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ホリデイラブの最新 5巻のネタバレ!里奈の切り札に再び…

張りつめた空気の中で行われた両家の話し合い!

事態はとんでもない方向へ進んで行った・・・!

こじれにこじれまくる不倫の愛憎劇に、

傷ついた二組の夫婦は一体どういう結末を迎える事になるのか・・・?


里奈の切り札に再び…

『ホリデイラブ』

5巻の解説と感想です♪

もう~人の不幸はたまらないビタミンCなわけで

待ちに待ってた最新巻が配信されて速買いしたサイト管理人まるし―です♪

もうこの二組の夫婦に今は完全
ロックオンされちゃってるんです!

カワイイ絵にはとても似つかわしくない

グロい不倫愛憎劇なストーリーで、

読者が抱いている不純な心のヒダを鷲掴みにしてくるんです!

前回、二組の夫婦は初めて全員で顔を揃えての

直接対決に挑みました。

会話が進むほどに4人のトークはヒートアップして・・・

というところまでが4巻までのお話でした。

恐らくこの5巻で、

里奈は隠し玉を差し出してくるはず・・・

というか実際に出してきました!

その時、杏寿はどういう反応を見せるのか?

そして、例の事実を聞かされた純平は杏寿に対してどういう感情を抱き、

どのような行動に出るのか・・・?

いよいよその答えが分かります♪


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ホリデイラブの最新 5巻のネタバレ!里奈の切り札に再び…

決着

いくら正直に浮気の状況を説明しても、

わずかな食い違いを指摘して純平を責め立てる渡。

井筒家に来てから何度同じ話を繰り返してきただろう。

いくら真摯に説明を繰り返しても執拗に純平と里奈を追求し続ける渡に、

嫌悪感を抱くようになる杏寿。

 

{まさかこんな粘着質な旦那さんだったなんて…}

いつまでもネチネチと純平と自分の妻を責め立てる渡にいい加減うんざりした杏寿は、

これではらちが明かないと判断して、

渡が望むような”真実”を話すよう純平に促します。

杏寿の考えに同調した純平は、

里奈とは浮気心からではなく、真剣に付き合っていたと

渡が望む答えを話しました。

すると、

案の定、勝ち誇ったように納得した渡はしばらく純平を罵倒すると、

もう気が収まったのか、

やがて慰謝料の話に乗ってきました。

渡が純平に金額を提示しろと命じて、

純平は、200万円の慰謝料を提示しました。

相場よりも少し高めの慰謝料に満足した渡はやっと納得しましたが、

今度は杏寿が里奈に慰謝料を請求しました。

その金額は100万円

ただし、

杏寿は、その100万円の慰謝料は、純平が支払う200万円と相殺したいと申し出ます。

「どうでもすればいい!」

と、渡が言い、

やっと今回の件が決着したかに思えたその時、

杏寿が言った「相殺」という言葉を聞いて、

杏寿と純平は今後も夫婦としてやり直すに違いないと悟った里奈は

自分の携帯を片手に帰ろうとする純平の元へ走り寄ってきたのです…

里奈の切り札に再び…

井筒家を後にしようとする杏寿と純平を引き留めて

里奈は、自分のスマホ画面を二人の前に差し出しました。

そこに映し出されたのは、杏寿が黒井とホテルにいた時の写真でした。

それは、浮気現場の決定的瞬間をとらえたもの・・・

{ま・・まさか!}

里奈が出してきたスマホ画面に身体を凍りつかせる杏寿。

{純平に知られてしまった!}

杏寿は思わず歯をくいしばる。

驚いた純平は杏寿にどういう事なのかを尋ねますが、

杏寿の硬直した表情を見て事態を察知した純平は足早に自分の車に乗り込みます。

慌てふためいて井筒家を後にする高森夫婦の背中を見て、

してやったりの顔をする里奈。

高森夫婦が帰った後、里奈は渡に別れを告げて家を出ます。

苦悩に歪む顔で拳を握りしめる渡。

里奈は全く渡とよりを戻す意思はなく、

逆に渡は里奈を繋ぎとめたくてたまらない。

恐らくこの夫婦はもう終わりでしょう。

問題は、高森夫婦の方なのです・・・

逆転の夫婦

沈黙の中、車は走ります。

{まさか杏寿がオレを裏切るなんて…}

杏寿を責める権利は純平にはないはず、

でも・・・

頭では理解していても体が拒否反応を示します。

「ごめん・・・一人で考えさせてくれ!」

杏寿を自宅まで送り届けた純平はその足で岐阜の寮に戻ってゆきました。

後悔に泣き崩れる杏寿を置いて・・・

杏寿が感じたであろう愛する人の裏切りに打ちのめされる純平。

 

{オレはこれから杏寿とどうしてゆけば…}

{今は杏寿の何もかもが信じられない…}

 

悲しみに暮れながら純平は、

夜遅く会社の寮へと戻ってきました。

すると・・・

純平の部屋の前には、大きなバックを持った里奈が立っていたのです・・・

里奈の恐ろしいまでの執念

とにかく里奈の執念が凄まじい!

「あなたとやり直すつもりはない!」

「あなたは小さい男よ、本当は」

「子供はいつか必ず取り返す!」

 

渡に三行半を突きつけた里奈は容赦なく今までなにも言わずつき従ってきた夫に激しい言葉で言い放つ!

長年バカにしながら
支配してきた従順な妻の逆襲に合う愚かな自己中な夫。

里奈のこれまでの行動は褒められたもんじゃないけど、

女として、なぜ、純平の事を好きになり、愛するようになったのかは、

夫の渡を見たらよく理解できます。

だからと言って人の家の旦那さんを奪い取るような行動はダメだし、

やってることもえげつな過ぎて怖すぎですが・・・

今回も、彼女は衝動的に家を飛び出し、純平の寮で待ってました。

これがまた彼女特有の恐ろしさ。

そんなとこへ、渡りに船のごとく現れる純平・・・

この男はいっつも間が悪いというか・・・

要領が悪いというか、ほんと見ていてイライラする!

そして、

堂々と里奈を追い返せばいいものを、隣の部屋にいる部下たちの物音や話し声を聞いて、

とっさに里奈を自分の部屋に入れてしまう愚かな行為を・・・

 

「回りが静かになったらすぐに出て行って欲しい!」

 

純平は里奈にそう言うけれど、

部屋に入ってしまえばもうこっちのものと、

純平の嫁さん気分で、卵焼きとか作っちゃう里奈。

部屋の中では完全に里奈のペースになってる状況で、

挙句の果てに、

「今夜は帰りません!」

と潤んだ瞳で純平にしがみつく始末。

この里奈の行動に案の定、バカな純平は動揺しまくりで、

里奈を突き放す事もできなでいると、

強引に里奈からキスをされてしまう・・・

「り・里奈ちゃん・・!」

突然キスをされて、さらに動揺の色が増してくる純平。

そしてお互い真っ赤に熱を帯びてくる二人・・・

ここで、里奈は一気に攻める!

「二人で幸せになりませんか?」

じっと純平を見上げて愛を囁く里奈。

しかし…ホントに里奈の魔女パワーは底知れない・・・

まぁ・・・

渡に離婚を突きつけて、家を飛び出してきた彼女にとってもここは正念場だ!

すると・・・

ギュッと里奈の肩を抱いて葛藤する純平。

これで読者の誰もがこのまま純平は里奈に堕ちてしまうと思ったんじゃないでしょうか?

しかし・・・

意外にもギリギリのところで里奈を拒んだ純平。

ホントもう少しでヤバかったけどね~

なんとか純平は里奈を追い返す事に成功します。

ただ・・・

涙を見せながら純平に別れを告げたはずの里奈は、

実はとんでもない置き土産を残してゆくんです。

この時、里奈が仕掛けた小さなトラップが、

後々、純平の身に大きな災いとなってジワジワと彼を苦しめてゆくんです・・・

里奈の執念・・・恐るべし!

最終話に向かって…

里奈のアタックをなんとかかわした純平は、

憂鬱な気分で朝を迎えていた・・・

一方、京都では、

昨日、自分一人だけ送り届けられた自宅で、

自分の過ちに後悔する杏寿が純平との別れを想像して泣き崩れていました。

悩み苦しむ杏寿は、

救いを求めて、親友のハナちゃんに連絡をとります。

ちょうど、あれから杏寿の事を心配していたハナちゃんは、

早速、杏寿とおち会う事に・・・

とんでもない事になったと、うろたえる杏寿の話を聞いて、

ハナちゃんはあるおかしな点に気付きます!

「どうしても引っかかる事があるのよ!」

と、ハナちゃんは、ゆっくりと

杏寿が仕掛けられた罠の真相を突き止め出してゆくのです・・・

ますます混迷を極める二組の夫婦。

『里奈の切り札』から始まった新たなドロドロステージ!

まだまだこの泥沼から抜け出せそうになさそうですね・・・

 

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ホリデイラブ 5巻の感想

かなり入り組んでもうぐちゃぐちゃな状況になってきた

『ホリデイラブ』ですが、

この5巻は特に読みごたえがありました~

浮気騒動もなんとか決着かと思いきや、

待ってましたとばかりに里奈が切り札を出してちゃぶ台返し。

今回はとことん里奈という女の恐ろしさを思い知らされた内容でした!

杏寿を地獄へ引きずり落とし、

夫には三行半を突きつけて、

その人生すべてを掛けて純平を我がものとする里奈の執念。

長いあいだ抑圧に耐えてきた女ほど爆発した時に怖いものはない。

里奈みたいなストーカー気質の女性は特に!

そして相変わらず純平はバカで・・・

杏寿の浮気疑惑を突きつけられ、

自分のしでかしたことは棚に上げてうろたえまくる純平に

もう~ムカムカしっぱなし

どうして男ってこうバカなんでしょうか?

渡もありえないけど、まるしーは純平のことも嫌いなんです~

とりあえずバカな男は嫌だな~

ほとんどの男がそうなんだろうけど、

里奈みたいな危険な女に惚れてしまうような男はダメだ!

ワルでもいいから危険な女に誘惑されないで、逆にだましてるくらいの男がいいです!

その点、親友のハナちゃんはホント頼りになるな~

冷静に状況を分析してくれる友人がいた事で、

杏寿は、純平のもとへ行く決心がついたわけですからね~♪

杏寿はだんだん里奈の本性を見抜いてきたけど、

たぶん純平はまだ里奈の本当の姿を見抜けないんだろうな~

と、いうことはまだひと波乱あるということだ~♪

まぁ・・・とにかく人の家族の修羅場ほど面白いものはない!

 

>>>『ホリデイラブ』6巻の解説と感想はコチラ♪

 

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