著者:橘オレコ
『ホタルの嫁入り』
8話の解説と感想です♪
酒を飲んで狂暴化した新渡戸が拳銃で進平を銃撃しました!
まさかここまでの危険な修羅場になってしまうとは…(汗)
もはや紗都子を身請けしてもらおうなどと言ってる場合ではないヤバすぎる状況の中、
これまで数々の修羅場を潜り抜けてきた進平はまったくの平常心を保っている。
彼からは新渡戸が構えている銃に対する恐怖心なんて微塵も感じられない。
殺しのプロを相手に素人が拳銃を持ったぐらいで実際にはまともな勝負にならない。
しかも…
進平はこの絶望的にピンチな場面であっても、
まだ紗都子に自分をカッコよく見せようと、ノリノリに状態で楽しんでいるようだ。
心配なのは、愛する紗都子を傷つけられた進平が新渡戸を殺してしまう可能性があることだ。
なんおで進平が新渡戸を戦闘不能にすることなど実にたやすい事でしょう。
ただその時…
進平に救われた紗都子はどんなリアクションを見せるのか?
「なんだかんだで実は相性が良さそうに思えてしまう進平と紗都子の不思議な関係性です♪」
7話の解説と感想はコチラです♪
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ホタルの嫁入り【ネタバレ8話】カッコいいでしょ…私の勲章よ♪
考えてみれば当然のことだ。
酒を飲んで凶暴化した新渡戸の放った拳銃の玉が進平の右肩を貫いた!
一旦は床に倒れてすぐに起き上がって来た進平は、
「痛い…痛くて死にそうだぁ~」とか言いつつも、
全く撃たれたことに対する痛みや恐怖も感じていない様子であり、
これには進平を銃で撃った側の新渡戸のほうが逆に恐怖を感じていました。
考えてみれば当然のことだ。
たとえ新渡戸が銃を持っていようと、プロの中でも最上級な殺し屋である進平に敵うわけがない。
少し厄介なのは新渡戸が紗都子を人質にした形で銃を構えていることだ。
もし進平が強引に新渡戸を引っ捕まえた際に紗都子が怪我をさせられてはたまらない(汗)
さてどうしたものか。
だが…
問題はすぐに解決します。
絶妙なタイミングで紗都子が新渡戸の拳銃を奪って彼から離れたのです。
その瞬間…進平が素早く新渡戸の顔面に膝蹴りを食らわせてあっけなく勝負が決まった。
あとは追撃の顔面攻撃のパンチを加える進平を慌てて制止する紗都子という構図だ。
こうして紗都子は無傷で窮地を逃れたわけですが、
本来の目的だった身請け作戦は失敗に終わってしまいました。
しかし…
命あってのものだねであり、今回は『いせ吉』の遊女が新渡戸のお茶を酒にすり変えたから起きた不幸な出来事で、
今さらそれを後悔してもしょうがない。
今回の一件でまた少し紗都子と進平の距離が近づいた感じがした一幕でした。
カッコいいでしょ…私の勲章よ♪
壮絶な一夜が明けた翌朝、すっかり酔いがさめた新渡戸は紗都子と進平に平謝り状態です。
まさかお茶と酒をすり替えられているなど思わなかった新渡戸もある意味では被害者の立場です。
お互いに恨みっこなしということで話を丸く収め、
別れ際に紗都子は新渡戸に桐ケ谷の実家への伝言をお願いしました。
「今は不可侵の島にいるが、必ず生きて帰ります。」という内容でした。
新渡戸から紗都子の伝言を聞いた父親は一体どんな反応を見せるのでしょう?
その後…
身請け作戦に失敗した紗都子と進平のやりとりがなかなかジンとくるシーンでした。
進平が紗都子の胸にある古傷に痛みはないかと心配する言葉をかけると、
どこまで自分の体を進平に見られたのかが気になってしまう紗都子。
彼女にとっては心臓の手術によって刻まれた縦一文字の大きな古傷は最大のコンプレックスなのです(汗)
でも…
そんな紗都子のコンプレックスをいとも簡単に吹き飛ばしてくれる進平がいました。
「俺の傷と比べたら紗都子のなんて気にならないよ♪」
なんと単純で能天気な励ましの言葉だろう(笑)
一緒に悲しむわけではなく、寄り添う態度を見せるでもなく、
ただただ紗都子のコンプレックスを笑い飛ばしてしまった進平。
紗都子は進平なりに自分を元気づけようとしてくれる彼の行動についつい感動してしまった。
そこで彼女は自分の胸元を少し開いて胸の傷を進平に見せると、
「カッコいいでしょ…私の勲章よ♪」
と…おどけて微笑んだ。
その時の紗都子の表情は実に楽しそうで誇らしげだった。
なのに…
このあと紗都子には悲劇が待っていた・・・(汗)
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8話の感想
紗都子が進平に自分の胸の傷跡を自慢しちゃうシーンはすごく良かったな~♪
あのシーンは初めて紗都子が屈託のない自然な笑顔を進平に見せる場面でもあるのです。
「だから余計に感動しちゃう!」
これまでの紗都子は進平に対して常に警戒してるか怒っているか恐怖を感じているかの感情を繰り返していましたが、
やっと進平の前で楽しそうに笑ってる紗都子が見れて胸が熱くなりました♪
それだけに8話のラストページにはかなりの衝撃を受けてしまった(汗)
あんな紗都子の姿はまだ見たくはなかったです。
もう少し先のことかなと思っていただけに、
紗都子には残された時間が多くないことを改めて思い知らされた気分です。
「実に切ない…(汗)」
紗都子の身体のことを思えば一日でも早く天女島から脱出させてあげたい。
たぶん進平もサイト主のまるしーと同じことを思っているでしょう。
それほどあのラストページは見ていて胸がキュッと締め付けらるシーンでした(汗)
「大丈夫だよね…紗都子?」
あと…
この8話で印象に残ったのがシリアスな展開だけど、あくまでもコミカルに描き切った新渡戸と進平の乱闘シーンですね。
紗都子のヒーロー役になろうとして、かなり体を張った救出劇を演出した進平でしたけど、
紗都子のリアクションがいちいち進平の思惑から外れているところが笑えました♪
ぜんぶ進平のやり方が悪いだけのことなのですが、
肩を銃で撃ち抜かれる重傷を負った割には、まったく紗都子が進平にキュンキュンきてなかったところが面白い(笑)
基本的に女性は暴力の現場は大嫌いですし、さらに進平の暴力はいつも度が超えている。
そんな野蛮でと危険すぎる進平の姿を見て恋心を発動させる女性なんてほぼ皆無でしょう。
そこのところをまだ彼は分かっていない。
特に紗都子のように知的な貴族のご令嬢さんは野蛮な行為が大嫌いなはずだ。
仕方がないことではあるが完全に紗都子への攻め方を間違っている進平です。
だからこそ二人で体にある傷跡を見せ合っていたシーンに表情が緩んでしまうんだ♪
そして…
なんだかんだ言いながら少しづつ進平の人間らしい一面に触れて心を開きつつある紗都子。
進平なんてこの先の人生で絶対に生活を共にする相手に選んではいけない男なんだけど、
これまで出会ったことのない男性の魅力を感じ始めている紗都子がいる。
「もうすぐかな?」
いや…
すでにハートの矢印は進平に向いているのかもしれない。
ただ…
惚れた晴れたを言っている前に、まずは紗都子の体調を回復させなければ結婚どころではありません。
「大丈夫なのかな~紗都子は?」
どうしても今回のラストページのショッキングなシーンが頭にこびりついて離れない(汗)
口から血を吐くなんて相当に病は深刻なはずです。
こうなると進平は一日も早く島から脱出する方法を見つけなければいけない!
「なんとかしてくれ…進平!」
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