「美月、そういえば一昨日の夜ってなにしてた?」
ついに、おとやんとの不倫が美月の旦那にバレた…?
二組の夫婦に訪れそうな修羅場の予感!
その時、彼らは?
『1122(いいふうふ)』
2巻の解説と感想です♪
二組の夫婦にさまざまな展開が待っていました。
理想の夫婦とは?
結婚生活とは?
オンナとしての幸せと、正しい家族のありかたとは一体?
前回までのお話
”不倫公認”のルールがある結婚7年目の夫婦、いちことおとやん。
だけど最近、夫・おとやんが不倫相手・美月との恋愛にどっぷりとハマっている。
そんな彼を見ていると、
だんだん”凪(なぎ)”だったいちこの心と身体が疼いてきた・・・
{これは嫉妬なのだろうか?}
自分でも自分の疼く気持がわからず、35歳になった女ざかりのカラダを持て余してしまういちこ。
だけど・・・
おとやんに夜のお誘いをかけても、
「なのを今さら!」
と、セックスは完全拒否!
冷たい夫の態度に傷ついてしまういちこでしたが、
しかし・・・
それは、いちこが最初に言い出した『不倫許可制』ルールだったから文句も言えつ立場ではない。
いちこはこの期に及んで、自分が言い出した夫婦間ルールに疑問を抱いてしまったのである。
{なら自分も相手を見つければいいってコト?}
{でもそんな夫婦って一体?}
夫婦のあり方に悩むいちことは逆に、恋人・美月との甘く幸せな関係にのめり込んでゆく夫のおとやん。
しかし・・・
ある日の夜、おとやんと美月が仲良さそうに肩を寄せあって新宿の街を歩く姿を、
美月の夫・史朗(しろう)に目撃されてしまったのだ。
と、ここまでが1巻のお話でした~♪
今回は、それぞれ二組の夫婦にいろんな変化が訪れますよ~
2巻の見どころ
ついに不倫現場を目撃された美月が旦那にどういう言いのがれで対抗するのか?
旦那にセックスを拒否られて、疼(うずく)くカラダのはけ口を探し始めた妻のいちこ。
一生のパートナーとしてこの関係を大切にしたい妻・いちこと、ひと時も離れていたくないほど大好きな恋人・美月との間で、
その精神的な答えを探して思い悩む夫のおとやん。
三者三様それぞれの視点からの悩みや苦しみが描かれているところが今回、2巻の見どころですね~
そして、この巻の最後では、今後の展開がすごく面白く、しかも複雑になってゆきそうないちこの魅惑的な行動が待ってますよ~♪
「そっちへいったか~?」
て感じのビックリする方向性で、個人的にはよりオモシロさの質が変わってきてワクワクする展開になってます。
なので、今回のお話にタイトルをつけるとしたら、
”いちこの冒険”
て、感じになるのかな~
とにかく、ストーリー的には、話がより複雑になって面白くなってくることは確かだと思うんです♪
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1122【感想と2巻 ネタバレ】夫に拒否られた妻が相手に選んだのは?
したたかな美月
不倫相手、おとやんとの甘い夜を過ごした日の翌日。
くつろいでリラックスしていた夫婦の時間に美月の夫・史朗はふいに彼女へ問いかけてきた。
「一昨日の夜ってなにしてた?」
突然きた夫からのキラークエスチョンに美月は動揺を隠しつつ普段通りの笑顔で、
「ひろ(息子)を母に預けてお花に言ったけど」
と、さらっと出来る限りの平常心を保ちながら手短に答えた。
「それだけ?」
「新宿で美月に似た人見た。すげー楽しそうだった」
夫の静かながらも取り調べのような尋問が続く。
そして・・・
ブランデーを飲みながらあくまでも無表情で美月に話す史朗。
「あ~あの日は、お花の人たちと送別会があったのよ」
と、どこまで二人の関係を知っているのかわからない夫に、出来る限り自然な振る舞いながら答える美月。
彼女もまた、かなりしたたかで肝の座ったオンナなのかもしれない。
ただ・・・
夫である自分が見たこともない笑顔で男性と話す美月の姿を見てしまった史朗の心はとても複雑だった。
とことん妻の浮気を疑いつつも決定的な証拠があるわけではない!
史朗はその夜、まったくと言っていいほど濡れてない美月の身体に、
自分で買ってきた潤滑ジェルを塗りたくって、まったく感じてない妻を無理矢理に抱いた。
愛情のないSEXは美月にとってはまるで器械体操のようだった・・・
そして・・・
美月は、そのたまらなく苦痛な時間を、”自分が夫を殺す”という恐ろしいシーンを妄想しながら目をつぶってひたすら耐えていたのだ・・・
やっぱりダメ
同じ日の夜、大学の同窓会の飲み会に参加したおとやんが夜遅く家に帰ってきた。
「おかえり~♪」
いつもとかわらないいちこの声。
実は、同窓会で友人たちと言い合いになって口ケンカしてきたおとやん。
彼のそんな雰囲気をすぐに察して、やさしくフォローするいちこ。
おとやんは改めていちこの愛情を感じた一瞬だった・・・
やっぱり二人はうまくいっている。
すると・・・
久しぶりにオトコとオンナのいい雰囲気になった二人は、久しぶりの甘いキス…
そして、その雰囲気は盛り上がってその勢いでセックスレス夫婦はベットに・・・
もしかして今夜2年ぶりに合体?
と…思ったら、なんとおとやんが途中でトーンダウンしてしまったのだ。
「ご…ごめんちょっと調子よくなくて…」
このおとやんの悲しい言い訳にものすごく傷ついたいちこ・・・
いちこが思わずつぶやく…
「やっぱ…ダメなのかなーワタシじゃ」
いちこは夫から受けた屈辱的な結果をどう発散していいかわからず悶々としながらその夜を過ごした。
とうぜん夫と一緒のベットではなく、リビングのソファーで・・・
後半の行方は?
2巻の後半ではいろんな展開が待っているんですが、
特に気になるのが夫・おとやんからオンナとして見てもらえなくなってしまったいちこが性の解放を求めてさまようシーンだ。
とにかく一度この体をオンナとして再生させたい!
そう考えた彼女は、まず、友人として信頼できる大学時代からの男トモダチ・五代をセックスに誘う!
しかし・・・
結果は惨敗だった。
{えっ!?ダメなの}
{自分がOKだったらすぐに不倫くらい簡単だと思ってたのに・・・}
思ってもいなかった五代の反応に驚きつつ、またまたオンナとしての自身を失ってしまういちこ。
そして・・・
失意のままいちこが次に頼ったのはなんと・・・
女性のための性風俗だった!
この先、一体この夫婦はどうなってゆくのか・・・?
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2巻の感想
男と女が盛り上がってベットに移動した後、男のモノが使えなくなってしまう瞬間。
正直、サイト主のまるしーにも大昔の過去に一度だけ経験したことがある。
これは経験したことがあるオンナにしかわからないことだけど、
もう…なんて言ったらいいかわからないくらい辛い。
とくに、男のほうから、
「今日は酒をいっぱい飲んだから」
とか
「なんか調子が悪くて…」
なんていう白々しい言い訳をされようもんならその屈辱は、3倍以上に跳ね上がる。
もうホント相手になんて言っていいかわからないんです。
「大丈夫だよ~♪」
と、当時のまるしーは引きつる笑顔で相手に言いましたけど、本心はもう早く家に帰りたくて仕方がなかった。
彼の部屋で泊まる予定だったけど、その後ソッコーで家に帰りました。
そして・・・
その夜はずっと眠らずに、ペディキュアに没頭してました。
だから・・・
おとやんに”ごめんなさい”された時のいちこの気持ちが痛いほどよく分かる!
そして、その後の行動も!
もうこうなったら自分がオンナとしてまだ活動できる状態なのか現状確認したくなるのは当たり前だ。
でも・・・
これも動いてみて初めて分かるもんなんだけど、簡単に相手って見つからないもんなんですよね~
ホントに誰でもいいんならすぐにでも見つかるけど、
実際、だいじな自分の身体を預けるってなると・・・
女は受け身の立場だからどうしても納得できる相手を厳選してしまいます。
しかも、後になって相手がストーカー化したり、ヘンな性癖の持ち主だったり・・・
女側にはやっぱりなにかと危険が付きまとってしまうんですよね~
そこで登場してくるのが、そんなさまざまな基本条件をクリアした相手。
そう・・・
全ての不安要素を解消してくれる”プロ”という存在。
次回は、いちこが初めて風俗を体験することになるのかな~?
話の展開としてはスゴく面白くなってきてるのでメチャメチャ期待しております~
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