が見つかってしまうのです(汗)
しかも・・・
「それは全てユウの問題だった!」
基本的に深見はユウと再会してからなにも考え方やスタンスは変わっていないことに対して、
そこになぜか違和感を感じてしまうユウ。
でも…
だからといってユウの考えが大きく変わったということではないのです。
ユウと深見が、学生時代の元カレ・元カノの関係性から、
本当の意味での恋人同士になったことで、本来の自分を相手に見せることになったことが原因かもしれない。
そうなると、今まで見えていなかったものが見えてくるわけです・・・(汗)
さて・・・
13話の見どころは、
ついにユウが自分の傲慢だった生き方に気づいてしまったところです!!
この”気づき”は残念なことに深見との幸せな未来に大きな影を落としてしまう結果になってしまったのです(汗)
なぜか深見の愛情あふれる気遣いや優しさに窮屈な感情を抱いてしまうユウ。
そして・・・
もしかしたら自分は元カレのナオに同じような窮屈な思いをさせてしまっていたのではと考えるのです(汗)
ナオとの関係を全て終わらせてしまった今、
後戻りできない深見との新たな生活を最優先に考えないといけないユウは、
懸命に深見との新生活を楽しもうとするのですが、
男女の相性なんてものは、努力して良くなるような代物ではないわけで・・・(汗)
なにやらまた大きな波がやってきそうな気がしているのはサイト主のまるしーだけではなさそうだ。
12話の解説と感想はコチラ♪
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花嫁未満エスケープ【ネタバレ13話】幸せの違和感!
前回からの続き…
深見とユウが買い物から帰宅すると、ユウあてに仕事で必要なアクセサリーカタログが届いていました。
「これがホント可愛くてさ~」
嬉しそうにカタログのあるページに紹介されているペアリングの広告を深見に見せるユウ。
すると…
深見はユウがトイレに用を足しに行った際にスマホでそのペアリングのページをスクショしたのです。
彼のユウへ贈るクリスマスプレゼントが決まった瞬間だ。
なんだかやっと二人は気持ちも新たに幸せな時間を過ごせている…
はずだったのだが、
ここでユウがとんでもない自分自身の生態に気づく瞬間がやって来る!
それは…
深見がリビングのソファーに脱ぎ捨てた上着のボタンが取れそうになっているの発見した瞬間だった。
ついついナオと同棲していた時の癖で勝手にあとで付け直そうと思っていたら、
そんなユウの行動に気づいた深見は、ユウの気遣いに感謝したあとに、
取れそうになっているボタンは普段使わない場所だからと言って自分でそのボタンを取り外してしまったのです。
この一連の二人のあいだに交わされたやり取りでユウは「はっ!」とさせられたのです(汗)
{自分のお節介な行動!}
{頼まれてもいないことを勝手に…}
そしてこの時、ナオから以前に言われた「ユウが全部勝手にしたことだろ?」というセリフが、
ユウの頭の中でフラッシュバックして蘇ってきたのです(汗)
{もしかして…ナオとの関係で変わらなきゃいけなかったのは私も同じだった…?}
深見との関係を通じて徐々に自分のこれまでとってきた行動に疑問を覚え始めるユウだった・・・
幸せの違和感
さらに…問題は深刻化してゆく。
深見と生活している中で、本当ならすごく幸せなはずなのに、
どうしても深見の気遣いや自分に向けてくれる愛情表現素直に喜べないユウがいるのです。
普段の生活の中でなによりもユウのことを最優先に考えて立ち振る舞ってくれる深見に対し、
ユウはなぜか”幸せの違和感”を感じてしまうのである。
その気持ちを一言で言ってしまうと”窮屈”という言葉が当てはまる。
深見の自分に対して向けてくれる気遣いや愛情が、なぜだかユウには嬉しく感じないのである(汗)
そしてそんな自分の傲慢な性格に気づいて落ち込むユウ。
{深見くんはこんなにも私を優先して考えてくれるのに…}
それがちっとも嬉しく感じないのはなぜだろうか?
翌日、職場で年長者のスタッフ・美沙(みさ)に、
自分の傲慢で嫌らしい性格が原因で、素直に深見から注がれる愛情をうまく受け取れないと相談するユウがいた。
彼女としては深見が無理をしてユウを最優先に考えて行動しているように思えて、
それが窮屈や幸せの違和感に繋がっていたのだが、
そんな負のスパイラルに陥っているユウに対して美沙は、
深見にとって一番の幸せが、ユウを大切にすると言う事だったら、
ユウがいま深見に感じている窮屈な思いはお門違いになってしまうよと指摘するのです。
納得するユウ。
さらに…
美沙からまだ二人の恋は始まったばかりなんだからと優しく励まされ、
そんな美沙の前向きなアドバイスに気持ちが軽くなったユウは、
なんとか自分もゆっくりでいいから深見の優しい気遣いや溢れんばかりの愛情を、
自分に向けられてきた以上の愛情を返しながら受け取れる努力をしてみようと気持ちを切り替えたのです。
だがしかし・・・
せっかくユウの気持ちの揺れが少し収まったそんなタイミングで、
ユウの職場にナオからとんでもない最終兵器が届いたわけで・・・(汗)
これは…かなりヤバイ!!
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13話の感想
やっぱりこういう流れになってしまいましたか…(汗)
これまで自分勝手だと思っていた元カレの行動や言動は、
むしろ自分か率先してそうさせていたのだという現実に気づく瞬間だった!
「これってある意味で恋人や夫婦のアルアル的な現象ですよね」
特にボタンのシーンとか、テレビのリモコンのシーンなんかを見てるとホントそう感じました。
ユウの中では、
「やってあげてる」という意識で、
深見の中では、
「してあげたい」という意識である。
どちらも相手のことを想ってやってる行動なんだけれど、
「その中身は全然違うんですよね」
彼のために私がわざわざしてあげてるという感覚のユウは、
いつしかその行動に感謝の言葉や同じ気遣いを求めてしまう。
そんな気持ちがずっと積み重なっていって長年付き合っていたナオと別れてしまったわけです。
しかし・・・
深見の場合は、最初から相手に感謝の言葉も見返りも求めていない、
「してあげたい」という一方的な愛情表現なので、
どこまでいっても相手に対するストレスなんて発生しないわけです。
「私は自分勝手で嫌な奴」と自分でそう自分自身を罵っていたユウですが、
そういう自分の一面に気づいたことで、別れたナオトの心の距離がグッと近くなり、
逆にそんな大切なことを気づかせてくれた深見との距離が開いてしまった(汗)
「深見くんにとってはなんて不幸な結果なのでしょう!」
最初からまるしーは深見くん推しでこの作品を読んできたので非常にこの展開は辛い!
仕方がない事なのだけど・・・
これは決してユウが悪いという問題でもないし、
かといってお互いの相性が良くないことが分かっているのに、
ユウが努力して深見との生活を続けてゆくのも絶対に違うと思う(汗)
元カレのナオは確かになんでも自分から尽くしてくれてきたユウに甘えてばかりだった。
でも…
いま思えば、彼が、
「ユウはやりたいからやっている」
と言っていたナオの発言もまんざら間違えではなかったのだ。
これがいわゆる”人の相性”というものなのでしょう。
深見のように自分から積極的に気遣いや愛情を注いでくれる男性に幸せを感じられないユウは、
結局…ナオのような恋人にドップリ甘えてくるタイプの男性を欲しているのかもしれない。
これは正解がないだけにとても切ない問題です(汗)
さて・・・
次回、ナオから送られて来たマリッジリングを見たユウは一体どんな気持ちになるんだろう・・・
なんか・・・
「見たいようで見たくない」
というか非常に面白い♪
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